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第5話 血のバレンタイン 後編

順調に魔の境界を進んでいた連合軍。いよいよ魔の支配者 アルマガルとの決着の日がやってくる。

レノ達はアルマガルに勝つ事は出来るのか!?

魔の支配者 アルマガルを倒すため魔の境界へ飛び込んだ連合軍。とそこへ、早速、四天王の1人バルゼウスが現れた。血のバレンタインの真実はいかに


2月12日

レノ「今日はここで休もう。ユウジ、みんなの様子を確認してきてくれ。」

ユウジ「ああ、任せとけ!」


紹介しよう、彼は、早見ユウジ。光の魔法を使い、二刀流で相手を攻撃する。その職業は双剣士だ。彼は、光ヶ丘中学校の魔法部の3年生。そうレノの同期だ。

ユウジ「みんな大丈夫みたいだ。この場所が敵に見つかったら大変な事になるから。遠くには行くなよ!」


その通りだ。この場所は戦地。敵に見つかったら、一溜まりもない。そして何事もなく次の日の朝を迎えた。


2月13日

レノ「さぁ、準備を急げ!いつ敵に攻め込まれるか分からないぞ!」


準備の速さも今までには無いスピードで終わらせた。アルマガルを倒すための戦いが今日も始まる。連合軍は道を進め魔の境界も最深部入り口まで、進む事に成功。しかし日が暮れてしまったため、休もうとするが、場所が無い。そこでレノはある行動に出た。

レノ「ここまで来てしまったら休む場所も無い。アルマガルとの対決はもう目の前だが、今すぐに行くのは死も同然だ。逃げたと見せかけて、少し引き返したところで休むぞ!」


これは、あえて、敵の油断を導く行動だ。

少し場所を戻す事になってしまうが、考えてみれば、逆に効率が良い方法だ。次の日いよいよアルマガルとの対決の日、血のバレンタインの始まりとなる。


2月14日 血のバレンタイン

レノ「さぁ、いよいよこの門を通ればアルガマルがいる!みんな!準備は大丈夫か?」

ユウジ「俺は大丈夫だ!」

ミサト「私達も大丈夫よ」

ゴウ「ハッハッハ!!今日の俺も100倍燃えてるぜ!!!!!」


連合軍はついに門を通った。

アルガマル「ククク、ここまで来るとはなかなかやるねぇ〜。君達は過去に来た魔法使いの中で1番強いよ。ククク、ハハハハハ!面白い、面白いぞ!」

レノ「何が面白い!?数々の魔法使いの命を奪ってきて、何が面白い!?」

アルガマル「簡単だよ、それが面白いのさ!

ハハハハハ!」

ユウジ「こいつ!頭のネジがぶっ飛んでやがる!」

ミサト「それが、魔の支配者さ。仕方ない、そういう奴は倒すまでだ!」

アルガマル「ふん!」

ミサト「攻撃が通らない?!」

レノ「ミサト!危ない!」

ミサト「うわぁぁ!みんなごめん…」

レノ「気にするな、誰か!ミサトを頼む!って…」


レノが見た景色は、それは味方が次々と死んでいく景色だ。

レノ「嘘だ…嘘だろ…何なんだよこれ!」

ユウジ「レノ!危ない!」

ゴウ「ぐぅ!!レノ!!戦場で気を抜くな!ここで気を抜いたらお前!!死ぬぞ!!!

レノ「くそぉぉ!!アルマガル!!この俺がお前を倒してみせる!!」

アルマガル「ククク、面白い!面白いぞ!さぁ、君達の実力がどの程度か拝見させていただこう!」


アルマガルとの戦いは始まった。連合軍は今までにないレベルで次々と魔法を唱えていく。その場面はまさに、連合軍の怒りが爆発したかのようだ。

ゴウ「吠えろ!もっと吠えろ!!!うぉぉぉ!!!これでどうだ!!!大地を壊す一撃!!ウルトラギガントバイパー!!!!」

レノ「さぁ、この力を今。この俺に!俺にだって出来る!!叩き割れ。ギガインパクトグロウ!!」

ユウジ「俺も行きますか!さぁ、光り輝け我が聖剣!行け!クロスエクスカリバー!!」

アルマガル「うぉぉぉ!!」

レノ「どうだ、やったか…?」

アルマガル「面白い、実に面白い!これが本気か?この程度でこの私を倒すなど100年早いわ!来たまえ!我が四天王。ベオウルフ!」

レノ「ここで四天王か!」

ゴウ「こいつの相手は俺がする!!!お前たちはアルマガルを止めろ!!!!」

レノ「頼んだぞ!ゴウ!」


アルマガルは四天王のベオウルフを呼んだ。ベオウルフはゴウに任せ、アルマガルの後を追うレノ達。そして…!

アルガマル「ここまで私を面白くさせる奴は初めてだ!ククク、ハハハハハ!これならどうかな?ククク、」

レノ「分身?どうなってやがる!」

ユウジ「くそ!(こうなったら一か八かだ)レノ!ここは俺が奴を引きつける!その間にサポートに回って本体を!」

アルマガル「甘いな!」

ユウジ「しまった!うゎぁぁ!!」

レノ「ユウジ!!!くそぉぉ!!大丈夫か?大丈夫か!?」

ユウジ「心配はいらねぇ…それよりはやく…この場所から…に…げ…。」

レノ「アルマガル!貴様!!!!お前さえ、お前さえ倒せば!未来は救われる!!」

アルマガル「ククク、仲間を失った今のお前にこの私を倒す事が出来るかな?ククク、ハハハハハ!!」

レノ「仲間なんか失ってない!まだ、ユウジはゴウはみんなは…!!」

ゴウ「くそ!想像以上に手こずってしまった!ん!あれは!!レノォォォ!!!!!!」


この後、レノはアルマガルを倒す事に失敗してしまった。レノはこの戦いでほとんどの仲間を失った。ゴウはレノを抱え、魔の境界から脱出した。さらに、今回の事があり、レノはしばらく、意識を失い。病院での入院生活が続いた。魔法部はレノが戻るまでの当分の間。休部となった。さらに、出席日数が足りていたおかげで留年は免れたものの、この血のバレンタイン以来レノは学校でよく発作を起こすようになってしまった。


次回、血のバレンタインのその後。そして関川 時達の未来へ繋ぐ平和へのバトン。

アルマガルに敗れ、数々の仲間を失ってしまったレノ。その中には光ヶ丘の魔法部の同期のユウジもいた。この血のバレンタインは語り継がれる。

次回。血のバレンタインのその後と関川 時達に平和な未来は訪れるのか!?

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