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異世界にただの高校生が勇者として呼ばれちゃった件。  作者: ニャン
第2章 旅の始まりだ
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旅の始まりだ!

あの日から2日が経った。

ユウの住んでいる宿にリンと姫がやって来た。

「それじゃあ行こうか。二人共。」とユウが言うと

2人が「「はい!」」と一緒に答えたのである。

3人が歩いて森に向かっている門へ行くと姫の妹であるカオリが門の前に立っていたのである。

カオリが姫を見つけると走ってきて抱きしめて「ヒカリ姉さん行かないでよ。寂しいよ。」と話そうとしなかった。すると姫がカオリの肩を掴んで引き離して伝えた。

「私はねカオリ。この国を守りたいから、ユウ様と一緒に行くことにしたのよ。カオリ。分かる?」

「はい。でも寂しいです。」

「それなら、私の部屋にある刀とぬいぐるみを一つずつあなたにあげるわ。だから、それを持ったらカオリは中から国を守ってね。私は外から頑張るから。」

と言うとカオリは涙を拭って姫に向かって

「うん!私頑張るから!姉さんよりも凄いお姫様になって待ってるから!」と言った。

「楽しみにしてるわ!たまに戻って来たら一緒にたくさん話そうね。」

と言うとカオリは嬉しそうに顔を縦に振った。そしてユウの前に来て

「ユウ様。姉さんをお願いします。代理のこの姉さんの国の代表としてお願いします。」と言われた。するとユウが。カオリの頭を撫でて「任せといてよ。それにカオリの姉さんは強いからね安心しなよ。」と答えた。

カオリはもう一度お願いしますと言うと顔を赤くして馬車に乗り込み城へと戻って行った。

「ユウ!」と突然ひかりが人になってユウの前に表れた。

「どうしたんだ?ひかり?」

「やっと一つ目の開放に慣れてきたんだね。人格が前のユウに戻ったよ。」

「そうか。」と言うと

リンが聞いてきた。

「どういう事ですか?」とリンが聞くと姫も

「私も気になります。」と言ってきたり

はぁーと溜息を着いてから答えた。

「大切なことだからしっかりときいてよ。俺はね剣技と魔法の両方に力が何重にも封印がされているんだよ。なぜなら、この人剣ヒカリを持って一気に全開で戦うと人格が凶暴になっちゃうからだよ。だから、ゆっくりと一つ一つ力を開放する必要があるんだよ。一つ目はリンのテストの答えを待ってる2週間の間に森の中でオークを切って剣士としての覚醒をしたんだよ。でもこっちは慣れるまで1週間もかかったんだよ。そして二日前に魔法使いとしての覚醒が行われた。この原因は多分リンだよね。リンが俺に忠誠を心の中で誓ったんだよ。だから、二日前に急に魔法使いの覚醒が始まって昨日、ひかりと一緒に慣れるために頑張ったんだよ。それでさっき遂に完全に力を取り込めたんだよ。覚醒も慎重にやらないと君たちを殺しかねないからね。」

と説明すると2人は黙ったのだ。・・・

「よし。それじゃあ行こうか!」とユウが言うとひかりが剣に戻って頭の中に(おー)といい、2人が

「うん。」

「はい!」と答えたのであった。

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