スキル選びで悩んでます
やっとこさスキルまでこれました。
各スキルのポイントについてはご都合主義と思ってください。
転移まではまだ先が長いようです。
(さてさて、ある程度保留枠に移動したわけだがこれからどうすんべ。)
移動した物は
知識5ポイント、異世界知識15ポイント、言語5ポイント、アイテムボックス10ポイント、鑑定5ポイント、錬金術5ポイント、鍛冶5ポイント、建築5ポイント、料理5ポイント、農業5ポイント、木工細工5ポイント、火魔法5ポイント、水魔法5ポイント、風魔法5ポイント、土魔法5ポイント、光魔法5ポイント、状態異常耐性15ポイント、時空間魔法15ポイント、獲得経験値2倍10ポイント、創造15ポイント、想像15ポイント、六代魔法20ポイント、剣術5ポイント、異世界ネット15ポイント
「う~ん。ここからさらに絞らなきゃな。」
「どれどれ、どんなスキルを選んだんだ?ってなんだこりゃ?かぶってるのが結構あるじゃねえか。」
「えっ?かぶってる?どれとどれが?」
「まず、錬金術、鍛冶、建築、料理、農業、木工細工が創造とかぶってるな、あと各属性の魔法が六代魔法とかぶっているし、時空間とるならアイテムボックスはいらねえぞ?あと、異世界知識は異世界ネットをとるならいらねえかな。」
「そうなのか?」
「ああ、創造ってのは作り出したり加工することに特化したスキルでな、物をいじることに関してはこれがあれば他のスキルはいらねえってくらい優秀なスキルなんだ。錬金術や鍛冶なんかは創造が土台にあって枝分かれしたスキルだと思えばいいぞ。
それで六代魔法ってのは火・水・風・土・光・闇を指すんだよ。だから六代魔法を取っちまったら各属性はいらねえ。
んでもってアイテムボックスは時空間で最初から覚えてるもんなんだよ。
それで、異世界ネットってのは前の世界のネットに通じるスキルだからある意味、異世界知識の上位互換だな。ネットを使えば調べられるんだからな。それに対価を払えば買い物も出来るぞ。」
「ほへぇ~、そうだったんだ。ならもう少し整理ができるな。」
「おう、ただ想像はどうかと思うんだがな。」
「どゆこと?」
「想像はイメージがはっきりしねえと全く機能しないスキルなんだよ。使いこなせりゃ便利ではあるんだがな。確かにこれを使えば存在しないスキルまで作れちまうが、イメージが細部にわたり固まってなけりゃ発動すらしねえ。ただ漫然と「○○出来るスキル」っていうんじゃ駄目なんだよ。それだけ扱いが難しいんだ。」
「うへぇ~、面倒そうだな。」
「ちょ、ちょっとそこまで肩入れしていいの?ただでさえ大盤振る舞いしてるって言うのに。」
「ん?これくらい構いやしねえだろ?なんかまずいのか魔神よ?」
「ふむ、本来ならばいかんのじゃが、今回だけは特別ということにしておこうかのう。」
「流石魔神だ。話が早くて助かるぜ。」
「はぁ~、魔神も武神も甘いんだから。」
「そう言うなって。ほれ、愛神もなんかアドバイスしてやれよ。」
「今のところあんたが全部言ったから無いわよ。」
「ああ~、そりゃ失礼しました。」
俺は少し移動し、武神に言われたことを思い出しながら、スキルを整理した。
結果的にこうなった
知識5ポイント、言語5ポイント、鑑定5ポイント、状態異常耐性15ポイント、時空間魔法15ポイント、獲得経験値2倍10ポイント、創造15ポイント、六代魔法20ポイント、剣術5ポイント、異世界ネット15ポイント
(くっ、10ポイントオーバーしてやがる。)
(さて、なにを削るかなんだが、う~む獲得経験値が最有力候補ではあるか。)
(しかし、時間がかかるのは嫌だしなぁ。)
(その前にスキルにレベルみたいな概念があるのだろうか?)
「そういや、あいつ状態異常耐性とってたけど、あいつの体ってここで作ったから、状態異常に罹りにくいんじゃなかったか?」
「そうじゃよ?誰も説明しておらんのか?」
「私はしてないわよ?」
「俺もしてないぜ?」
「なんと!?ならば説明してやらねばならんのう。」
「ほっとけばいいじゃない。無意味なスキルもあいつには必要よ。」
「お~い。悩んでるところ悪いんだが一つお前の体について説明し忘れてたことがあってな。」
「ちょっ「ん?なんだ?」と、はあ、もういいわよ好きにしなさいよ。」
「お前の体ってここで作ったろ?」
「ああ、さっき作ってもらったな。」
「んでもって、ここって神界なわけだ。」
「ああ、そうだな。」
「だからなのか知らんがお前の体には状態状態耐性が初めからあるんだよ。」
「はい?」
「だ~か~ら~、お前には状態異常耐性が初めからあるの。スキルでとる必要ないんだよ。」
「えっ?でも怪我するって言ってたじゃんか。」
「怪我と状態異常は違うぞ?」
「そりゃそうだけどよ。」
「たまにあっちでいるんだよ。生まれつき状態異常に罹りにくい奴って。だから、お前もそうだと言っておけば状態異常に罹りにくくても、なんの不自然さもないんだよ。」
「そうなのか。ならもう少し詰めていくとするよ。」
「おうよ。楽しみにしてるぜ。」
(さて、いいアドバイスも貰ったことだしもう少し詰めていきますかね。)