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番外編 余談1

本編の補足的な話です。題名にナンバーを振ってますが、2が出るかは不明です。今後のために一応番号を振っておきました。


さて、浮遊大陸側が、長髪男女ペアの神の使いを単なるメッセンジャーで戦闘能力が無いと判断していたことについて。

この男女ペア。本編では書いていませんでしたが、美男美女で二十代の人間に見える容姿をしています。

長身細身でもあり、モデルさんみたいな容姿です。

さらに髪は腰まであろうかという長さです。

そして口調は穏やかで、物腰柔らかい感じで接してくれます。男の方はややぶっきらぼうな面がありますが。

そんななので、戦闘能力があるとは判断されていませんでした。

ヒョロヒョロの若造がっ!ってとこですかね。

見た感じ筋肉もなさそうだから、戦えても魔法使い。であれば詠唱開始時に襲いかかれば問題ないと浮遊大陸側に判断されていました。


そんな彼らメッセンジャーと浮遊大陸側との関わりはかなり古いものです。

遥か昔に天に輝く光の玉"天球"の管理を神に任された浮遊大陸人は、その制御に必要な金属として、ヨスギル製の上位金属であるドラゴン製金属を神から賜り、制御パーツに加工しています。

その金属が不足したときや、天球制御で困った事があったときの連絡先としてメッセンジャーである彼らとの連絡ツールも渡されました。

そのため浮遊大陸の管理者、統治者である長官達にとって、長髪男女ペアの神の使いは、一番身近な神側の人間で、何度も顔を合わせてきた存在ということになります。


次に、浮遊大陸側が神の使いに不満を持つ理由の1つに、天球管理をやらされているのに見返りがないというものがあります。(本当は見返りを既に受け取っているのですが、人間ってそういうところは忘れちゃうもんですからねえ。見返りが何なのかはいずれ本編で書きます)

なので、不満は募り、神の使いを倒せば神の言葉を伝える奴はいなくなり、神から解放されて自由になれるものだと考えてしまっています。ですが、天球は自分達にとって無くてはならないものであることも事実なので、金属研究をし、神に頼ることなく、自分たちで何とかしようと考えました。

そしてその工程で生まれたのが、ドラゴン製金属の武具転用技術でした。これは神から禁じられた行為でしたが、神への不満と自分たちで開発できたという自信が彼らを暴走させてしまいました。



以下は本編に関係なく、設定のお話しなので読んでも読まなくても問題ありません。

長髪男女ペアの神の使いに襲いかからなくてよかったね。ということで、彼らが別の神の使いである黒フードに黒ローブの人影"スフィン"と同じ強さだと長官会議の場で言っていたことについて。

これはブラフでも何でもなく事実で、長髪男女ペアは見た目が魔法使いかと思われるような体型ですが、実のところ、本職はバリバリ前衛の戦士です。

戦術の幅を持たすために魔法を習得し、一部の属性魔法については、その属性を司るレベルまで昇華させ、なるべくその属性魔法のみで対応することで、敵対者には意図的に属性魔法使いだと勘違いさせています。また、この長髪男女ペアも他の神の使いと同様に、特定の属性を司どる神でもあるため、無効吸収属性と弱点属性を持ちます。本職は戦士ですので、とある武器種の達人であり、専用の武器を各自1つ所有しています。

本編では唯一ドラゴンが、初回登場時に刀身の見えない刀を披露していましたが、あれも彼の戦士としての専用武器です。

彼らは神の使いと呼ばれていますが、実は全員が戦神で、神様とも言える存在です。




ホントにどうでもよい設定ですが、この長髪ペアの女性の方は離婚と再婚を経験した神様で、妹と弟もいます。妹は既婚者ですが、神様のくせに浮気しています。旦那様に溺愛されていて、その気持ちを理解し、浮気はダメだとわかっちゃいるけどやめられないらしい。ワガママっ子なのでしょう。浮気相手は特定の一人なのですが、その相手がまたマズいことに、悪を取り締まる警官のような立場の神様です。

神の使いも自分たちの生活を送る中で、神の要請や浮遊大陸人の要請に応えているようです。



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