リアル視点
今回は短いです。1900字程です。それと、誰が誰か分からないとご指摘されましたので、カッコ後ろに字を書きます。誰が誰かは下を参照。それとその人視点の時はその人視点のカッコを外します。
サカナ(魚)
お米(米)
千切りキャベツ(千)
風花(花)
レモンいもナスジュース(飲)
ウォア(変)
アルビニ(白)
ダルい。猛烈にダルい。動きたくない。日の光が痛い。外に出たくない。ドアが、家のドアが恋しい。あいらいく、まいほーむ。どんとらいく、しにあ・はい・すくーる。
「おはよ」
「家に帰らせて...」
「帰らせねぇよ」
教室に連れられたわっちは椅子に座る。あぁ~。部屋は日の光が無いから過ごしやすい。
「起きなよ、朝だよ」
「いやだ~家に帰りた~い」
家でゲームしたい。料理したい。レシピ作りたい。
「おぅい。朝の会を始めるぞぉ」
授業が始まるのじゃぁ。寝たいYO。
「ほら座ろよ」
「そだな」
「移動」
「あ、待って」
出席したくないなぁ。先生が名前を言っていく。
「海幸 昌洸」
「はい」
今日はもうこのまま帰らせてほしいなぁ。
「風間 亜透花」
「はい」
右の前の前から返事が聞こえる。風花だ。そいえばなんで盗賊にしたんだろ。また先生方が名前を言っていく。
「如月 千」
「はい」
亜透花の後ろから超えが聞こえる。キャベツの悪魔。癒しキャラ、らしいけど亜透花達の考えが分からない。話しを合わせているだけじゃだめかな。そこから大分名前が出てくる。寝させてくれないかなぁ。
「紫 澪香」
「はい」
出た。千を可愛がってる奴第二号。
「竜米 すばる」
「はい」
昼放課
「昌洸。今良いか?」
「かまわないじぇ」
彼の名前はすばる。いや、お米。イケメン過ぎる訳ではないがイケメンの類に入ってる。
「最近佐藤がRIO始めたみたいなんだってよ。昌洸はフレンドにすんのか?」(米)
「わっちは基本無干渉やよ」
「そだったな」(米)
佐藤、RIO始めたんだ。そいえばわっち達がRIOしてんの1部除いて言ってないな。
「昌洸、ちょっと良いか?」
真っ白な髪に切れ長の眼。千だ。因みに髪の毛が白いのは染めてるのではなく、小六の最後、病気とゲームをしまくって睡眠不足と眼精疲労、そして栄養不足とにストレスで白くなったらしい。そして千もイケメンの類いだ。女装しても気づかないくらい。そしてわっちは知ってる。見た目と裏腹のギャップ(コミ障に中二病)に女子と腐った男子がファンクラブを作っている事を。
「妹がRIO始めたんだ。教えるの頼まれたんだが...」(千)
「わっちに説明しろと?」
千の妹は如月 沙菜だ。名前だけ知ってる。小6に教えろと...。
わっちの嫌そうな反応を見て千が焦り出す。他力本願め。
「千がコミ障ならわっちもだよ」
「それは知ってる。だが頼む」(千)
何事かと周りの視線を集めている現状を抜け出したい。誰か室長呼んでこい。ファン共からお叱りを受けそうだ。ああ、前にも前にもそゆーのあったな。あん時は千の要望を断ったときだったか。なんだよ千様の要望は『はい』『喜んで』『貴方様の要望とあれば』などの受ける方面の返事しか言ってはいけないとか。あ、これどっちでも面倒臭い方向じゃん。そもそもわっち達もまだ始めたばかりなのに何を説明するんだよ。
「はいはい。やりますよやります」
「頼む」(千)
「代わりにすばるの貸出許可を」
千は許可をくれた。本人は驚いてたがな。
「ほんじゃ今日夜な。千も来いよ」
千が驚いてたが当たり前だろう。それとも妹を自分の友だからと初めて会う人の近くに置いとくような奴じゃないよな?と言うと流石に黙った。
「何の話?」
下を向いていたのに視界の隅に映る茶色の髪と合計四つのスリッパから予想できた。澪香と亜透花だ。亜透花は勘だが、2人は良く一緒に居る。
上を向くとどちらも当たりだったようだ。
「千の妹がRIO始めたんだとさ。そんでわっちに説明しろと言うんだよ」
「へぇー良かったね」(飲)
「良かねぇよ」
面倒なだけじゃないか。それも小6なんだ。四つ下も面倒臭いだろ絶対。
「あれ?晶洸ってロリコンじゃないの?」(花)
「違うわ!」
まったく。ロリコンは千だろうに。
「千の妹、すっごい可愛いのに」(花)
「...わっちがそれに反応するとでも?」
「だよな。晶洸は年上属性だもんな」(※)
「それもちゃうわ!」
聴きたくない声が聞こえてくる。「うわ、あいつ年上属性かよ」だれが年上属性だ。わっちは「ほう。同士か」まだ恋愛とかに興味は無いんだよ。「ロリコンじゃねえのかよ」うっせ。
「折角だから2人も来いよ。夜8時」
「分かった」(飲)
「私も?」(花)
よし。これで良い。
夜
「やるか」
え?沙菜?後でな