まやとあ大ピンチ!
1時間後・・・・。
「つっかれた!」
「ここ広すぎだろ!」
2人はもうくたくたになっていた。
「でも、おつかいはこれからだよ・・・・・・!」
「だな!〝あれ〟するか?」
「いいね!〝あれ〟したちゃおう!せーの!」
「321!!」
2人は駆け出した!
『解説や!
まやとあが言っていた〝あれ〟とは、なんやか教えてやんで!
気づいてると思うけど、〝あれ〟とは、まやとあオリジナルの掛け声やで!
覚えといてや!』
しばらくして・・・・。
「ついた!」
「イエイ☆」
2人は息を切らして言う。
(早く買って帰ろう!)
まやととあは早速店の中へ入って、卵とケチャップを買う。
そして、店から出た。
♡
家へ帰っている時、まやととあは立ち止まった。
「ねえ、とあ。あのおじいちゃん、困ってるのかな?周りをキョロキョロしてるよ」
「困ってるなら助けなないといけないな」
「今、あたしも同じこと思ってた」
2人はおじいちゃんに近づく。
「「こんにちは!」」
「おお、こんにちは」
「困りごと?」
「そうなんだい。情けないことに、公園への行き方がわからなくなってしまってね」
「公園なら、真っすぐ行って右に曲がれば行けるな」
「そうかい。ありがとうね」
「お安い御用だよ!」
まやが胸を張って言う。
「お前が言うなよ・・・・・・」
「あはは!」
まやが爆笑!
「じゃあね」
「「さよなら!」」
そして、おじいちゃんと別れを告げたあと。
まやが、「それで、ここどこ?」っと言った。
「おれも同じこと思ってた。おじいちゃん助けられたのはいいけど、自分たちがあれじゃねえ?」
「うん。これってもしかして・・・・・・」
「おれも同じこと思ってると思う」
「「・・・・・・迷子になった(なっちゃった)?」」
「嘘だろ!?店を出るまで順調だったのに、なんで帰りで迷子!?ありえないだろ!?」
「あはははは!とあがめっちゃ焦ってる!」
「当たり前だろ!帰れないかもしれないんだぞ!?」
「・・・・・・へ?そ、それってお昼ご飯食べれないかもしれないってこと?」
「(こく)」
とあが静かに頷く。
「ええええええええ!?どおしよう!?」
今更ながら、まやは焦りまくる!
「と、とにかく交番に行こうぜ!」
「交番!?た、確かにいいかもしれないけどさ、どこにあるの!?交番!」
「・・・・・・わからん!」
「わかんないなら行けないじゃん!」
(交番どこにあるかわからないし、この道知らないし、どうしたらいいんだ!?)
とあは頭を抱える。
そんな時、まやがピンっときた!
「そうだ!道を歩いてる人に聞いたらいいんだ!」
「それだ!ナイスアイデア!・・・・・・って言いたいんだけど、そんな人ここいないぞ!?」
「嘘お!?マジ!?」
「マジだ!・・・・・・もう、出すすべなし、だな」
とあが絶句する。
続いてまやも絶句する。
「どうしたのかな?」
「「え?」」
2人は驚いて後ろを振り返る。
そこには、黒色のパーカー、ズボン、靴、靴下、帽子、サングラス、マスクをした男だった。
(完全なる不審者・・・・・・!)
とあの顔が青くなる。
「道に迷っちゃって!」
「そうなんだね。車で知ってる場所まで送ってあげるよ。住所?」
「えっと・・・・・・」
「ストップ!」
とあはまやが家の住所を言おうとするのを慌てて、大声を出して阻止する!
「なんで住所教えなちゃダメなんだよ!!」
「なんでって送ってもらうために」
「だとしても、知らない人に住所教えちゃダメだろ!」
「た、確かに」
「・・・・・・」
男は黙り込む。
そして、しばらくして口を開いた。
「気づかれたなら、4んでもらうしかないな」
「嘘おおおおおおお!?不審者だったの!?」
男はナイフを手に取る。
(ヤバッ!!)
「逃げるぞ!!」
「うん!!せーの!」
「321!」
まやととあは全力ダッシュだ!
そんな2人を男は追いかける!
「こっち来んな!この不審者!!」
「そーだそーだ!」
「人を不審者呼ばわりするなんて失礼だね」
「いや、事実だろ!さっきの言動と今の言動で不審者確定だろ!」
「と・・・・・・」
「名前言うな!!」
「ご、ごめん!」
(ヤバイ!いずれ追いつかれるぞ、これ!)
とあは周りを見渡す。
(そうだ!!)
「まや」
とあは男に聞こえないように、小声でまやに話しかける。
「どうしたの?」
「落ち着いて聞け。分かれ道で一旦わかれるぞ」
「へ?」
「そして、犯人をおれが引きつける。その隙にまやは誰かに助けを求めてくれ」
「で、でもとあはどうなるの?」
「おれは大丈夫だ」
「・・・・・・うん」
まやは頷く。
分かれ道が見えてきた。
すると、とあは急に立ち止まる!
「こっち来い、不審者!」
とあはまやが走っていった方向と違う方向に走っていく!
(まや、信じてるぞ!)
とあは心の中でまやに叫んだ。




