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異世界に来ました

本日2作目です

やっと異世界にこれました。

ここからどうなるんだろう(汗)

心地よい風が頬を擽る(くすぐる)。暖かな木漏れ日が顔を温める。さわやかな草花の香りが鼻を彩る。


「んっ。」


俺はそんな中ゆっくりと目を覚ました。


「ふわぁ~ぁぁ。よく寝た。ん~っ。」


寝起きのせいかまだ頭はボーッとするがだんだんと覚醒していく感覚。


完全に覚醒するのを待って俺は周りを見渡した。


「へぇ~、ここが異世界か。自然が多くてよさげじゃん。」


周りを見渡すと見渡す限りの平原。


平原。平原。平原。前後左右どこを見ても平原。180度平原。


人の気配は感じない。


「っておい。街が何処かもわかんねえし、ここが何処かもわかんねえじゃんかよ。」


「こんな時はどうすりゃ良いんだ?ひとまず落ち着いて深呼吸をだな。」


ふと俺は空を見上げた。太陽が2つある。雲もあるがそれは前の世界と変わらない。


それを見て俺は異世界に来たんだと実感した。それとともに恐怖も感じた。


(何も知らない場所、何も知らない世界に俺は来たんだ。)


(しかも今現在の安全も確保されているかどうかも分からない。)


俺は頭を振り、不吉な考えをしないようにした。


「とりあえず、ステータスってのを確認しないとな。基準がわからないが、見ないよりましだろう。」


俺は「ステータスオープン」と発した。


すると目の前に半透明のボードが現れた。おそらくこれがステータスを見るためのものなんだろう。


「さて、俺のステータスはっと。」


Lv:1

名前:カズマ

性別:男

年齢:18

種族:人族

職業:なし


ステータス

HP:250 MP:2000

力:230 魔力:510

防御力:180 敏捷:130

知能:460 精神力:340

器用度:240 幸運:780


スキル

剣術1、創造1、時空間魔法1、六代魔法1、精神異常耐性1、鑑定1


固有スキル

知識、言語、状態異常耐性、獲得経験値2倍、異世界ネット、習得、健全、フェロモン、ステータス上限開放、スキル上限開放


加護

魔神の祝福

愛神の寵愛

武神の加護

創神の加護

農神の加護

遊神の加護


「んん?なんかスキルが増えてるし、加護ってのは何だ?詳しく見れないのか?」


俺がひとしきり悩んでいると頭の中で何かが弾けたような感じがした。


(そうか、鑑定って唱えるといいのか。)


俺は早速唱えてみた。


「鑑定」


すると俺の見たかった情報が見れるようになった。


習得:スキルを覚えやすくなる。 すべてのスキルが対象ではないので注意


健全:病気に罹りにくくなる。 罹りにくくなるだけで罹らないわけではないので注意


フェロモン:異性をひきつけやすくなる。 ただし、自分に好意を抱いてくれている人限定。魅了とは違い自分の魅力を利用して相手の本能に訴えるから無理やりじゃないよ。常時発動だから注意してね。


ステータス上限開放:ステータスの上限がなくなる 9999を超えると???と表示される


スキル上限開放:スキルのレベル上限が最大10になる


「はい?」


(こんなスキルとった覚えないぞ?それになんだよフェロモンの最後のコメントはっ!?)


俺は心配になり加護にも目をやった。


魔神の祝福:魔法に関するステータスがプラスされる(MP+1500、魔力、知能、精神力:+250)


愛神の寵愛:出会いに関するステータスがプラスされる(幸運+500)


武神の加護:戦闘に関するステータスがプラスされる(HP+200、力、防御力、敏捷:+100)


創神の加護:物作りや加工に関するステータスがプラスされる(器用度+100) 物作りや加工の成功率があがる 自分で作成した作品の完成度があがる


農神の加護:美味しい作物・食物・穀物や食事に出会う可能性があがる 自分で育てた作物・食物・穀物の旨味が増す


遊神の加護:ラッキースケベに会う可能性があがる 好意を持ってくれてたら確立さらに倍 フェロモンとのコンボでハッピーライフを送ってね。偶然が貴方を幸せにしてくれるかも!?


「上5つのはまあいいとして、最後の遊神の加護!何だこの加護は!ラッキースケベって。」


「そりゃ男としては嬉しいが、それだけって。もっとマシな効果にはならんかったのか?こんなもん街中で発動したら俺は即効牢獄行きではなかろうか?来て早々痴漢で捕まるなんて御免だぞ。」


「それにフェロモンとのコンボって・・・。」


「フェロモンのコメントと書き方が似ているってことは、あれも遊神が書いたってことか!?」


俺が遊神の加護について一人ごちっていると何処からとも無く封筒が舞い降りてきた。


俺はその封筒を手に取ると裏表を確認した。


すると表面にこう書かれていた。


親愛なるカズマ様へ


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