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第一話

 私の四人の友人達に、小説のリクエストを尋ねた結果、彼らが好き勝手に考えたお題はこのようになりました。


〉夢を見る人工知能

〉↑が、結婚式を挙げたいと夢見る

〉何ヲタでもいいから、オタクが出てくる話

〉ジャンル:ミステリー


 この四つのキーワードからどんな物語ができるのか、ご自分で想像してから、本編をお楽しみください。


 この時すでに、N大学連続殺人事件の最初の被害者は、その尊い命を失っていた。



   ◆ ◆ ◆



「イチガツ、いるの?」

 唐突に、いつもの声が聞こえた。

 僕はイスに座ったまま、読んでいた小説から顔を上げた。

 場所は、僕が一人暮らしをしている安アパート。ささやかなキッチンとユニットバスがあり、部屋の中のほとんどをベッドと机と本棚が占領しているという、どこにでもある普通の大学生の部屋である。

 そのドアが開いて彼女が上がりこむのと、先ほどの声がほぼ同時だった、という訳である。

 まさに、勝手知ったる何とかである。

「弥生さん。ノックするとかチャイムを鳴らすとか、そういう礼儀は持ち合わせてないの?」

 僕のその言葉が終わる頃には、彼女――如月弥生(きさらぎやよい)は、ぼふんと音を立てて僕のベッドに座っていた。どうやら彼女の礼儀は品切れ入荷待ち状態らしい。

「なによ。合鍵くれたのはイチガツじゃない。突然入られて困るようなことでもしてたの?」

 さて、何から説明したものか。

 イチガツというのは僕のニックネームである。市原勝也(いちはらかつや)というのが僕の本名であって、名字の(いち)と名前の(かつ)をくっつけてイチガツという訳である。このニックネームは、なぜか小学生の頃から僕についてまわり、大学生になった今もそう呼ばれている。長い付き合いと言うわけだ。

 付き合いと言えば、僕と弥生は付き合っている。高校一年の夏にはお互いが恋人同士だと認識していた訳だから、こちらも長い付き合いである。彼女がこの部屋の合鍵を持っているのは、まあ、そう言う訳である。

「ちょっと聞いてるの?」

 彼女の声は、いつ聞いても凛と響いて、不思議な自信を感じさせた。客観的には可愛らしい声と言えなくもないのだが、不思議なものである。そう言えば、彼女の瞳も常に自信から来る輝きを持っている。

 弥生は基本的にスカートを身に着けない。いつも動きやすいスニーカーと、それに合わせたような身軽な服装である。今日もその例から外れていないようだ。改めて考えると、肩に届くかどうかという長さの髪も、動きやすさを重視しているのかもしれない。

「もちろん聞いているよ。突然入って来てもらっても、確かに何も問題はないけれど、まあ挨拶みたいなものだよ」

「なによ、ぱっとしない挨拶ね。せっかく可愛い恋人が来てあげたって言うのに」

 そう、彼女について一番重要なことを説明していなかった。僕などは、たった一点を除いて、あらゆることが平均・普通の平凡な人間だが、彼女は違う。

「ちょ、ちょっと何かコメントしなさいよ。そこで黙られるとかなり恥ずかしいじゃない!」

 彼女の性格を一言で表すと『ツンデレ』である。しかも、最近の『普段はツンツンしているが、好きな人や物を前にした時だけデレデレする』タイプではなく、古式ゆかしい『出会った頃はツンツンしているが、時間の経過や親密度の上昇にともなってデレデレする』タイプのツンデレである。僕と彼女の付き合いが長いせいで、ツンとデレのギャップをお見せできないのが残念である。

「なんでノーコメントなの!? もう良いわ。こうなったら推理してやるんだから。見てなさいよ!」

 僕はただ黙っているだけなのに、勝手にあわあわしている。まったく可愛い人だ。

 さて。

 心して聞いて欲しい。

 実は、彼女が『ツンデレ』というのは、真っ赤な嘘である。嘘、冗談、虚言。真実ではないのである。

 彼女は、そんなものではない。

 それどころではない。

 何しろ彼女は――。

「そう、論理的に考えて、イチガツは良からぬことを考えているわ。どうせ、私が変な性格をしているとか、そんなことよ」

 正解。

「しかも、それはミスリーディングね。イチガツのことだから、自分が黙っていることであわあわしている私を見て、可愛いなぁとか思ってるのよ!」

 大正解。

 でもそれは、別に推理でもなんでもないね。これだけ付き合いが長ければ、分かるものだと思う。

 まあ、それはともかく。



 彼女、如月弥生は――『名探偵』である。

 『探偵』ではない。『名探偵』である。

 嘘でも冗談でもない。

 ツンデレどころの話ではない。

 そんなものからは、遥か遠い。

 存在自体が既に驚嘆に値する、自他ともに認める『名探偵』、それが如月弥生の特筆すべき特徴なのだ。



 さて。

 これから少し時間を使って、彼女が解き明かしたある謎について語ろうと思う。

 一つだけ先に言わせてもらえば、これから語るのは『嘘』の物語であり、『人の境界』の物語である。

 先ほどの『如月弥生はツンデレだ』という嘘を素直に信じたり、まったく関係のない何らかの原因によって『なんだ、市原勝也がオタクの人か』とか思ったりしたのだとしたら注意して欲しい。

