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清純派魔導書と行く異世界旅行!  作者: 三澤いづみ
第三章 ゴブリン・バロック

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第二十話 『勇者と魔王と』

8/27 感想欄でご指摘頂いた部分を微修正しました。

「そういや名乗って無かったな。俺の名前はアルヴァイルだ。……お客さんがた、何度でも言わせてもらうぜ。ありがとよ。アンタらがいなかったら……俺ァ今頃森の養分になってたところだ! で、なあ……助けてもらっておいてなんだが、ひとつ聞きてえ」


 アイリーンの父、アルヴァイルは、無理して立ち上がって何度となく頭を下げた。

 その表情は複雑だ。怒りと困惑と安堵と、多くが綯い交ぜになった顔だが、特にその視線が注がれている相手がいる。


「どうぞ」

「……そいつは」


 あのあと、ゴブリンは全滅した。最後のアサシンゴブリンは危うかったが、大半はあの時点で身動き出来なくなっていた。

 それにトドメを刺していく作業だった。


 ある意味では直視しがたい光景のはずだが、ゴーブルフェルト一世は当然のように参加した。森に集められた危険なゴブリンたちは完全に駆逐されたのだ。

 その様子を、座り込んだアルヴァイルもずっと見ていた。だからこそ首をかしげ、俺たちに尋ねるのだろう。

 雰囲気が違っても、そこにいるのはまごうことなくゴブリンである。ゴブリンキング、ゴーブルフェルト一世なのだ。


「ああいや、危険はねえ、ってのは分かってる。俺のことを助けてくれたんだ。今更疑うってのは馬鹿らしい。でもよう、何がなんだか分からねえってのは、それだけで怖いことじゃねえか。まずは名前から始めようぜ。……俺はアルヴァイル。おめえは?」

「余の名は、ゴーブルフェルト一世だ。……言葉が通じぬと分かっていても、名乗らずにはおられんな」


 俺以外にはゴブゴブとしか聞こえないはずだ。アルヴァイルにもそうだろう。

 少しもの悲しいが、人間とモンスターとで意思疎通出来る方が異端なのだ。

 俺が通訳を買って出ると、アルヴァイルは首をかしげた。


「すまねえな。で、そいつはゴーブルフェルト一世っていうのか……ふうん、どっかで聞いた名前だな。って、待てよ、おい。ゴーブルフェルト一世だと!?」

「知っているのか」


 その反応に、俺とティナ、そしてゴーブルフェルト一世当人が固まった。

 アルヴァイルは頭を掻いた。それから静かに答えを待つ小鬼の王を見つめ、じっと瞳を覗き込んだ。

 お互いに目を逸らさないまま一分が過ぎた頃に、大きく息を吐き出した。


「まさかとは思ったが……そうか、そうかい。アンタがゴーブルフェルト一世だったわけか。納得したぜ。そうか、ゴブリンだったか……ゴーブルフェルト一世。うちの村のご先祖様を散々に苦しめて、勇者アズラーフに退治された魔王ゴブリン!」

「アルヴァイルさん! それは……」


 同じだけの情報を持ち寄れば、当然気づく者も出てくるだろう。

 それが今で、アルヴァイルだっただけだ。

 アイリーンの父なのだ。ゴバールレスタ村の伝説に詳しく、思い入れがあるのもおかしくない。

 そしてアルヴァイルにとっては怨敵のはずだった。


 これは俺たちのミスだ。この展開を予想して、すぐに遠ざけておくべきだった。

 二本の斧は背後の木に立てかけたままだが、素手でも戦えないわけではない。まだ本調子でないアルヴァイルは、早足気味にゴーブルフェルト一世に近づいた。


 突然大声を出した上、勢いよく迫ってきたアルヴァイル。

 ゴーブルフェルト一世は落ち着いた様子で、その接近を待ち構えた。まるで、アルヴァイルの行動をすべて覚悟し、どんな内容でも受け入れると言わんばかりだった。


 二者の極端な様子に、俺たちは咄嗟に制止しようとして、アルヴァイルの手の伸ばし方に困惑した。

 その手はゴーブルフェルト一世の肩に置かれ、バンバンと叩きつけ、怒っているような、笑っているような、泣いているような、そのどれもが一度にまとめて噴き出してしまったような、そんな表情のままに、アルヴァイルはこう宣った。


