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鬼嫁日記 ~家庭内DVで鬱になった(下)僕が幸せになる(かもしれない)話~(2026.10.12 離婚メシから改題)  作者: 焼ミートスパ
4 フラッシュバック編

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4-16 結婚式の御祝儀を盗む犯罪者が近所にいるなんて営業妨害も甚だしい!@近所の中華料理屋店主

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「結婚式の御祝儀を盗むのは犯罪ですよ!」

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外からいきなり怒鳴り声が聞こえて来た



「ぶっ」


と飲んでいたビールを吹き出す客が居た




「ぶっ、ゲホゲホ」


と食べていたラーメンが違う所に入ってしまい窒息死しそうな客もいた




「お、お客さん、大丈夫ですか!?」


中華料理屋(オレ)の妻が背中をドンドンして蘇生させていた




・・・あの家はうちの中華料理屋(みせ)を潰す気か!





オレは中華料理屋の二代目だ


店はそこそこ繁盛していると言って良いだろう


まあ先代のオヤジほどではないけどな




オヤジは野球フアン、いや野球狂いだった


なにせ自分の贔屓のチームのいい場面になると料理をほっぽり出して店のTVの前に陣取っていた


・・・よく店が潰れなかったな




まあくる客も御同様でTVを見るのに夢中だったからな


料理ができても食べることはなかっただろう


だからいいのかもしれん





とまあ先代のおかげでこの街どころか県外にまで有名になった店だと思ってくれ




そんな店を必死に継いでいるというのに店の外から怒鳴り声が聞こえてきた





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「御祝儀とるのは犯罪だよ!さっさと返せ!」

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本当に五月蠅い


営業妨害以外のなにものでもない


いい加減にしてくれないかな




まああの家は昔からそうだから仕方がないのかもしれん


鼻つまみ者の嫌われ者一家


・・・そんな家が店の目と鼻の先にあるというのは不幸以外の何者でもない





初代はひねくれすぎて結婚ができない婆だ




子供がいないため家と仏壇を継がせるためだけに家の修理のために出入りしていた大工を養子にしていた


そして養子になった息子の嫁をイビリ倒していた


なぜ知っているか?


クソ婆が死んだ後、嫁がお腹が空いてもおかしも食べさせて貰えなかったと盛大に近所に触れ回っていたんだよ





養子の息子や嫁はまともだと思っていたがそうでもないようだ


二人の娘の結婚相手らしい若い男の怒鳴り声が聞こえてきたからな



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「結婚式の御祝儀を盗むのは犯罪だとうのが判らないのか!」

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だという怒鳴り声からあの婆の息子やその嫁は碌な人間ではないのが判った


所詮、下流の人間は下流という訳だ


・・・店が忙しくて近所付き合いしてなくて良かった




もちろんオレがまともな人間だと偉そうに言う訳ではない


でもすくなくとも結婚式の御祝儀を盗むほど落ちぶれてはいない

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