魔物
題89話 「魔物」始まります。
※シューン
俺達は藤治郎に連れられ草香地区に来ているらしい。
まさか転移魔法まで使えるとは、ん でも可笑しい何故魔法陣が出ない?魔法なら必ずあるはずだし、演唱も無かったな。
それにしても発達している街だな。
藤治郎達がいるのは、秋津大帝国首都草香にある赤レンガで造られた草香政務局前である。
級友達は興味津々で見渡していた。
「藤治郎、俺たちは兎も角、級友達を勝手に依頼許可出して良かったのか?何かあれば俺にも関わってくるんだからな。」
「心配いらないよロバート。いざとなれば先生がいる万が一にも彼らが危険になることはないし、させない」
おいおい、この平民がこの短期間で級友の力が何で解るんだよ。先生だからって皆を安全にさせられるのか遊びじゃないんだ。ホントに解っているのか?
「そっか、なんかあったらお前の責任な」
「あぁ、解っているさ。すべての責任を持とう」
其処へ走りこんで来て跪く局員。
「特十級職員の藤治郎様ですか?」
「そうですが」
「お待ちしておりました。わたくし政務局長の秀政・モートと申します」
「久佐か久しいなぁ」
なっ何でその呼び名を、まさかまさか殿下なのか?
「何をして居る入らぬのか?」
藤治郎に即され現実に戻った秀政は藤治郎に付いていく。それに続いて級友達も先生を先頭に付いて行った。
部屋にはいると、藤治郎は彼に聴いた。
「状態は?」
「はっ、魔物は信貴丘より発生。現在七級魔物も確認」
秀政は地図を見せながら説明をしていた。
次回「魔物②」 お楽しみに m(__)m