「遅せえよ馬鹿野郎! どんだけ待ったと思ってやがる!」

「……なにを、言っている?」

「うちのご先祖様はずっと待ってたんだぜ。ゴーブルフェルト一世って名前のやつが、いつか取りに来るからって……アズラーフ様が仰ったんだ。だから預かったもんを代々伝えて、後生大事に仕舞い込んで、ずっとずっと待ってたんだ。……本当に遅えよ……百年だぞ。もう、そのまま取りに来ねえもんだとばかり思ってたぜ……」


 当時の人間はもう一人も残っていないのだから。

 ゴーブルフェルト一世は、絶句していた。アルヴァイルの言葉は、あまりにも大きな意味を持っていた。

 これまで俺たちと考えた過去の真実、勇者アズラーフと村人たちの歴史と伝説、それら全ての答えを指し示すものだった。

 迷子のような不安げな瞳で、ゴーブルフェルト一世は、アルヴァイルの語る今を静かに聞いていた。


「俺も待ってた。ずっと、アンタを待ってたんだ。まさか魔王ゴブリンそのものたぁ思ってなかったけどよ。へへっ、そういうことだったのかよ。何年も経ってるし、俺がもう取りに来ないかもって言ったとき、親父も、祖父さんも、いつか取りに来るって言ってたのは……本当は知ってたのかもしれねえな。……ああ、さすがに持ってきちゃいねえよ。隠し場所から持ち出さねえことになってんだ。預かりもんだからな。ほら、早く村に戻らねえと渡せねえからよ、一緒に戻ろうぜ」

「……なぜだ。かつての村人の子孫、アルヴァイルよ……余を、恨んでは……」

「はっ。馬鹿言ってんじゃねえよ。村を救ってくれたアズラーフ様が、魔王はもういなくなったって仰った。だからアンタは魔王じゃねえ。ここにいるのは俺のご先祖様が預かりもんを渡すべき相手、その名をゴーブルフェルト一世。そんだけさ」


 勇者アズラーフは村に戻ると、アルヴァイルの先祖に何かを渡し、ゴーブルフェルト一世の来訪を待つよう言い含めた。

 そして先祖代々、その品物を受け取りに来るのを待ち続けてくれたのだ。

 勇者と村人とゴブリンの王。三者の繋がり、その事実が詳らかになった以上、俺たちが邪推した悪意の結末は存在しなかったと言い切れる。

「余には……分からぬ。あやつがなぜ、いずれ、また出会える日もあると言い残しておきながら、二度と戻ってこなかったかも……余の来訪を予言し、何かを村に残した意味も……教えてくれ。余は何を分かっておらんのだ? 余は、何を、間違ったのだ?」

「そんな難しく考えることじゃねえさ。言われなきゃ分からねえこともある。せっかくの気遣いも、伝わらなきゃ意味がねえよな」


 ティナとスピカは、ただ無言で見守っていた。ふと気がついたが、今のやり取りには俺の通訳を挟んでいなかった。

 何か通じるものがあったのだろう。アルヴァイルはゴーブルフェルト一世の言葉を正しく理解して、それに返事をしていた。

 それは雰囲気や仕草からニュアンスが伝わる、といった程度のことではなく、しっかりとした意味と言葉が互いに伝わっていた。

 俺はわずかに身を引いた。二者は目を合わせた。


「きっと、アズラーフ様はアンタが外に出る日を待ってたんだよ」


 アルヴァイルは当たり前のように口にした。

 そして、そんなアルヴァイルの言葉を聞き届けたゴーブルフェルト一世は、ただ呆然と立ち尽くした。


「……そう、だな。会いたいのなら、ただ待つのではなく、自らの足で探しに行くべきだったのだ……余は、愚かだ……」


 声を詰まらせた独白には、様々に去来する想いが込められていた。どうしようもなく残酷な時の流れを思わせる響きがあった。




 はらはらと落涙していたゴーブルフェルト一世が我を取り戻すのと、アルヴァイルが斧を拾って持ち運びようの袋に入れるのとは同時だった。


「落ち着いたか」

「うむ。ところでアルヴァイルよ、余に渡す品物とは何だ?」

「ゴブリン王の宝冠って呼ばれてたな。アズラーフ様が村に持ち帰ったんだが、すげえマジックアイテムらしい。魔王がいなくなった証拠だって話だったんだが……」


 俺たちは固まった。一転、急に暗雲立ちこめてくる雰囲気を味わった。

 アルヴァイルは俺たちの硬い表情に気づかず、昔語りに興じている。


「当時は大変だったらしいぜ。アズラーフ様はうちのご先祖様に宝冠預けて、ゴーブルフェルト一世って名前だけ伝えてさっさと村を出た。喉元過ぎればってやつで、しばらくすると、宝冠を売り払って生活の足しにしたいって話が方々から持ち上がってな。当然うちのご先祖様が強固に反対して、その案は蹴っ飛ばしたんだが……村が金に困ってるのは確かだ。じゃあどうすっかって話になって……温泉と勇者伝説で観光地化しようぜって流れになったわけさ」


