1/2
プロローグ
僕が君に出逢ったのは、
神様の悪戯だったのかな...
生きたいけど生きられない君と
死にたいけど死ねない僕
君と僕は、正反対
生きるために必死に努力して
辛いことも弱音を吐かずに笑顔でいる君
なのに、僕は...
『君と代われたら...』
なんて、そんな勇気無いくせに...
死ぬ覚悟も出来ず、
死のうとしていた僕
君は、きっと覚悟なんて
ずっと前からしていたんだろ?
『死』の覚悟を...
だから、あの時
最期に君は、あんなことを言ったんだね...
君からは、いろんなことを教えてもらったんだ...
いつまでも、
君は、僕の中で生きているよ...
だから、この物語は
君が『居た』っていう証