表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
73/143

学園⑦

第73話 「学園⑦」始まります。

 生徒たちは、目線を藤治郎から、この男性に向けた。


 驚く人、警戒する人、色々な反応が見られ、見知った者から順に片膝を付いて頭を垂れていく。


 その中の一人が、


「父上、この平民から仔細を聞いたと仰いましたが・・・」

「黙れロバート」


 ジョセフ・ハリソンは息子の言葉を止めさせると、先生の方を向き、生徒と同じように、頭を垂れた。


「先生、 愚息の振舞い申し訳ありませんでした。此度の事で愚息の事は退学処分をお願いします」

 

 その言葉に待ったがかかった。


「お待ちなさいジョセフ侯爵」

「何か考え違いをしているみたいですね」

「副長殿?」

「貴方の御子息である。考えは政事の一環としてはある所はあります。  

 が我が国ではあってはならないもの。力だけでは上に立てない。それだけでは民が笑顔にならない。違いまして。

 それに彼は知らないとは言え、わたくしに無礼を働いたのです。学園ならの処置だと思いますが」


 スペンサーは、ジョセフに口出ししない用に遠回し言う。


「親父、こんな先生追い出して・・・」

「いてっ」


 ジョセフはロバートが話し終わらないまでに、後頭部を叩きそのまま土に付けさせる。


「バカモーン、こちらの方は大公爵様である。我が家を潰す気か」


次回「学園⑧」 お楽しみに

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