表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
78/143

追跡②

 第78話 「追跡②」 始まります。

 俺は藤治郎を追い出す為、生徒奉行長の言った通り情報招集する。家臣を使う事は出来るが親父に知られる。

それは避けたい。ならばどうするか、俺達でやらなくてはならない。

 みんな帰ろうとする。当然藤治郎も帰ろうとする。

 さて付いて行くか。取り巻きは七人か。

 で、校門に待っていた二人か?あれは護衛か?


 ロバート一味が校門を出た時、藤治郎の周りには十五人になっていた。中には兵士らしき者達もいる。


 生徒奉行長の護衛か、


 門前を両サイドの桜が並ぶ道を、前方にいる他の生徒達の陰に隠れながら堂々と付けるロバート。


 おっ角を曲がったな。急がないと、


「えっ、何処行った?」


 曲がった先ある物は壁のみ、突然と消えた彼ら。

 護衛は兎も角、奉行長は普通に帰っただけ、藤治郎にしては実家に、他の者は招待されただけである。


「行く所なんてありませんが」

「まさか先生と同じ魔法を使う人が、いるのでしょうか?」


 ローレンの言葉にメイドの翔子が答える。

 あり得ない事ではない。


「今日は諦めよう」


 それが数日、毎日同じように五日過ぎた。



「今日も変わんないんであろなぁ」

「何の成果もあげらておりません。いずれ知ることができるでしょう」


 ロバートの言葉にローレンが返す。

 ちょっと飽きてきたかな。


 そんな時に前方から商人が藤治郎の方へやって来て、


「皆さん手伝ってください。前方で崖が崩れて道を塞ぎ通ることできません。崖 の中に取り残されている方もいるようです」


 必死に頼み込んでいる。聞いた藤治郎が叫んだ。


「皆行くぞ」


 商人について藤治郎達が駆け出した。当然ロバートも付いて行く。

次回「追跡③」 お楽しみに 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