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初めての覚醒 魔法剣士への第1歩

ユウは模擬戦で初めての強制覚醒を行いました。強制覚醒は本人にはかなり負担が大きくヒカリに肩を借りてやっと立ち上がれるという程に消耗していました。

ユウはヒカリに支えてもらいながら、食堂へ行きました。するとリンが

「お隣をよろしいですか?ユウ様。」

「えっーと確かリンだっけ?模擬戦の監督をしてくれた?」

「はい。私は、あなたの能力に大変驚きました。あの目にも止まらぬ速さ!太刀筋!魔法の応用!全てが私には到底真似できない技です。」

「そりゃどうも。」!

「ユウ様は、以前はどのような事をやっておられましたか?」

「俺か?俺は、名家に生まれたけど普通の高校生だったぞ。領地を守るために戦にヒカリと出ることもあったけど。」

「でしたら、あの魔法の技術は、どちらで学んだのでしょうか?」

「それはヒカリに聞いてくれ。俺にはよく分からないんだよ。」

「はい?どういう事ですか?」

「魔法の使い方はさっきは全部ヒカリに任せた。俺は、魔力をヒカリに向かって投げつけただけだよ。」

「ホントにユウくんの魔力をコントロールするのは大変なんだよ。なにがさ雷をお前の日本刀の先端で爆発させ続けてよ。大変なんだかよ。」

「それは本当なのですか?ヒカリ様」

「何が?」

「あなた様がユウ様の魔力を全てコントロールしたというお話です。」

「うん。本当だけど。後でアナタのもやってあげようか?少しだけ魔力の解析に時間をくれればあなた程度の魔力量なら、余裕よ!!」ここでヒカリがえっへんと胸を張る

「なら、私にも雷の魔法を使えるようになりますか?あなたの力を借りれば?」

「さあね。ユウくんは元々は雷の魔力を持っていたからできたけど、あなたは分からないから、何とも言えないは。今、私の手に魔力を少しだけ流して。」

「わかりました。」そう言ってリンはヒカリの手に触れて魔力を少し流し込んだ。

「うーん・・・」

「どうですか?ヒカリ様?」

「リンちゃん!!何であなたにユウくんと同じ魔力が流れてるの?あなたは、ユウくんとなにか関係でもあるの?」

「ええーと分かりませんが、私の父の名はユウと言いますね。父は、剣士として国内では圧倒的な強さを誇っておりまして私の誇りです。」

「リンちゃんのお父さんに会える?」

「いいえ。私の父は昨年の隣国との戦争の時に殺されました。」

「それはごめんなさい。」

「いいえ。・・・ユウ様、私からお願いがあるのですが、よろしいですか?」

「なんだ?言ってみな?」

「はい。あなたの弟子にしてください!」

「なんで?」

「はい!私はあなたの剣技に驚きました。そしてこの方の剣技に私は付いていきたいと思いました。これではダメでしょうか?」

「なる程。でも断る。俺は、弟子を取れるほど優れた剣技を使えない。だから、俺と共に己を鍛えるというのはどうだ?」

「あなた程の腕がありながらどうして、優れた剣技を使えないと仰るのですか?」

「簡単に言うと、俺は、俺の家に伝わる剣技の流派を全部使えるけど、どれも一番には慣れないんだよ。」

「あの実力で一番に慣れないのですか?」

「そうだ。俺のそもそもの剣術は一つだけだからな。」

「どういう事ですか?」

「簡単に言うと、相手の剣技の技を何度か太刀筋を見ただけで自分のモノにする。そしてその剣技の弱点を克服した剣技を作り出す。それが俺のいや、俺の家の本家に伝わる剣技なんだよ。」

「それは素晴らしいことではないですか?」

「それを今までその訓練を受けてこなかったお前にどう教えればいい?この剣技は3歳から訓練が必要なんだよ。」

「でしたら、あの雷切一太刀という技も?」

「そうだ。でもあれは俺が作った技だ。」

「そのようなユウ様の作られた剣技のみでいいので教えて頂けないでしょうか?」

「いいよ、ただし条件を出す。まずは俺は言葉では何も教えない。そもそも言葉では何も伝えられないからねそしてもう一つが身体を破壊してしまう危険性のある技も幾つかあるから、その時はやるな!どの技が危ないかは俺は、言わないからな。」

「はい!それと質問をよろしいですか?」

「なんだ?」

「ユウ様はこの国の魔法剣士の使う剣術はどう見ていますか?」

「簡単に言うと弱点が多い!動きに無駄が多い!だけど、兵長の動きは洗練されていて良かったな。ただ、やっぱり無駄が多いな!リンの感じた差は無駄があるか無いなの違いだよ。」

「どうすれば無駄の無い剣技が使えますか?」

「それはお前次第だな。」

「と言いますと?」

「まずは自分で無駄を探せ。お前なら、出来るからな。」

「はい。」

「それと、俺は明日からは訓練に参加しない。外の森にいる魔物をでも見てくる。見て欲しければまずは自分で答えになる剣技を作ってみな。」

「はい。」

「一つだけヒントをやる。」

「お願いします。」

「剣技の終わりと始まりだ。」

「剣技の終わりと始まり?」

「ヒカリは分かったか?」

「分かったよ。」

「この意味が分かったら、俺にはこの魔法を飛ばしてくれ。ヒカリ、渡してあげて。」

「分かったよ。」

ヒカリがリンの手に置いたのはスイッチだった。

「ここに魔力を流してね。そしたらユウくんに繋がるからね。」

「ヒカリ様。ありがとうございます。それと、ユウ様!あなたのヒントを頼りに答えを出して見せます。」

このヒントを元にリンは次の日の訓練から自分なりの答えを見つけようと必死に頑張り、答えが出るまでに2週間かかります。

「それにしてもヒントにしては大きすぎたかな?」

「そうでもないと思うよ。ユウくん!」

「それじゃぁ今から、森にでも行きますかな。」

「行こう!」

そう言って2人はリンにヒントを与えた次の日の城を出て森へ向かいました。

次回は菜花優と日本刀のヒカリの出会いの話です。

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