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異世界に転生したので文字付与魔法を使って全能をめざす  作者: 異世界に行きたい大学生
序章
5/5

5話

「フィル」


3歳になった。

予定通り自分の名前と数字の読み書きは完璧に出来るようになった。

これで将来はとりあえず、計算の仕事には就けることが確定しただろう。


だが、1つ問題点がある。

この母親、計算が出来ない為、演算子の存在を知らないみたいなのだ。


教えられてもいない演算子を急に使い出すと、怪しまれてしまうかも知れない。

早急に何とかする必要があるだろう。


と、ひとり頭を悩ませていると母親に呼ばれた。

どうやら、3歳になったので教会に行って神父様の所に行かないといけないらしい。



ガタゴトと馬車に揺られること半日、ようやく教会のある別の町についた。


いつも行っている町に教会は無いのかって?

一応あるにはあるけど、出張所らしく3歳になった子供の鑑定が行えないみたいだ。


この国では3歳になった子供は教会に集められ鑑定を受けるよう法律で定められている。


ここにきてファンタジー世界の定番の鑑定様のご登場だ。

鑑定を行うことで年齢、種族、性別、適正職業、適正魔法、その他にも色々と見ることが出来ると馬車に乗っている護衛の騎士が教えてくれた。


この馬車に乗っているのは護衛の騎士と鑑定を受ける子供だけで、親は乗っていない。


子供は鑑定を受ける為に無料で馬車に乗ることが出来るが親は違う。

しっかり料金が取られてしまう為、基本的には乗合所での見送りまでだ。


子供達は皆不安そうに身を寄せ合っており、時折泣き声も聞こえてくる。


しばらくすると教会に到着して馬車から降りるように言われ、そのまま教会の中に通された。


次話、いよいよ鑑定です。

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