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追跡5

更新18時間遅れました、m(_ _)m

第81話 「追跡⑤」始まります。

 俺は藤治郎をそしてその取り巻き達を見ていた。治癒魔法を使える者達は、商人や護衛達を回復させて居た。

 今や土砂のあった場所には、何とか何時崩れても可笑しくない状態の馬車が五台残されていた。それだけ土砂が広範囲に渡り崩れてたにも拘らず死者零人と言う奇跡が起こっている。

 それにだ。同組の奴らは兎も角として、生徒奉行長や生徒総大将が常にいるのだろうか?


「おーい連れて来たぞ」


 商人の護衛らしき人が一人坂道を登って来た。その後ろには大人数の兵が登っていた。家紋から見て個々の領主ローズ家の関係者だろう。

 その兵の隊長らしき人の所へ治療の終えた生徒総大将と生徒奉行長が行きどうやら説明しているようだ。生徒総大将が藤治郎に来るよう腕を彼に向けて指を数回折り曲げた。

 奴は呼ばれた彼女の元へゆっくりと向かい。ローズ家の者と一言二言交わした。

 えっ奴は何言ったんだ?

 俺の目の前には、奴の前に片膝を付いて平伏する兵士達がいた。

 ローズ家の隊長は、直ぐさま立ち上がり向き返ると自兵に指示を飛ばしていた。そして此方にやってくると、


「学生の諸君、君達のお陰で死者が出なくてすんだ。後は軽傷者だけなので我々に任せて欲しい。感謝する。ありがとう」


隊長は踵を返し、救助者の所へ向かって行った。

次回「追跡⑥」お楽しみに。

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