追跡
題77話 「追跡」始まります。
俺は親父が嫌いだった。いつもいつもぺこぺこして、カッコ悪い、情けないと何度思った事か、そして俺は、親父みたいならない。親父みたいにしていれば、いつまでたっても上には上がれない。
親父を反面教師にして、逆のことをしていく。
その為には、まずはこの学校を仕切る。俺が先頭に立ちまとめてやる。
そして、栄光あるサンタワー秀高学園の入学式の時、生徒のトップがおんなであり一つ上の学年であることを知った。見る限り大したことない。俺が長になれると思った。
その為にはまずは、まず室長を目指す。
と、気合いを入れて教室に入って、ルカ・ローレン、松殿弘大、と我が家のメイドである竜田屋翔子と、計画を練っていた。
チャイムが鳴り、先生が入ってきたが、それを見て落胆した。女だ。俺が何故女如きに教えを請わなければいけないんだ。
しかも組内には名字もない平民もいる。
俺は組のみんなに長宣言をした。順調だな。俺は微笑み、あの女を、平民を排除としようとした。
女は特上位魔法である移転魔法を使用し運動場に移動した。魔法では、・・・厭あの女に勝てるのもあるはずだ。
と思ったが、剣でも勝てず。地位でも勝てず。まだまだこれからからだ。きっと勝って見せる。この組の組頭になってやる。
さてあいつを追い出すには、どうすればよいか、弥生と言ったか、喧嘩売るにも相手を調べよって言っていたな。ならばすることは情報招集だ。
次回 「追跡②」お楽しみに。