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L.L.~迷宮人生~  作者: 雨薫うろち
22/200

19.バッグ拡張

それから、初心者ダンジョン攻略を続け地道にお金を貯める。


ポーションも何だかんだ貯まっていきホクホクだ。


そして手に入れる。


〔暴牛のハット〕

〔縞蛇の戦闘鞭〕

〔粗鋼の剣鉈〕


武器防具共に揃い、すっかり見た目だけは初心者を抜けてしまったようだ。


そして、街中で少年に会う。


「最近はダンジョンに篭られていたみたいですが、見違えましたね」


「おかげ様で、武器も防具も揃ったし、そろそろ次の段階かなと思ってるんだけどね」


「そうですか・・・一個相談があるんですが、ちょっとお高い買い物しません?」


「お高い買い物???」


「ええ、前にダンジョンボスの毛皮は特別な物が作れるって話をしたと思うんですが?」


「ああ、あれね。毛皮また貯まったよ」


と言って、毛皮を渡す。


「ありがとうございます。この分の毛皮代は引くとして、実はコレでアイテムバッグが拡張できるんです」


「つまりもっといっぱい物が持てるって事かな?」


「正解です。さらにデザインを変更可能になります。色もこの辺りで取れる染料だけなので、藍色になってしまいますが」


染料で思い出した!染料が作れるようになったらズボン作ってもらうんだった!


「ねえ!ズボンも欲しいんだけど!」


「そうでしたね。それは500ゴールドで良いですよ。綿は山ほど安く譲ってもらいましたから」


今の自分にとって装備が500ゴールドは破格だ。ありがたい。


「コレで、初心者装備は完全に脱した!次の段階へ・・・」


「それでアイテムバッグの件ですが、高くなりますけどアップグレードしませんか?<裁縫>する人は誰もが通る道でして」


「そうなんだ?」


「冒険者事務所に実は生産窓口がありまして、そこで受けられるクエストにバッグ拡張があるんですが、お願い出来ないですかね?」


「いや、作ってくれるならありがたいけども」


「ホントですか?じゃあ、デザインはどうしますか?腰に鞭と剣鉈装備するならリュックかボディバッグがいいですかね?」


「腰に斜めに掛けるの気に入ってるんだけど?あと剣鉈は腕にしまっておくの気に入ってる」


「剣鉈は腰の方が渋いですよ?でも確かに薬をベストにしまってるの似合いますもんね。バッグの形どうしようかな。大きさと中身の容量に関係が無いので、小さなポーチとかも可能ですけど」


「そっか~腰の方が渋いのか~ナイフより大振りだしそうなのかもな~。個人的にはショルダーバッグがいいかな?」


「じゃあ、細紐の皮のショルダーバッグにしましょう。邪魔にならない程度のサイズにしますよ」


「ありがとう!それなら腰が軽くなるし、剣帯も新調しようかな?」


「なるほど!じゃあ、剣鉈と戦闘鞭装備できて、更にポーションや回復薬バチバチ仕舞えるようなホルダーも付けましょう」


「おお!それはなんかカッコイイ」


「そうですね、マッドな研究者みたいでかっこいいですよ」


「ほ~!自分は遺跡を探索して古代文字とか解読したいんですけど」


「じゃあ、ぴったりじゃないですか!研究者っぽい冒険者ってロマンですよ!インテリジェンスを感じさせる鞭使いとか渋い役どころじゃないですか!この名脇役!」


「そうかな?じゃあ、買いたいな!全部でいくらになる?」


「100kです!」


「高い!!」


「信用で待ちますよ」


「いや、がんばってお金貯めてくるよ。装備が整って稼ぎも増えたし」


「分りました。ズボンは先に渡しておきますね」


「うん、ありがとう」


そして、ズボンを手にいれた。どう見てもジーパンだが、悪くは無い。


そして、ダンジョンに篭る事数日、まだお金は貯まらない。何故ならスキルでお金が飛ぶから。


「<手当て>と<回復>と<看破>が上がりきっちゃったんですけど」


「あらまあ、絶好調じゃない!」


<処置>or<タッチ>

<治癒>or<修復>

<見破る>or<発見>


「全然分らないんですけど」


「<処置>は<手当て>とそんなに変わらないけど使える薬の種類が増えるわ

 <タッチ>は触れることでHPやMPやSPを譲る事で、パーティ内で助け合いが出来るわ

 <治癒>は<回復>と似てるけど、状態異常も治りやすくなるわ

 <修復>は一部クエストや生産関連で使用するわ

 <見破る>は味方や敵の状態が分るわ

 <発見>は隠れた敵を見つけたり、隠された通路を見つけられるようになるわ」


 「<処置>と<治癒>と<発見>かな?」


 「そう?悪くはないけどちょっと保留して<観察>育ててみる気は無いかしら?」


 「育てるとどうなります?」


 「あまり贔屓はしちゃいけないんだけど、特別よ。普通は<察知>か<看破>のどちらかを取るんだけど<看破>は<観察>と合成する事で<診察>になるの。

 対象の状態をかなりはっきり見れるスキルだからあなた向きよ」


 「あまり、魔物の状態とか見ないんですけど?」


 「宝箱の状態や罠の状態ももっとはっきり分かるとしたら?」


 「しかし、隠し通路を見つけられないのは・・・」


 「それなら大丈夫よ!隠し通路や偽壁も状態として見えるから!」


 「<観察>買います!」


 「<処置>と<治癒>と<観察>で2100ゴールドよ!」


 「なんとかなる!」

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とある攻略サイトの質問板


質問者:匿名入門剣士


実は他人がやらないスキルの組み合わせで最強とかやりたくて<手当て>を上げきったんだが<タッチ>とかゴミスキルでしょうか?

やめておけと言われたスキルを上げた自分を許してくれるエロい人いますか?


回答者:匿名拳士


折角聞いたんだから、やめておいた方が良いと思うが<タッチ>だけは使い道があるぞ。

拳士系になってしまうが<内功>と言うステータス上昇系スキルと合成する事で<気功>と言うスキルが発生する。



質問者:匿名入門剣士


え?自分剣士なんでやっぱりゴミスキルですか・・・

正直<処置>手に入れても、戦闘中は絶対使えないし、頭抱えてたっす。


回答者:匿名拳士


このゲームでは回復手段が限られてて、徐々に攻略の鍵になってくるから<気功>持ちはありがたがられるぞ。

直接相手に触れないと使用出来ないが、対象のHP,MP,SP全てを多少回復できる。

法術には及ばないが、近接系の回復手段としては有用。重宝されるぞ。


質問者:匿名入門剣士


自分ぼっちなんでやっぱり死にスキルなんすね。素直にやめておけばよかった。


回答者:匿名拳士


そうなると後はデバフ系と合成するか吸収系と合成するかだな。いずれにせよ直接触れなけりゃ意味ないが、超接近で使えない事もない。


質問者:匿名入門剣士


ありがとう。魔法剣士になるつもりだったけど、超接近型も考えてみる。

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― 新着の感想 ―
[良い点] むむ、これは…考古学者ですね。 [気になる点] ( ゜д゜)ハッ!失わ○たアーク!、……違うか。 [一言]  あれ?メンタル大丈夫ですか?気休めですが…    …ご自愛ください?いや、違う…
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