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チートな異世界戦記  作者: sasurai
第一章 用意周到
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第一話 ご利用は計画的に

目が覚めたら異世界でした。

いや、俺の場合目を開けたらか?

まあ、どうでもいい。


さあーやってきましたよ異世界に!

只今なーんにもない草原にいます。


息を一杯に吸い込むと草の香りと新鮮な空気、暖かな太陽の光。

ここで野生の魔物でも出ないなら即効で昼寝をしていたに違いない。


しかし竜也の後ろには三十m後ろに森がある。

いかにもモンスターが出てきそうな森なので昼寝はやめておいた。


「さて、きたはいいけどこれからどうしよう?」


とりあえず、今必要なことをまとめてみる。まずは町に行くことかな?そこで色々と情報を集めよう。

次に、武器が必要だな。

でもお金ないから町に行っても買えないし。

ま、空想具現化の能力で作れば問題ないか。

最後は町の方向が分からないなー。

と言ってもすぐそこに道(道路などではなく)があるから最悪その道をたどればいいか。

よし、とりあえず今やることは武器の製造だ。


「しかし、自分でいった割にどうすればいいんだろう?」


まあーこういう場合は何か自分の知っている武器を出すのが一番だ。

というわけで何がいいかなー。

剣とか刀かな?でもあんまりそういうものには触れる機会あんま無かったなー。

ナックル系や棒系にしようかなー?

ナックル系だと近接接近用だから対人間用にしか使えないし、棒系だと効果が薄いし。どうしようか。


・・・。

・・・・・・そうだあれがいいかな?

早速思いついたものを頭に思い描いて・・・。

ここから先どうしよう。

適当でいいか。


「空想物固定。用途は武器。種類は銃。系統はアサルトライフル。性能を完璧に再現。名前はAS‐100F。空想具現化!」


空中に手をかざして適当な呪文でやってみる。

すると。


ピカーっと光る。


光がおさまるとそこには本物の


「はっははは。本当に出来ちゃった。」

そこには映画などでみる兵隊が持っている小銃。

俗にいうアサルトライフルがあった。

しかもこのライフルは現実にあるものではなく、前にゲームでやった地球を守るE○Fの陸○兵さんが持っている最強のアサルトライフルだ。

ちなみに性能は


名前:AS‐100F

攻撃力:210

弾数:200(発)

連射速度:15(発/sec)

リロード時間:2(秒)

射程:192(m)

命中率:A+

ズーム:なし

重さ:7Kg

反動:30


というとんでもないものだ。

しかし、攻撃力においてはいまいち凄さが分からない。

なので実射してみよう。


「森の木を撃ってみるか・・・ってこの銃重いな!!」


いかんせん鍛えているとはいえ、本物銃。それも軍用のものは触ったこともない人にとってはなかなか重い。

このままでは持ち運びどころか撃てるかどうかもわからないのでステータスをいじることにした。


「対象物のステータスの参照。目的は改造。」


ブン。


目の前にコンピュータのウィンドウのようなもの開く。


こんな風になっているのか。

ふんふん、やはり重さの値が高いな。なら値を低くして、ついでに反動の値も低くしおくか。

ウィンドウの値はゾンビを倒す某ゲームの四作目の銃のステータスのようなものだ。

違うところといえば項目がかなり多いということ位だ。

重さと反動の値を最低ラインにし終わるとウィンドウを閉じる。


「うん。軽い。」

持ってみるとさっきまでの重さが嘘のように軽い。というよりモデルガンよりも軽い。


「さて、それじゃー気を取り直して。」


銃を木に向ける。ゲームの仕様なのか十字のカーソルが表示される。これならあてるのは簡単そうだ。

そして引き金を引く。


バンッ!

バしッ!

ドオオオオォォォォォォォォン!!


・・・。

えーっと今起きたことを簡単に説明すると。

弾が当たった場所、これが枝をへし折ったような跡になって重さによって倒れた。

理解できた?

ちなみに後ろにあった木は無傷だ。

とんでもない威力だが貫通性が無いのはゲームの影響だろうか?

そこらへんのところはこれからゆっくりと調べていこう。

ちなみに、乾いた音が発したが反動はほとんど感じ無かった。


とりあえず威力は申し分ない。

後の問題になりそうなのは命中精度ぐらいだがさっき出たカーソルがそのままゲームの命中精度と一致するようなら風などの誤差を考える必要はないだろう。


「武器はこれでいいけど、こんなの人に見せられないしなー。」

何とかならないかー。と考えながら道に向かって歩いた。結局思いついたのは次元魔法だ。


「これは、単なる魔法だからさっきみたいな呪文じゃないだろうけど。どんなんだろう?」

というか。この世界の魔法は詠唱系なのか無詠唱系なのか儀式系なのかさっぱりわからない。こいうときはやはり適当に。


「空間術式、次元空間発動。」

ぶっちゃけ言うと成功した。ただ、あらわれ方が怖かった。何もない空間に目が開くように割れたのはびっくりした。


中をのぞいてみるとそれなりの広さがあるがやはり限界がある。大きさを指定しなかったのでそうなったんだろう。今度は大きさを指定してみる。


「空間・時間術式、無次限空間発動。」

今度は先が見えないほど広い空間が出来た。おまけにこの空間に物体を送り込むと時間の停止の有無が出来るようになった。これなら倉庫としての役割を果たせるだおろう。


「とにかくこれで持ち運びの心配もしなくてよくなったな。」

この無次元空間もそうだけど意外と魔法も便利だな、色々使えそうだ。


もっていたアサルトライフルを入れて今度はこんなことをしてみた。


「空間・時間術式、無次元空間発動。入り口を行使者の右ポケットに繋げ。」

そう言って右ポケットに手を突っ込んでさっきの銃を出す。

うん。

成功した。

これなら緊急時にすぐさま武器が出せる。

しかし、分別して入れたいので次なる実験。


「空間・時間術式、無次元空間武器庫、食糧庫、材料庫、金庫発動。」

すると今度は四つの入り口が出てきた。中身はまるで同じだがこれで分別することが出来るはず。

武器庫の方に銃をいれてさっきと同じように唱えてみた


「おおー。ちゃんと入っている。」

さっきと同じようになっていた。これで問題は無いだろう。

また、いちいち言うのもめんどくさいので固定をしておいた。

これならすぐに出せるからだ。


「こっちの方は、これでいいとして問題は・・・。」

後の問題は町なんだけど問題はどっちかなんだよなー。どうしよう。


こういう時こそ魔法だ。なんかいい魔法は無いかな。

一番いいのは探査魔法かな。

これを広範囲にかければ人の集まっている場所が分かるはず。

やってみようそう言って手を前にかざした


「風魔法・空間術式、探査魔法発動。」

すると自分の脳に直接レーダーのように周りの地形などが分かってくる。

少しして自分の向いている方向に町があることが分かった。

距離がどのくらいか分からなかったが。どうしても今日じゅうにつけないようだったらまた能力を使えばいい話だし。

竜也はのんきに考えながら街に向かって歩き出した。


いきなりチートな武器を作ってしまいました。

しかも、まだまだチートを上げる予定です。


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