 語り出したアルヴァイルには悪いが、俺たちは顔を見合わせた。宝冠の所在、それについて問いただす必要がある。


「アルヴァイルさん。その宝冠、最近になって盗まれた可能性は?」

「馬鹿言ってんじゃねえよ。代々伝わる隠し場所にちゃんと……いや、待てよ。確かにここ半年くらいは保管場所を確かめちゃいねえが……お客さんよう、どうして宝冠が盗難されてるなんて思うんだ?」


「宝冠が盗まれてないなら、アイリーンが黒幕って可能性も出てくるが……」

「は? なんでそうなる!?」

「さっきのゴブリンの襲撃は、宝冠を使ったものだからだ」


 俺はこの森に足を踏み入れるまでの経緯を語った。

 アイリーンから聞いた勇者伝説と、村を襲ったゴブリン軍団の動きへの対処、そして辿り着いた魔王と勇者の真実。確証はないものの、宝冠が悪用された結果、この異常事態に繋がっているのではないかと考えた。


 この森に駆けつけたのも、ゴブリンが集まっていて、次の襲撃の準備をしているのではないか。さらに直接指示を出す黒幕の影を捕まえるつもりだったとも伝えた。


「……アイリも隠し場所を知ってるが、あいつじゃねえ。くそっ」

「他に場所を知ってるのは?」

「村の連中は場所を知らねえ……はずだ。……少なくとも、今の住民は」

「昔は?」

「村が興った頃なら、いたかもな。でもよ、保管はうちに任されたんだ。百年前に隠し場所に気づいた住民の誰かが、勝手に子々孫々に伝えてたってことか?」

「認めたくないのは分かるが、盗んだのは村の関係者だろう。そもそも宝冠の存在自体が他には露見してない」


 要点をまとめて喋っている最中に、俺の脳裏に閃いたものがあった。

 宝冠の力を得ても、ゴブリンに直接の指示を出す必要があるはずだ。にも関わらず、この場所に黒幕が姿を現さなかったことが、何を意味しているのか。

 俺が疑問を口に出すと、同じく首をかしげていたティナが叫んだ。


「……そう、そうよ! なんですぐ気づかなかったのかしら……さっきのゴブリンはすでに指示を受けていた! だから黒幕は顔を出す必要がなかった。だからアルヴァイルさんを執拗に狙った。……宝冠の持ち主は、ここに強化したゴブリンを集めて、アルヴァイルさんの殺害を命じたのよ。確実に殺せるだけの戦力を用意して、待ち伏せさせた。四度目は街や村じゃなくて、アルヴァイルさんを殺すための襲撃だったのよ!」

「ティナ、それは」


 アルヴァイルは口をぽかんと空けた。


「お客さん、どうして俺を狙うんだ? こう言っちゃなんだが、あんだけのゴブリンどもをけしかけて、そうまでして俺を殺したって意味がねえだろ。アンタらの話じゃ宝冠も盗まれた後だよな。俺を殺したって黒幕の利益になんねえと思うが」

「アルヴァイルさん、誰かに恨まれるようなことは」

「ねえ、と思うぜ。少なくとも、他人様の恨みを買うような非道な真似に手を染めたことはねえ。そいつはお天道様に誓えるぜ。……いや、でも……まさかなぁ」

「何か思い当たることがあるなら」

「逆恨みってんなら、ひとつ。スカナーのヤツだ」


 お客さんも知っての通りですよ、とアルヴァイルは肩をすくめた。その顔には隠しきれない嫌悪と、まさか、という疑いきれない同村の誼が入り交じっていた。


 スカナー、それはアイリーンに言い寄っていた男の名だ。俺たちがゴバールレスタ村に到着した時に出迎えてくれて、ゴブリンの襲撃の際にも宿にいち早く駆けつけた人物でもある。

 俺たちよりも先んじてアイリーンの元に顔を出して、声を掛けていた。

 正直、スカナーの名前は想定外だった。たしかに怪しい素振りは見せていたが、俺たちにとっては小物の印象しかなかった。


「そう考えると、宿に顔を出したのが……いやに早かった気もするが」


 深夜から早朝にかけての村襲撃だ。ゴブリンシャーマンによる火炎魔法が厩舎に直撃したことで、俺やティナは動き出した。

 俺たちは寝間着からの着替えの時すら惜しんで状況を確かめるため階下に降りた。つまり村に住居を持ち、宿に泊まっていたわけではないスカナーが動き出したタイミングは、俺たちよりさらに早いことになる。


