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真実

今日は編入試験当日。やっぱり編入試験だし人少ないのかなぁ。しかも、国中で僕の悪い噂が広まってるから嫌な目で見られそう...だけど、僕には秘策があるから問題はない!こっちに来てから色々試すことが出来たしね、(* ̄▽ ̄)フフフッ♪


「レン様、お時間ですよ」

「ん?あ、うん」

「サラも着いて来るの?」

「いえ、本当は護衛したいのですが、どうしても外せない予定がありますので。申し訳ありません」

「いや、大丈夫だよ」

「それでは、お気をつけて」

「うん。行ってくる」



いよいよ試験か...入ることは出来るけどランク付けされるんだっけ...

てか結構人いるんだなやっぱり王都の学校だしこっちに編入するほど来たい人も居るんだなぁ。


「これより編入試験を開始する。まずは適性検査から始める。」

「魔法向きか、剣技向きかを検査する。あらかじめ渡しておいた紙に書いてある順番で進めていく。適性検査が終った者は魔法系は魔力検査場へ、剣技系は、技量検査場へ」


魔法向き

剣技向き

剣技向き

魔法向き


僕の番だ。多分魔法だろう


魔法向き


魔法か、まぁ予想どうりだな。

【オールラウンド】


「オールラウンドだって!?」

「両方できる人って珍しいな」

とりあえず適性検査終わったし、魔力検査行くかー


大分人減ったな半分くらいになったか?


「なんだ~?こんなチビも来てんのかい」

「おチビちゃ~ん。ここはおうちじゃないでちゅよ~www」

「あはははははwww」


もしかして僕のこと言ってるのか?まぁ気にしないほうがいいか

「あんな奴ら気にしなくていいからね」

「どちらさま?」

「私はマイ、よろしくね。君は?」

「僕は、」

「21番!順番だぞ!」

「あ、ごめん私の番だ行ってくるね」


あの子の魔力幾つだろう...

他の人の平均が大体300位だったしそのくらいなのかな


《1128》


あれ、結構高い。


「結構高いね!」

「そんなことないよ」

「次、君の番じゃないの?」

「あ、うん」


大丈夫だ。絶対ほかの奴よりは高いはず!あれだけ試したんだ!


《1》


うん。どうしてこうなった?もしかして、魔力の底上げしすぎてこうなったのか???

スキルの作成を試してたら調子に乗って、魔力無限スキル作って魔力量が多すぎてこうなったのか..ま、まぁ表向きが1なだけであって本当の魔力は無限だから...ね?


「見ろよwwwあいつ1だってよwwwそこら辺のガキでも10はあるのに1ってwww」

「笑わせんなよwww」


「君、本当は強いんでしょ?私にはわかるよ。私なんかが戦っても手も足も出ないくらい」

「いや、そんなことは」

「謙遜しなくていいよ」

「そういえば、名前まだ言ってなかったね。レンだよ、よろしくね」

「レン君!よろしくね!」

「この後って何かあるの?」

「この後はたしかクラス分けだった気がするよ!」

「一緒のクラスになれるといいね!」

「そうだね!」


こんなこと言ったけど、魔力1000と1が同じクラスになれる気がしない

てかまず魔力1でも入れるのか?


「この中にレン・バライン殿は居られるか?」

「ん?僕に何か用?」

「学院長がお呼びです。こちらへ」


学院長?何で僕なんかを?


「学院長、レン・バライン殿をお連れしました」

「入りたまえ」

「失礼します」


「まぁ、座りたまえ」

「はい」

「ようこそ、我が学院へ!いきなりだが君には特進クラスに入ってもらいたいと思う」

「特進クラス?学院長も知っているでしょうが僕の魔力は1だったのですよ?」

「いやぁ、いいものを見させてもらったよ」

「どういうことですか?」

「とぼけなくてよいぞ。さっきここへ連れてきた者がいたじゃろう」

「はい」

「彼は副学長でスキルはスキル鑑定。特定の相手のスキルを見ることができる能力じゃ」


そんなスキルがあったのか...それじゃあ僕のスキルはもうわかっているってことか。

この人には隠さなくても良さそうだな。


「それじゃあ僕のスキルについて知っているので?」

「君のことは調べつくさせてもらった」

「僕にプライバシーは無いんですか?」

「そこは申し訳ない。」

「後でじっくり話そうじゃないか」

「はい、それでは失礼します」


このおっさん、調べつくしたって言ってたけど何処まで知ってるんだろう。

スキルの事は知ってるとしてもそのスキルの内容まで全部把握できてるのか、もしくは一部だけなのか...副学長のスキルがまだちゃんとはっきりしてないからな。

僕が転生してこっちの世界に来たことも知っているんだろうか。



むやみに話さないほうがいいかもしれないな。





そういえば...特進クラスってなんだろう...


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