リオン旅立つ
第1作目ですよろしくお願いします
学生なので更新速度は遅いですご了承ください
拙い所は指摘してくれるとありがたいです
それでは第1話です
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アンガス=リオン
ラクシュサルの町に生まれた1人の少年である。
その〘職業〙は勇者だった。
リベリオンの父イデオットと母タニアは大いに喜んだ。
〘武闘家〙と〘村人〙というありふれた職業の二人の間に生まれたからである。
しかしリオンは決して幸せとは言えない生活を送った。
周囲の人や親からの期待の眼差し、失敗できないという焦り、また失敗した時の非難の嵐は確実にリベリオンの精神を壊していった。それは僅か10歳の時の出来事であった。
最終的にイデオットによるDVでリオンの精神は壊れた。勇者に対する期待が勇者を滅ぼしたのである。
それから8年がたった今、最凶の勇者の物語が幕を開けた…
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「魔王を殺す」
リオンが発した言葉はそれだけだった。
「リオン、あなたは落ちこぼれの勇者なのだから無理しなくていいのよ?」
タニアは優しく諭した、それでもリオンは聞かなかった。
「落ちこぼれかどうかは俺が証明してやる」
5歳で剣を持ってから13年、1日たりとも欠かさなかった修行によってリベリオンは普通の人間より遥かに強くなっていた。
村人の平均がLv5程度、剣士など戦闘職でも30もあれば強者の部類だった。
しかしリオンはレベル50を超えているこれは並々ならぬ努力と勇者のスキルのおかげだった。
リオンのステータスはこんな感じである。
アンガス=リオン(18)
職業〘勇者〙Lv53
固有魔法:自由意志
スキル:火球、水刃、風斬、魔力生成、鑑定
固有魔法とは〘職業〙が村人以外の人間の中で選ばれたもののみが持っている魔法である。
しかしリオンは未だ使い方がわからない。
身体能力が上がるわけでも、魔法の威力が強くなるわけでもなかった。前例も無く、まさに前代未聞の固有魔法である。
スキルを持てるのも限られた人のみで、ラクシュサルの町で鑑定スキルを持っているのはリオンだけだった。鑑定スキルが無ければ他の人のステータスを確認できない。故にリオンがいかに異質な存在か理解することが出来なかった。だからタニアは優しく止めたのだ。しかしそれも聞かずにリオンは旅に出ようとした。
「そこまで言うなら止めはしないわ。でも危ないことはしないでね。まずは王都に行って仲間でも募りなさい、勇者ならパーティーを組むのは当たり前でしょ?」
「………ああ、わかってるよ。」
少し苛立った様子でリオンは返事をする。
(俺は当たり前が嫌いだ…)
勇者だからと言われ育ったリオンは当たり前という言葉が嫌いだった。
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王都 ヘルメス
「ここが王都か…ラクシュサルとは大違いだな…主に人の量が倍以上だ」
ヘルメスはこの世界の中心に位置する街で、王であるマーキュリー王の一族が支配する王権国家である。商業が特に発展しており、ヘルメスにいて買えないものは無いと言われるほどであった。
「リオン様でよろしいでしょうか?」
「……人に物を尋ねる時はまず自分から名乗ったらどうだ?」
「これは失礼、わたくし、マーキュリー殿下の側近であります、クノールと申します。マーキュリー殿下の命令で、リオン様を王宮にお連れするよう承っております。」
「王様なんかが俺に何の用だ?」
「あなたは職業〘勇者〙でしょう?世界にたった5人しかいない職業を持っている人とあれば王に呼ばれたとしても不思議では無いと思いますが?」
「まぁそうか…わかった、行くだけ行ってやる、早く案内しろ。」
「わかりました。」
クノールと共に王宮まで歩いて行った。視線を感じていたのでクノールはそこそこ名が立つのだろう。
「これはこれは、リオン殿。私が今代の王、マーキュリー=カタリーナと申します。以後お見知りおきを。」
「アンガス=リオンだ、よろしく。」
「リオン殿、此度は魔王を倒す旅に出ると伺いました。どうか私の娘を連れて行ってはくれませんか?」
「はぁ…?娘だと?どういう事だ?」
「私の娘は職業〘王族〙では無く職業〘賢者〙として生を受けました。ならば勇者様のお役に立てるようにするのが私の娘の役目です。」
「お前の娘とやらのステータスは?あんまり弱いと置いていくぞ。」
「ご安心ください、Lvも34まで上げておりますし、今ここに連れてきますからご自身の鑑定魔法で見てみてください」
「お前が俺が旅に出たことや持っているスキルのことを知ってるのが気になるんだが」
「それは国家秘密です♡」
「…まぁいい、娘を見せろ」
「わかりました。入ってきなさい、アイリーン」
「はい、お母様。」
俺は早速鑑定魔法でアイリーンのステータスを鑑定した。
マーキュリー=アイリーン(16)
職業〘賢者〙Lv34
固有魔法:神読鑑定
スキル:鑑定、治癒
(なかなか強いな…それに固有魔法も気になる…)
「お褒め頂き光栄です、固有魔法は見ての通りでございます。」
「なるほど、心を読めるのか」
「はい、それに鑑定じゃ見えない事まで見えますよ、例えば魔力量だったり固有魔法の詳細だったり…」
「なんだよそれ、チートじゃん。」
「チートと言うならリオン様ではなくて?|私でもわからない固有魔法なんて初めてですよ?それに魔力量だって私の倍はあります。」
「な、アイリーンの倍だと!?」
そこに反応したのはカタリーナだった。
「おかしいだろう!?アイリーンはLv34なんだぞ!?それの倍だと!?リオン殿のレベルでも倍はおかしいだろう!?」
「まぁ…修行の成果じゃないですかね?」
「そ、そうか…13年間も修行してたらそうなるか…ま、まぁとりあえず娘を連れて行ってもらえるか?」
「はい、問題ないと思います、まぁ役に立たないと思ったら切り捨てますけどね?」
「あ、あぁ…そこはアイリーンの頑張り次第だろう」
「リオン様、私頑張りますね!一緒に魔王を倒しましょう!」
「ああ、そうだな」
これから、俺たちの物語が始まるんだ。
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1話目終了です!グダグダしちゃいました
のちのち修正していく予定です!
ちなみにヒロインはまだ出てきてません
最初に出てきた女キャラがヒロインだと誰が決めた?とか言ってないで次回には出せるように頑張ります…書きたいことが多すぎて…
それでは!楽しんでくれたら嬉しいです!
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