1話
初投稿です。2018/03/08 18:30
「今日もまた無意味な時間を過ごして一日が終わるんだろうな~」
時刻は午前中のほとんどを寝て過ごしたのでもう11:30だ。
無意味な時間だとは思いつつも
やる事もやりたいことも特には無い。
「とりあえず飯食うか。」
部屋を出て1階にあるリビングへと向かう。
俺の部屋は2階にあって、リビングは1階にある。
飯を食う時は自分の部屋かリビングだ。
最近では自分の部屋で布団に寝ながら食べている。
今回はリビングで食べるので、襖を開けてすぐのところにある
慣れていないと怖いくらい急な階段を勢いよく下りて行く。
余談だが布団や洗濯物を干したりするベランダは俺の使っている部屋の先にあるので
ベランダに行く際には俺の部屋を通ってベランダに行くしかない。
その為、俺のプライバシーなどあって無いような状況になっている。
◇
飯が終わると15時くらいまではまたお布団の中でぬくぬくする。
14:00を10分ほど過ぎたところで高校からの友人からLINEが来た。
ここ数年ほど、ほぼ毎日のように2人でカラオケに入り浸っている。
特に何か歌いたい曲があるわけでもないのに"暇だから"という理由で毎日のように近所のカラオケ広場に行っている。
今日は何となくカラオケに行く気分では無かったので『お金がない』と返信をして行かない旨を伝える。
友人は俺がお年玉を使わずに残していることを知っているので
お金がないというのが嘘だとすぐに見破られてしまったが、とりあえずカラオケには行かないことになった。
で、約束を断った俺はと言えば。
15:00まで時間を潰した後 センター街のマクドナルドへ行き、
無料電源席に陣取って『小説家になろう』に投稿する作品を書いている。
友達付き合いを断っておいてマクドで妄想の垂れ流しかよww
と突っ込みを入れたくなるだろうが
なにせ本当に毎日のようにカラオケに行くことしかしていないので完全に飽きていたのだ。
...というわけで、今俺はマクドでなろうに投稿する予定の作品を書いている。
ちなみにこうしている間にも『シャ〇バしようぜ!』とか『暇』とか連絡が来ているんだが、適当に話の腰を再起不能になるまで叩き折ったのでしばらくは執筆に集中できるだろう。
話は変わるが、みんなは願いがなんでも叶うとしたら何を願う?
宝くじや競馬とかの一等当選?
健康で長生きしたい?
人によっていろいろあると思うが俺にも叶えたい願いがある。
それは『異世界に行って魔法チート』をすることだ。
この夢を実現させる為に俺はネットを駆使して2,3日前から『引き寄せの法則』や願いをかなえてくれる神仏や神社などを探しては自宅で実践できるものなら危ないものを除いてなんでもやっている。
そうして見つけたものの中にとある神社のことが目に留まった。
静岡県にあるという『言葉のままに願いをかなえてくれる』神様がいるという神社。
もしかしたらその神社なら俺の願いも叶うんじゃね?
そう感じた俺はしばらくたったある日、その神社へと向かうことにした。
次回からいきなり異世界です。