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L.L.~迷宮人生~  作者: 雨薫うろち
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45.坑道の入門者ダンジョン

その後も、何もしないで素材やら武器防具道具なんかが手に入っていく。


しかし、杖や布服、皮マント、木の鎧、後はポーション関係。


「なんか、坑道なのに金属製品出てこないんですね」


「寧ろ、ここいらは金属製品が余ってるから、出ないんじゃないか?」


なるほどな~。どちらかと言うと不足しがちな物が出るのか!ダンジョンてのはよく出来てるな。


そうこうしている内に、ダンジョン内の門。強敵がいる部屋だ。


術を一通りかけなおす。テイワズ、エイワズ、アルジズ、サイキックアーム、サイキックアーマー。


後<処置>で持続回復状態にしておく。


扉を開ければ、蟻が5匹、内2匹は色が茶色。


「あの茶色は術を撃ってくるから、足止め頼むぞ」


ということなので、速攻の『ハードヒット』一体を怯ませ、もう一体を『バインドウイップ』


その間に一匹普通の黒蟻を叩き潰してくれたので、間を縫って拘束出来ていない方を『浮打』


拘束が解けたところで『スイング』から茶色2体同時に一発食らわす。


一体が頭の上に土の塊を形成したので『ハードヒット』で術を止め、


もう一体を『ネックハング』


その間に2体の黒蟻は潰れ、茶色も次々潰してもらい、戦闘は終わった。


「ふい~、助かりました」


「いやいや、お前さんのその流れるような妨害スキルあってのことだ」


そして、部屋の真ん中には大きめの箱。


慎重に<診断>で罠を調べ、一個づつはずす。


最後に蓋に手を置きMPを吸われて、鍵が外れたところで、お宝とご対面。


「穴あきズボン??股のところが開いてたら流石に穿けないな~」


「いや、それズボンの上から穿くやつだろ?」


そう言われたので一回バッグにしまって確認すると〔鹿皮のチャップス〕となっている。初めて聞く服だな?


「チャップスってなんですかね?」

 

「腿周りなんかを守る防護服じゃないか?」


へ~、まあ、ズボンの上から履くだけだしとその場で穿いてみる。当然ダンジョンで出た物の分配は初めから話してある。


「・・・これなんか見たことある!カウボーイが穿くやつだ!」


「いいんじゃないか?服装備のお前さんが防御力上げるなら間違った選択じゃないだろう」


うん!なんか自分完成に近づいた気がする!


そして、地下2階へ


地下2階からは茶色が普通に出てくる。


うっかり術を使わせてしまったが土の塊を飛ばしてくる。


アイテっ!って感じ。大したダメージじゃないので良かった。


さらに羽のある蟻が、偶に出てくる。こいつは動きが早いので、自分が拘束して、そこを叩いてもらう。


順調!順調!


お宝は木の長い棒、木刀、木の弓、ベージュにこげ茶の模様の入った綺麗なローブ、バンダナ、青いケープ。


そして、ボス部屋。


きっちり準備を済ませて突撃。


部屋の真ん中にいるのは大きなアルマジロ、背中の甲殻が硬そうだ。


「岩石アルマジロだな。装甲部は岩で出来ているから打撃しか効かないぞ」


「それ以外の部位は?」


と、聞いたところで、二足歩行になったアルマジロが、鋭い鉤爪で襲い掛かってきた。


幸い動きが遅いようなので、二手に別れて避ける。


すると、丸まり始めるアルマジロに、叩く場所が減っては困るので抜き打ちの『ハードヒット』


びくっとなって、動きが止まったところに、髭もじゃのおじさんの一撃。


髭もじゃのおじさんを狙うように自分に背を向けたところで『ネックハング』動きを止める。


腹部に一発また重い一撃が入る。


『ネックハング』が解かれる前に『ネックハンター』・・・これは大したダメージにならなかった。


しかし、こっちに振り返り四足歩行に変えて突進してきた。


『浮打』を合わせて、体を浮かせてしゃがんで『足切り』


すぐに正面から離脱。


アルマジロが移動できなくなったところで、二人で滅多打ちにすると、仰向けに倒れて消えるアルマジロ。


「しかし、アルマジロって虫食べるのに何で蟻はここに住んでるんだろ?」


「蟻が住んでるから、アルマジロも住み着いたんじゃないのか?」


なるほどな~。


部屋の真ん中に出てきたちょっと豪華な箱。罠解除、鍵開けと進めて、ごたいめーん!


紐のついた勾玉が入ってる。


「当たりだな」


「当たりなんですか?」


「ああ、アクセサリーだろ?効果見てみろよ」


一度バッグに入れて確認すると〔勾玉の首輪〕効果はSPの自然回復力上昇と心補正だ。


「心補正いただきました!」


「そうか、じゃあそれもお前さんが使うといい」


「でも、当たりなんじゃ?」


「いいさいいさ!俺は妹の術が売れた分の金を回収できればいいんだ。何よりお得意さんの能力が上がるなら、寧ろ願ったりだ」


そう言って譲ってくれた。非常にありがたい。早速首からかける。勾玉のネックレスってのも乙だな。


そして、地下三階へ


いつも通り、なぞなぞか。


『いつも素っ気なくて、名前を呼んでも振り向きもしないのに、全然関係ない名前で呼ぶと拗ねながら甘えてくる天使ってなーんだ?』


 なぞなぞじゃないな。個人の感想だこれ。でもまあ、多分・・・。


「猫」


奥への道が開かれた。

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[一言] お、その後の離婚の危機がっ
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