 そんな事では、如月弥生の紡ぐ真実に辿りつくことなど出来はしない。

「それで、弥生さん。何か用があって、ここへ来たんじゃないの? 夕食時を過ぎた時間に来るなんて」

「え? ああ、そう。そうなのよ」

 彼女は、とんでもなく面白そうなものを見つけた子どものような表情を見せた。

「名探偵・如月弥生は、謎の白衣の美女から、挑戦状を叩きつけられたのよ!」



   ◆ ◆ ◆



   『名探偵の掟 ~人の境界~ 第一話』



   ◆ ◆ ◆



 その時、彼女は警察からの帰りだったと言う。

 彼女――如月弥生は、自称名探偵である。それだけでは満足しないらしく、実際に名探偵である。だから、警察が捜査するような事件を冗談抜きで解決している。その日も、解決した事件の調書の作成に協力するためにA県警に出向いていた、と言う訳だ。顔なじみの刑事からお礼の言葉をもらい、夕食のメニューなど考えながら帰宅する途中だった。

 その瞬間のことを、「まるで、唐突に闇から白が生じたようだった」と彼女は語った。

「やあ。あなたが名探偵の如月弥生さんかにゃ?」

 実験用の白衣をコートのようになびかせ、唐突に現れたその女性は弥生に声をかけた。

 注意深く足を止め、弥生はその人物に相対する。

 その女性の白衣の下は、黒のブラウスに黒のロングスカートだ。黒い色にこだわりでもあるのだろう、靴も黒だし、メガネも黒縁だった。長い黒髪を風に遊ばせる彼女の容姿は整っていて、同性の弥生から見ても美人だった。彼女がまとった黒と周囲の闇との境界線であるかのように、白衣の白が映える。

「ええ。私に用かしら?」

 弥生は、名指しで声をかけられたことに、微塵の動揺も見せずに応えた。

「さすが、偉そうだね。いや、自信のあらわれかにゃ。私が突然刃物を取り出して襲い掛かってくるとは思わないのかにゃ?」

 返って来たのは、常軌を逸したセリフ。

 しかし、弥生はわざわざ身構えたりはしない。足を止めた時点で、いつでも敏捷性を発揮できるように、体の重心を移動させている。

 そして、その必要もないだろう。

 白衣の不審人物は、言葉とは裏腹に、狂気とは正反対の光――どこまでも冷徹な知性の光を瞳に宿していた。

「名探偵の掟、その21。名探偵は、一人であっても十分な物理的交渉力を持つべし」

 弥生は、そう言って不敵に笑った。

「にゃはは。面白いね。『言葉はいらない、拳を出せ』って感じかにゃ? ハードボイルドだね」

 笑い声を上げたが、彼女の瞳は全く笑っていなかった。

「お名前を聞いても良いかしら?」

「にゃ、これは失礼したね。私は羽賀(はが)まどか。このN大学の教授だにゃ」

 白衣の美女は、嫣然と微笑んで名乗った。

「あら、先生だったの。ネコ語がご専門なのかしら?」

「にゃはは。私の専門は、情報工学だね。コレはただのキャラ作りだね。とっても可愛いと思わないかにゃ?」

 弥生は、にっこりと笑った。そして、切って捨てる。

「私には理解できないわ」

「手厳しいね。それにしても、先生だと分かったのに、敬語を使わないのかにゃ?」

 そこで、弥生の顔から笑みが消える。

「羽賀まどか。あなたは今、学生の私の前にいるのではなく、名探偵の私の前にいるのでしょう?」

「にゃはは。いいね。触れたら切れそうだね」

 羽賀、と名乗った白衣の女性は、A4サイズのノートパソコンを取り出した。どこからともなく取り出したように見えたが、おそらく白衣の内側に収納できるサイズのポケットがあるのだろう。

「これを受け取って欲しいね」

 ノートパソコンの色は黒だった。

「それは?」

「見ての通りのノートパソコンだね。ただし、ウィンドウズもリナックスも積んでない特別製だね。使い方は簡単。電源を入れて、LANケーブルでインターネットにつなぐだけ、分かったかにゃ?」

