表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
普通に生きたい僕であった  作者: 上鍵心之輔
3/67

3

「それでは5分休みだ。みんな何かしてして来い。」と先生は言い、普通に職員室へ出て行った。

「それじゃあこの学校の周りを見てくる?」と、五分休みが始まって約十秒後に僕は市川さんに聞いた。

“はい” “お願いします”と彼女は答えた。

「それじゃあレッツゴー!」と、古見。

「古見は来たらいけない。」と僕は来ることを禁止した。

「えー。」と彼女は大ショックを受けていた。

「でもどうせついてくるだろうし来てもいいが、何もおかしなことをしないように...」と言いかけると、

「やほー。それじゃあ市川さん、行こうか」と古見ははしゃぎ、市川さんの腕の襟をつかんで、足りだした。

「おい!ちゃんと人の話を聞け!」僕はそのことに築き、慌てて追いかけた。

「待てー!」

5分休みは終わり、学校見は終わり、教室へ帰った。

「それではまずはみんなの個人写真を撮る。主席番号順に来い。」先生は外に出て出席順にみんなが廊下に

出て行った。

その他に人は話したり手軽なゲームをしたり、飲み物をしたり、個人個人のことをしたりしていた。

僕は古見と市川さんと話していた。

「ねえ、夏休みはいつも何をしてるー?」と古見が急に聞いた。

「どっちに聞いてんの?」と僕は聞いた。

「もちろん市川さんだよー」古見の顔は何か不気味だった。

「もちろんってなんだよ!」僕は言い返した。

「いや、別に井辺名訓之が夏休み何をするかって大体わかってるもん。」古見は何でもおみとうしというように

どこからか取り出した眼鏡のおもちゃを付けた。

「ぐ...」僕は負された。

“いつも予定が全くないのでほとんどの日にちは家でごろごろしています。”と市川さん。

「えー!」と古見が驚いた。

“どうして古見さんはそんなに驚くのですか?”と市川さんは古見に聞いた。

「いや、なんかもっと予定とかあるかと思った。これじゃあ高次君みたいだねー」古見は僕をじろりと見た。

「な、なんだよ。夏休みいつも地味で悪かったな。」と僕はすねるふりをした。

何故かというと、夏休みではいつも毎日一時間から二時間、自分の超能力のことをもっと知り、自由自在に使える

超能力を地道に増やしている。なぜかというと、僕の超能力は普通なのかは分からないけど、無限に使える力の

種類があるからだ。ただそのことは誰にも言ったことがない。誰も知らないからだ。誰1人。

それを話していると、「次、6番の異変君。」と先生に僕は呼ばれた。

「あ、はい。」僕は個人写真を撮ってもらうために廊下に出て行った。

「次、市川さん」

「ねえ古見、市川さんの友だちになってくれない?彼女は誰も友達を作ったことがないらしい。だから友達を」

僕は真剣な顔で古見に聞いた。

僕は誰とでも幼馴染なれる込みなら友達になることは楽勝だろうと思っていた。

すると古見は、真剣な顔で「それは無理だ。」と意外なことを言った。

「!?」僕はびっくりして古見を見た。誰とでも友達になれる古見が市川さんと友達になれないなんて。

「なんで!?」と僕は小声で叫んだ。

「だって多分聞いてたかもしれないけど、僕はこういったはずだよ。「この2人は僕が苦手なタイプだ...」と。」

確かに。 と僕は思った。

「どうしても?」と僕は迷いながら聞いた。

「今のところは。」と古見は答えた。

しかし、僕はどちらかというと喜んだ。なぜかというと、「まだなれないとは決まっていないということ」だから。

「それから25分後、僕達は2時間目になっていた。」と、僕。ってか私の役目をとらないでください!「ごめんごめん。」

「誰と話しているんだい?」と古見。

「いや、何でもない。」

「2時間目は...体育か。なんで1日目で普通の授業があんの!」と古見がくるっていた。「1日目だから楽ができると思ったのに…」

ハハハ…やっぱり。と僕が心の中で苦笑いした。古見は、小学校のころからずっと勉強や運動が嫌いだった。なのでいつも次の学年になると、授業がないから楽しんでいたという。

「まあしょうがないか、、って言っても誰も体操風持ってないことない?」と僕がハッとした。

”そうですね。多分行ってみると分かると思いますよ。”と言ってきた(ノートに書いて見せてきた)。

絶対何か知ってるな。と僕はただただ思った。

「それじゃあレッツゴー!」と話を聞くだけと予想した古見は外に走り出ていった。

「気が変わるのはや!?」僕と市川さんは慌てて古見を追いかけた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