新居⑦
第62話 「新居⑦」始まります
「この新領地の人材教育及び余の代行として、カサエル家家老の吉興・スティーブ殿にお越し頂いた。
スティーブ殿は余の血縁者で叔父上に当たる。よって我が国三人目の大公爵の地位を与え、藤平地区の姫山城主として三十八万石与える」
広間に湧き上がる歓声を聴き、静かになるのを暫し待つ事にした。
「元親マーソン子爵に、三熊地区の三熊城主・五万石与え、浪速海域の警備をせよ」
「有り難き幸せ、期待に応えます」
「そして林ノ城城代として、ウォール・ヘンリー、笠原城代には、テール・ウィルソン頼んだぞ」
「お任せください」
「殿下のお心のままに」
二人の言葉を聴き正面を向いて、
「国政だが、余が総ての決定権として、今まで通り余の代理、そして外交を氏豊陛下に頼みたい。ランディ伝えてくれるか?」
「かならずや」
「うむ。」
氏豊陛下の家老であるランディに、伝言を頼み承諾を得る事で、次に義父であるマイティー・カサエル大公爵の方を向いて、
「義父さんには、内政の頭をお頼み申す」
「受け堪った」
義父の言葉を受け取ると、隣に座るこの世界での父にそして娘、厭この世界の母に順に顔を向けた。
「父上には土木建築の頭を頼みます」
「母上は、教育部門を頼みましたよ」
「後は追々決めていきましょう。皆様方の働きによって民が幸せになるのです。
民あっての国です。皆さんなら出来るはずです。頼みましたよ。」
次回 「新居⑧」 お楽しみにm(__)m