「アルヴァイルさんがこの森に来ることを知っているのは?」

「そりゃ、村の連中だったら誰でも知ってるが」

「今日、このタイミングで来ることも?」

「教えちゃいねえが……スカナーのヤツなら、把握してるかもしれん」


 アルヴァイルは絞り出すように声を発した。


「でもようお客さん。いくらスカナーでもアイリと付き合うために……それだけで俺を殺そうとするか? しつこいスカナーを嫌がってんのは俺だけじゃなくて、アイリ本人もだぜ。邪魔な俺を消したって、そのまま都合良く恋愛に発展するわけがねえ!」

「そうね、アイリーンは決して馬鹿じゃない。たとえばアルヴァイルさんがゴブリンに殺されたとして、それを慰めるだけじゃ簡単には靡かないでしょう。でも、ゴブリンの襲撃がまたあって、決定的な窮地でアイリーンが救われたとしたら、どう思う? しかも父親を殺した憎っくきゴブリンを、スカナーがその手で退治してくれたとしたら?」


 これこそ邪推と言われても仕方のない推測だった。

 人間は誰しも見本を必要とする。上手く行った前例を踏襲しようとする。


 村出身のアイリーンとスカナー、その二人がオーバーラップするに相応しい場面なら一瞬で思いついた。

 なじみ深いからこそ、アルヴァイルは意識できていない。


 スカナーが狙うのは、勇者アズラーフの魔王退治をなぞったストーリーだ。

 今でもアズラーフを様付けするアルヴァイルからも分かる通り、村人たちにはかつての恩が根付いて、染みついている。スカナーはそれを利用するつもりだろう。

 しつこく言い寄っていた男の印象も、ゴブリンの魔の手から身を挺して救ってくれた命の恩人となり、父の仇討ちまでしてくれれば、かつての疑念は捨てざるを得ない。


 ゴブリンの大群を容易く蹴散らすスカナー、それは勇者アズラーフの再来だ。

 アイリーンにとってのたった一人の勇者様になる。


 出来るはずがない、とは言えない。

 それら全ては宝冠の力を以てすれば容易いことだ。


 アルヴァイルという邪魔者を排除し、アイリーンの心を絡め取る一石二鳥の策略はこうして発動した。いや、宝冠の存在を隠蔽するのなら、アルヴァイルこそ確実に消さねばならない対象と言える。そしてアルヴァイルの暗殺は、半ばまで成功していた。

 俺たちが駆けつけなければ手遅れだった。


「もしかして、スカナーは数日村を空けてなかったか?」

「あ、ああ。街の方に買い出しに行ってて、帰ってきたばかりだったが」


 村を出る前、スカナーと少しだけ話をした。

 あのときスカナーは俺たちが村を出たこと、洞窟に向かったことに安堵したかも知れない。

 それどころか、未明の襲撃は、自爆も辞さないゴブリンシャーマンの行動も、俺たちを殺すためだった可能性すらある。


 スカナーはあのとき、一緒の野営地にいたのかもしれない。

 馬車に同乗していたのかもしれない。

 計画に邪魔な俺たちは目の上のたんこぶだった。だからオーガゴブリンを嗾けて待ち伏せさせたのかもしれない。

 かもしれない、の多さに目眩がしそうだ。しかし、それはあり得る話だった。

 すでにスカナーの計画は動き出している。急がねばならない。


「そんなくさい芝居、上手くいくわけが……っ」


 ティナによる妄想めいた仮説を、アルヴァイルは否定しようとした。しかし、ゴーブルフェルト一世が眉間に皺を寄せて、不愉快そうに呟いた。


「……ヨースケ、またゴブリンの大群が現れたぞ。今の話が正しいのなら、襲撃の目的地はゴバールレスタ村だな?」


 ゴーブルフェルト一世が口にした方角は、まさしく村の場所だった。

 大量のゴブリンの進行速度も合わせて考慮に入れると、もう幾ばくかも時間がない。


「急いで村に向かうぞ。……アイリーンが危ない」

「……くそ!」


 森の入り口から村までは、徒歩でほぼ一時間かかる距離がある。しかもここは森の奥だ。どんなに急いでも帰還にはそれなりに時間がかかる。

 俺たちは急いで戻った。

 ゴバールレスタ村が見えた頃には、そこかしこからすでに煙が立ち上っていた。



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