 そのノートパソコンと、同様に差し出された電源ケーブルを目の前に、弥生は首をかしげて見せた。

「それで私に、何をさせたいの?」

「如月弥生さん、あなたは名探偵らしいね。つまり、普通の人の中から、普通の人のフリをした人――事件の犯人を見つけたりするわけだにゃ?」

 すっ、と羽賀の瞳が細くなった。

「それを、このパソコンを使ってやって欲しいね」

「普通の人の中から、普通の人のフリをした人を探せ、と言うこと?」

 にいっ、と羽賀が笑った。

「私は、『完璧な人工知能』を作ったね」

「っ――?」

 その瞬間弥生は、間違いなく背筋が冷える感覚を味わっていた。

 羽賀の瞳の中には、見間違いようのない狂気があった。先ほどまでの冷徹な理性すら、この狂気を原動力に研ぎ澄まされたものだと分かる。

 それほどまでに、壮絶な笑み。

「その実証実験に協力して欲しいね。普通の人のフリをした、『人工知能』を見つけ出して欲しいね」

 壮絶な笑みを張り付けて、羽賀は続ける。

「多くの人と交友を持つ社交家、古今東西の創作物に精通した趣味人、人の動きを見切りその力すら利用する格闘家、自らも嘘を操る裏の世界の罠使い、そして人の嘘を見破る名探偵。その誰もが見つけられなければ、人との境界が分からなければ、私の『人工知能』の素晴らしさが、世の中のバカどもにも分かりやすくなるね」

 如月弥生はその狂気の気迫に気圧されてしまっていた。以前解決した事件で、猟奇的殺人を繰り返した男と対峙したことがあったが、その時に似ていた。

 彼女が敵なら、本気でかからないといけない。

 そして、その時には弥生は完全に覚悟を決めていた。

 狂気の教授だろうが、完璧な人工知能だろうが、目の前に現れる謎は、一つ残らず完膚なきまでに――。

 解き明かす。

 自分でも気付かないほど自然に、弥生の顔には笑みが――名探偵の不敵な笑みが浮かんでいた。

「やってくれるかにゃ?」

 羽賀は、まるで先ほどまでの狂気が嘘のように冷たい表情になって尋ねた。

 ノートパソコンを、すっと弥生に向けて差し出す。

「そう、つまりこれは――」

 羽賀まどか――白で縁取られた黒をまとった美女は、艶然と微笑んだ。

「――名探偵への挑戦、ということだにゃ」



   ◆ ◆ ◆



「名探偵・如月弥生は、謎の白衣の美女から、挑戦状を叩きつけられたのよ!」

 そう言って、弥生は子どものような笑顔を見せた。

「挑戦状? どこかの怪盗から、美術品を盗むって予告状でも届いたの?」

「近いものがあるわね。これよ」

 彼女は、黒いノートパソコンを取り出して見せた。

 それは持ち運びやすそうな軽量のノートパソコンであり、どう見ても、怪盗からの予告状であるようには見えなかった。

「ノートパソコン?」

「その通りだにゃ。見ての通りだにゃ」

「にゃ!?」

 その時の僕の衝撃は、ちょっと正確に伝えきれないと思う。

 それは、ともすれば有名なイギリスの名探偵の流れにありながら、アメリカの探偵たちのような固ゆで加減を持つ、名探偵・如月弥生の性格からして、口が裂けても出てこないはずの言葉だった。

 二回言ったから、不本意ながらセリフを噛んでしまったということもないだろう。むしろ、彼女自身が、こちらの反応をうかがうように見つめてきている。

「とっても可愛いと思わないかにゃ?」

「ネコ語喋ってる! 怖っ!」

 可愛いなんて次元ではない。ベクトルが真逆だ。

「よかった。イチガツと、致命的な趣味の相違はないみたいね」

 唐突に元に戻って、彼女は笑った。

 いやいやいやいや、何だ今のは。

 如月弥生がネコ語を喋って可愛いとか思って欲しいなら、普段絶対着ないようなフリフリでピンクの服と、同じくフリフリでピンクのミニスカートを着た挙句、怪盗が送りつける予告状の代わりに白のネコ耳とネコ尻尾を装備した上で、右手をネコパンチの形に顔の横に上げて、それから喋らないと。それくらいしないと、とてもじゃないが、可愛いなんて簡単に思えない。それくらいしてくれたら、まあ……可愛いと思う、けど。

