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詩集

五尺の身

作者: しのぶ

天を仰いで地に伏して

つらつら願い呪うのも

つまらぬものと言いながら

ただ五尺の身いとうゆえ


耐え難いのも身のためよ

闘うことも身のためよ

小さな身ではありながら

辛いことには限りなし


捕らえる事はできないが

ついていってもならぬもの

たばかる事はできないが

ただ任せてもおけぬもの


遠くのものは得そこない

近くのものは打ち壊し

罪を重ねてその果てに

咎めを身へと招くもの


とはいえことに憎いのは

ただこの身にはあらずして

たばかり満てるこの心

咎めるべきよこれをこそ

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