おちてくる。
いつものように おちてくる
窓の外
なのに 分からない 無表情で
「どうして?」
と 聞いても 答えない
心のなかだから
ただ やっぱり おちてくる
晴れ渡る大空のもと
降り頻る雨粒のおと
真っ赤に染まる夕焼け
布団から起き上がれることはない
病室でひとり
誰かが飛び降りる光景だけを繰り返し
それが自分だと気づくまで
何度も 何度も
何度も 何度も
万歳三唱 国家斉唱
叩き付けられて 染みとなり
また 繰り返して 屋上へと
身動きできないハズなのに
今日もまた 飛び降りた