「ちょっと説明できないくらいびっくりしたよ。ちゃんと意味とか脈絡とかあるんだろうね? このノートパソコンの話じゃなかったのかよ」

 そう言って。

 僕は本当に何気なく、ノートパソコンに触れた。

 瞬間。

 僕の脳裏に、ほんの一瞬閃光のように、本当に唐突に脈絡もなく、ある映像が浮かんで焼きついた。

「あ――」

 僕は思わず声を上げて、額を押さえた。

 その痛みは鋭すぎて、逆に鈍く感じる。頭を内側からがんがんと叩かれているようだ。

 こうなると、目を開いていても何も見えないので、僕は目を閉じてしまう。

「ちょっと、イチガツ?」

 僕の様子に気付いたのか、弥生が肩に触れて声をかけてくれる。

「――大丈夫。これは、いつもの」

「予知能力?」

 鈍痛はまだ残っていたが、弥生の声で少し落ち着く。

 そう、なのだ。

 平均・普通・平凡と三拍子そろった僕が、たった一つ、他の人と明らかに違うところが、これだ。これが、僕と他人の境界線ということになるのだろう。

 予知能力。

 こればかりは嘘でも冗談でもない。そうであってくれたなら、僕の人生は全く別のものになっていただろう。

 ミステリーの世界の住人である名探偵の恋人が、トンデモ伝奇小説の超能力使いだなんて、冗談にもならないと本気で悩んだ時期もあった。名探偵である弥生の力が本物で、僕の予知能力が彼女の助けにならないできそこないであることも、その悩みを増大させた。

 単純なもので、彼女があっさりと僕の超能力を認めてくれたことで、僕の悩みもあっさりとなくなった。本当に単純である。

 名探偵の掟、その132。名探偵は、超常現象などの非論理的現象すら、自らの論理の内側に取り込むべし。

 まったく。絶対にその時考えた掟に決まっているのに。僕がどれくらいその言葉に救われたことか。

「今回は、何か見えたの?」

 僕の予知能力は、とても断片的だ。今回のように、一瞬映像が見えるだけということがほとんどだが、脈絡なく頭の中に言葉が浮かんだり、声や音が聞こえたりする。ひどい頭痛がなければ、気のせいや妄想で片付けられるかもしれないが、それらのどれもが、未来に起こる『何か』である以上、予知能力と呼ぶしかない。

「メモ書きみたいだった。箇条書きが四つくらい」

 答えながら、僕は脳裏に焼きついた映像を注意深く観察する。

「読み上げられる? 私が書き取るわ」

 僕は、弥生に読んだままを伝える。

「箇条書きのアイテムは、不等号の記号みたいだ。『より大きい』、左側が開いていて、イコールがないやつ。それぞれに文章が付いていて――」

 僕が読み上げる通りに、弥生がメモ用紙へとそれを書き込んでいく。

「――以上だよ。いつにも増して、意味不明だね」

 僕は、自分でも疲れを感じてしまう表情で、笑う。

 頭の痛みが引いていくのに合わせて、脳裏の映像も静かに消えていく。

「でも、イチガツの予知は、100%当たるじゃない」

「そして、100%の確率で、弥生さんの推理の役に立ったことがない」

 そう言って、ようやく目を開けると、すぐ近くに弥生の笑顔があった。

「まだそんなこと言ってる」

「……メモ見せて」

 僕は、弥生から書きたてのメモを受け取った。



〉夢を見る人工知能

〉↑が、結婚式を挙げたいと夢見る

〉何ヲタでもいいから、オタクが出てくる話

〉ジャンル:ミステリー



「これだ……」

 僕はうめくように呟いた。

「僕は、このメモを見たんだ」

 彼女に手渡されたメモは、寸分たがわず、僕の脳裏に焼きついて見えた、そのものだった。

 今回は、いつにも増して、予知能力と言えないような仕方のないものを見てしまった。しかも意味不明だ。

 僕が落ち込んでいるのをなんとなく察したのか、弥生がそのメモを取り上げて言う。

「また未来の情報ね。記録更新」

「自分が書かせたものを予知してたんじゃ、全然意味ないじゃないか」

 そう言ったところで、メモを見ている弥生の表情が、真剣なものになっているのに気付いた。

「これ、もしかしたら、結構重要な予知かもしれない」

 彼女は、メモの最初の項目を指差す。

「『人工知能』。これが、白衣の美女から受けた、挑戦状のキーワードなんだよ」



 そこで初めて(・・・・・・)、僕はその話を聞いた。

 名探偵と白衣の美女の邂逅。そして、人工知能を巡る挑戦状。

「この部屋のインターネット回線が、この近所で一番速いって、確か自慢してたよね。ここで、このノートパソコンつないでもいいでしょ?」

 弥生は、僕が断ることなんて想像もしていないという顔をしている。そして、僕も断るつもりはない。

「つまり、その挑戦、弥生さんは――」

 弥生は、可愛らしい笑顔で――それでいて、名探偵の不敵な表情で、答えた。

「名探偵の掟、その10。名探偵は、いつでも誰からでも、あらゆる挑戦を受ける。だよ」



(『名探偵の掟 ~人の境界~ 第一話』完)


 続きます。

 次回をお楽しみに。


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