表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

28/185

情報収集



戦士「王城について、情報収集してから再開しませんか?」


スカウト「明日は休息日だし、ちょうどいいな」


僧侶「今日はダンジョン帰りなので、明日なら賛成です」


戦士「では、明日情報収集に出ましょう」


そういうと一行は宿で整理をし、いつもの食事処へ向かった。




そして休息日の宿にて

戦士「まずはギルドですかね」


スカウト「そうだな。勲章もあるし、大分いい情報が期待できるな」


皆でギルドに向かって移動を開始した。




ギルドに到着した一行は、飲み物を奢りながら、情報提供を求めた。

王城内部にあるワープステーションが鍵だろうことはわかった。そのワープステーションのドアが開かなくて先に進めないこと、それ以外の部屋はとくに何もみつからなかったこともわかった。


スカウト「やあ、王城について聞きたいんだが、何か知ってるか?」


パーティーで固まって話をしていた一団のリーダーらしき人物に声をかけた。


冒険者1「ああ、攻略中だがな」


冒険者2「この甘味を奢ってくれるなら、教えてもいいかなー」


冒険者3「俺はこいつが欲しいな」


スカウト「人数が多いと出費がいてぇな。ワープステーションについて知りたいんだが」


冒険者1「それなら使っているぜ。この回答なら奢ってもらえるかな?」


スカウトは了承すると、会話が再開した。


冒険者1「あんたらはどれくらい攻略してるんだ?」


魔剣「王城入口にたどり着いたところだ」


冒険者2「なーんだ。それじゃ私達は有益な情報を得られそうにないわね」


冒険者3「あそこは区画が分かれていて、ワープステーションを使わないと、移動できんぞ」


スカウト「らしいな」


冒険者1「今は俺らも飛んだ先を探索中だ」


魔剣「ワープステーションに入れないって聞いたんだが?」


冒険者3「あー、ワープステーションだが、入るにはこんなアイテムが必要だったぞ」


そういうとカードキーをピラピラさせてきた。


スカウト「板?」


冒険者3「ミスギル製のな」


僧侶「ミスギル製なのか」


冒険者1「ああ、最初は遺物として処理しようとしたんだが、偶然こいつを使ってみたら入れたッてワケよ」


スカウト「じゃあ、同じものを見つけないといけないな。あるとも限らないが」


冒険者3「いや、ワープステーションを見る限り、ほかにもこの板はありそうだぜ」


スカウト「どういうことだ?」


冒険者1「複数人が利用できるように、説明書きがあったからな。おそらく板もほかにあるだろう」


スカウト「そうか。助かったぜ」


冒険者2「また何か聞きたかったら、いらっしゃいな」


一行は自席に戻ってきた。



魔剣「さて、あの板が必要なようだが、どこにあるのやら」


スカウト「まずはそいつを探すのが先か」


僧侶「めんどくさいことになってますねえ」


魔法使い「転移の魔法習得まで、あと少しだからがんばろー」


僧侶「おお、それは頼もしい」


魔剣「そうなれば移動が楽になりますな」


戦士「とりあえず情報は揃ったようだから、あとの時間は各自で過ごしてくれ」


魔法使い「訓練場行ってくるねー」


そういうと魔法使いはギルドから出ていった。


戦士「僧侶さんはいかなくていいの?」


僧侶「ええ、今回は行かなくてよさそうです」


戦士「じゃあ、宿にもどりますか」


一行はギルドをあとにし、宿へ向かった。






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