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短編

生きる道

作者: ZEKE-A-TCC

とある企画で600字制限の小説を書いた時のものです

この街に越してきてからそろそろ一年。周りを見ていないと言われ続けてきた俺でも、さすがに気づかされたよ。この街は非常に捨て犬・捨て猫が多い。もともと、俺は犬を一匹飼っていた。増やすつもりなんてなかったのだが、この街の惨状に耐えられず何匹も連れ帰ってしまい、今では犬が二匹と猫が五匹いる。うん、増えすぎだね。在宅の仕事してるから一人暮らしの俺でもなんとかなるけど、これ以上増えるのははっきり言ってきつい。今更ペットのいない生活なんて考えられないが、他の人達の生活には興味がある。逆に君はペットだらけの生活に興味はあるかな?


 俺の場合、朝は六時に起きる。朝食を食べ、ペットにご飯をあげ、ペットの飲み水とトイレの交換。数が多いからこれだけでも結構大変だ。その後仕事を始めるのだが、大体八時を過ぎている。十二時頃に切り上げて俺だけご飯。で、また仕事。十七時からは犬の散歩で、猫はお留守番。帰ってきたらご飯。風呂入って、少しだけ仕事したら寝る。毎日七時間寝るように心がけいる。


 この生活をしているとどうしても人に遇わない。もう三十過ぎだから親にいろいろ言われるが、まぁなるようにしかならないだろ?現状に満足してるからこの生活を変える気はない。さて、そろそろ十七時だから俺は散歩に行ってくるよ。

  

 君もペット、飼ってみない?


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