表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
67/143

学園

第67話 「学園」 始まります 。 

 今日は待ちに待ったこの世界での初登校日つまり入学式である。余はワクワクしながら制服に着替え、妻の由紀やらと、正門前中に居る。


「でわ、後の事頼んだぞ」

「はっはー」

「お気をつけて御武運お祈り申し上げます」


 頭を垂れて返事をするティーラー兄妹に、手を振りながら、


「でわ、行って来る」


 瞬間移動をして、実家へ


 そして、孫娘?姉?の弥生達と合流し徒歩で学園へ向かう。


 この学園川と堀で囲まれており、内側に高さ五メートルの壁に囲まれている一部。まさに要塞化している建物である。

 敷地の中に木造建築四階建ての建物と吹き通し二階建て二棟の三棟が一階と三階の通路で結ばれている。


川を渡り、門を潜った所で、在校生である

弥生達と別れ一人周りを見渡しながら武道棟へ向かう。


「君も新入生?」


声を掛けられ左横を向くと、少し大きめの体格の良い少年が居た。


「そうだけど君は」

「僕も今年から此処に来た。山野江孝太郎高虎と言う。孝太郎って呼んで」

「俺は藤次郎よろしくな」


 この世界でも名字無しが半数以上だ。藤治郎だけでも不思議がるってことにはならない。


「よろしくな藤治郎、早く行って良い場所取ろうぜ」

「そうだな孝太郎、入り口まで競争だ」


 と言って走り出す。と孝太郎も追いかけてくる。あっさり追い付くと、


「ちょっと早いって」

「何言ってんだよ。すぐ追い付いたくせに」

「走るのは得意なんだ」

「そうだね。やるねぇ」


 走りながら会話している訳だが、周りの新入生からは思いっきり目立っていた。


 いいんじゃねぇ目立ってなんぼだし。

次回「学園②」 お楽しみに 


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