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内戦?

「内戦?」始まります。

 何としても情報が欲しい藤治郎は、


「誰か、この二つの情報が欲しい。誰か持ってないか?」


 見渡して見たが、見渡す者達だけで皆無だった。


「話を簡単に纏めると敵さんは動く気が無いらしい」

「何故解りますか」


 藤治郎の言葉の意味が解らないテールは質問をして、学園の関係者や将達は頷く。納得している者は数人だった。


「儂も藤治郎に賛成だ、藤治郎解らん者の為に説明願えるか」


 流石に大公爵だけある。落ち着いて聞いていただけある。


「草香城の真東に当たるにも関わらず、直接攻撃が船で可能な事、船が無ければ北上して星見ヶ丘城を落とし拠点にした方が攻略しやすいのに、魔物たちがわざわざ南下して居る事、二方面からなら、さらに攻略しやすくなる。

そして何より、オールドマーケット城を本陣にした事。 城を本陣にする場合長期戦を希望している時と、囲まれた時援軍が来る可能性がある時が多数を占める」


 と説明を終えた時、扉が開き警備兵が来訪を告げる。


「霞・カサエル大公爵、ミツエ・カサエル子爵様お越しです」


 二人の女性が入って来て跪くと、


「父様、御呼びにより参上しましたわ」

「藤治郎様来たわよ」

「うむ、皆に紹介しよう。向かって右より我が母霞・カサエル大公爵と我が義姉ミツエ・カサエル子爵である。 皆の者見知り置け」

「で、早速なのだが光ネェ、家紋・旗について聴きたい」


 藤治郎は光江を見ながら言った。

 知る事の出来る情報は、領主になっているハイマーケット城主の六郎・リオフィノの名だけで、何一つ解っていない。当然室内にいる居る者もそうだ。

 その為に光江の返答を息を殺しながら待っていた。  唯一人ロバートを除いて。

次回「内戦?②」お楽しみに m(_ _)m


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