魔法剣士と初めての強制覚醒
あれから、1日がたちユウはヒカリと一緒に朝、訓練所まで向かった。
「それでは今日の訓練を開始する前に2人紹介する。それでは、ユウ様、ヒカリ様前の方へ来てください。」
『はい。』
「それでは紹介する。この方達は姫様が召喚しその召喚に応じた勇者様だ。」
「兵長!質問があります。」
「よし。なんだ、言ってみろ。」
「はい。私も魔法使いなので知っているのですが。召喚魔法は1人しか召喚出来ないはずです。なのになぜ2人も姫様は召喚出来たのですか?」
「わかった。その質問に勇者様に答えてもらいたいのですがよろしいですか?」
「いいよ。ヒカリ、頼むな。」
「任せてユウ。」
『今2人の力を合わせて殲滅する力を我に』
そう言うとヒカリが突然光出した。
光が消えるとユウの手には日本刀があった。
「あれは一体どういうことだ?」
「わからない。けどあのふたりは何か不思議なものでつながっているのではないか?」
「これが多分、召喚できた理由だ。ヒカリは人間じゃない。ヒカリは俺の剣だ。人剣ヒカリ!それがこいつの本来の姿だ。」
「なら、さっきの人の姿はなんですか?」
「そうだな。俺の精霊の能力に反応して、こいつは人の姿が出来るようになったんだ。こいつの性格はなんだっけ?」
ここでヒカリが人化して、
「持ち主と作った人の性格を足して二で割る性格になるって私は記憶してるよ。そもそもユウ君の前にこの私を使いこなせた人はいないけどね。ユウ君に使ってもらえるまで10000年以上封印されていたんだよ。まぁ元々は人に作られたわけでもないからね。」
「おいおいそれは初めて聞いたぞ。」
「だって初めて言ったもん。簡単に言うと神様が作ったんだよ。イリスの持っていた星を作いりすがいいりすがイリスが死んでから、アマテラスが私に作り直したのが私の始まり。そしてアマテラスは私に「この剣はヒカリと名付ける。後のこの世界に神と同等の力を持つものが現れないとこいつを使えう事は出来ない。」と言っていた。」
「すいません。質問をよろしいですか?」
と魔法剣士の1人が声を出す。
「どうぞ。」
「失礼いたします。私はリン二等兵長と言います。」
後に彼女は勇者の部下となり世界を変える事で歴史に名を残すことになる。
「質問ですが、神の力とはどのようなものですか?良ければ見せて頂きたい。」
「いいけど、今はまだあまりコントロールが出来ないんだよ。完全に覚醒しきってないと姫は言っていたよ。」
「その覚醒はの条件はなんですか?」
「たしか、ヒカリで相手を斬りその血をヒカリと一緒に大量に浴びることだ。」
「するとユウ君はまず、剣士として覚醒する。そして次の段階に行くには自分に忠誠をなかま仲間を作ること。はっどっちでもいいんだよどっちでもいいんだよ。先になるのが剣士か魔法使いかの違いだから。」
「私も質問を良いか?」
と兵長が聞いてきた。
「どうぞ。」
とヒカリが答える。
「覚醒をするとどの位の力を身につけるんですか?」
と言うとユウが
「2分だったらヒカリと協力すれば覚醒しきった力を出せるよ。」
「本当ですか。ではおねがいしたいのですかお願いしたいのですが、よろしいですか?」
ここでユウが頷く。
「それではリン!」
「はい!」
「お前が審判をやれ。そして2分たったら教えろ。」
「了解しました。」
「ヒカリ頼むよ。」
「任せろ。兵長!」
「はい?」
「このいわゆる強制覚醒が終わると少しうごけなくなるから動けなくなるから、その時は頼むぞ。」
「わかりました勇者様。リン終わってからの事は少し任せるぞ。」
「了解しました。それでは、模擬戦の準備をお願いします。」
そう言うとユウはヒカリを構えた。
兵長は大剣を両手で構えた。
「兵長は普段から、それなのか?」
「なぜですか?」
「1番の武器で来ないと死ぬよ。」
「わかりました。ジス持ってきてくれ。」
「了解しました。」
ジスは急いで兵長の武器を持ってきた。
そして兵長がジスの持ってきた大鎌を構えた。
「それでは、2分間の模擬戦を開始します。・・・はじめ!」
と言った瞬にユウが消えて戦いが終わっていた。
「も・も・も・模擬戦終了。」
一瞬の出来事だった。魔法剣士の間では「何があった?見えたか?」「いや見えなかった。」「あの兵長が一瞬で。」
兵長の後ろにいたユウが突然倒れそこへりんかリンが駆けつけた。
「勇者様。大丈夫ですか」
うごかないのユウは声だけ返す。
「いやー流石に強制しんどしんどい。悪いんだけどリンだっけ治癒魔法をかけてくれない?」
「はい!喜んで。」
こころのなかてなか中でいみとめられた認められたい。そこか底おも思うのであった。
数分後兵長が目を覚ました。
「いったいなにか何が合ったんだ?」
おきたか起きたか兵長。さっきは、模擬戦を開始した瞬間に覚醒状態でしか使えない剣技を使った。名を雷切一太刀。という」
「いったいどのよう剣技ですか?」
「簡単に言うと後ろに置いた足に雷の力を溜めてそれを爆発させて光速の速さで間合いを詰める。そして剣の先端に溜めて同じように爆発させて剣を振る。」
「雷の魔法なんて無いですですか?」
「確かに無いな。でも無くても作れる。」
「どうやってですか?」
「摩擦を使う。」
「なるほど。ですが、それでもあそこまでの力は出せません。」
「はいはい!そこが私の仕事でーす!溜めた雷を貯めるときに私がその雷を強くする魔法をかけました。正確に言うとなるけどねなるけどね。」
と言いヒカリはまた人化した。