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やっとスキルを選び始めました

第五話です。

スキルをどうするか悩みますね

魔神が出してくれた鏡を覗き込むとそこには結構な男前の男性が立っていた。


「これが俺?」


「どうじゃ?なかなか男前になっておろうが?」


「ああ、すっげー男前じゃんか。」


鏡の前に居たのはS○APのK村をワイルドにしたような顔の男性だった。


「まあ、お主のいた国で有名だった者を手本にさせてもらったからのう。」


「ああ、だからか。似ているように感じるのは。」


「なによ、文句あるの?」


「文句なんてあるわけないじゃん。最高だよ。ありがとう。」


「そ、そう?それならいいのよ。」


「背も高くて顔もイケメン。これならあっちでももてるんじゃないか?」


「俺はほどほどがいいよ。もてすぎて怨まれても怖いしな。」


「かぁ~っ。そこはハーレムを築くとか息巻くところじゃねえのかよ。」


「そんな度胸は俺にはないよ。」


「ふぉふぉふぉふぉ、大分と緊張もほぐれてきたようじゃのう。口調も変わってきおったしのう。」


「ん?あっ!?」


「別に気にしなくても良いぜ。つかそっちのほうが素だろ?」


「その通りじゃよ。」


「はぁぁぁぁ~。気をつけてたんだけどな。」


「だから、別に気にすんなって。これからもそれで構わないぜ。」


「そうか?それならそうさせてもらおうかな。」


「うむ。さて次はスキルを選んでもらうとするかのう。」


魔神が改めてスクロールを俺に見せてきた。


「さっき言っておった保留枠、決定枠はそのままにしておるからの。」


「ありがとう。助かるよ。」


「んで、どのスキルを選ぶんだ?」


「まずは気になるスキルを保留枠にどんどん入れていって、そこから厳選かな。ああ、あっちって魔物とかはいるのか?」


「おるぞ。魔物もおるし、魔獣もおる。」


「魔物と魔獣ってどう違うんだ?」


「魔獣ってのは動物が魔素を取り込みすぎて変化したもの、魔物は魔素から生まれたものよ。」


「魔素?」


「魔素っていうのはあっちの世界では普通にあるもので、こっちでいう空気の中に含まれている成分みたいなものよ。それを取り込んで人は魔法を使っているの。あなたの体も取り込めるように調整しているから、あっちにいけば使えるわよ。」


「おお~、ファンタジー世界だ。」


「とは言っても、あなたの場合スキルがないと使えないんだけど。」


「なんですと!?」


「そればかりは仕方ないんじゃよ。あちらで生まれておれば元からそういう仕様になって生まれてくるが、お主の場合はここで作ったからのう。すまぬが諦めてくれ。」


「はぁ~、尚更スキル選びが重要になるってわけか。」


「まあ、そう言うなって。あっちじゃ身に付けるのが大変なスキルだって、お前の場合は選べばいいだけなんだからよ。」


「それもそうか。一長一短はどんなものにでもあるものか。」


「そういうこった。」


「んじゃ、スキルを選んでいきますかね。」


気になったスキルを移動していく。


(知識、異世界知識、言語はマストとしてアイテムボックスや鑑定もあると便利だよな。)


(あと手に職を持ってた方がいいだろうから、錬金術・鍛冶・農業・建築・木工細工あたりもか。)


(それに旅をしなくちゃいけないことになったら火魔法・水魔法・風魔法・土魔法もあった方が便利だろうな。火魔法で火を起してとか。)


(おお、忘れちゃいけない状態異常耐性。これがなきゃ困ること多いだろうしな。ラノベでも鉄板だったはずだ。)


(鉄板といえば時空間魔法かな。これがあれば転移とか覚えられるんじゃないかな。)


(あとはそうそう、料理を外しちゃいけないよな。野外で燻製肉だけなんて食事には耐えられないだろうし。)


(あとスキルの成長を早めるスキルなんてのも有れば良いよな。)


(これはぜったいに欲しい!異世界ネット!!これってあれだよな。元の世界のネットと同じだよな?ならネット通販とか出来るんだよな?)


(うわぁ~目移りしちゃうなぁ~。)

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