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凱旋③

第53話 「凱旋③」始まります。

「それは良き考えで御座います」


 マイティは、氏豊に顔を向け答えた。


「では、言い渡す。まず兵士達だが現報酬の五分増しとする。次に冒険者だが、よく協力してれた。よって報酬額の二割増しをギルドから貰ってくれ。亡くなった者達は遺族に渡す者とする。さぁ皆で並んで星見ヶ丘まで帰ろうぞ。」


「「おーーーーー」」


 一斉に沸き上がる兵達だが、驚いている者が一人。


「えっそれがしの城ですか?」

「駄目か」

「いえいえ、来て頂き有り難き幸せ」

「何言っているか、そなたは我が嫁の妹の子、つまり家族も同然だろ。 あははは」


 氏豊は、マイティの肩に腕回し、


「皆の者、出立だーー」


 オーーーーー


 兵や冒険者は二列並んで帰城したが、先駆け隊が走りながら戦果を語った為、道中は町民・村民達が賛美を讃えた。

 帰城した氏豊は、二日後城前の広場で、噸でも無い事を言い出した。


「今回、戦に参加した兵士並びに冒険者達の働きによって我が領土は平穏が訪れた。改めて礼を言う。

 ありがとう。

 そして、素早く兵や冒険者を集め指示を出したマイティ・カサエルに幡麻地区二百十七万石を与える」


 広場に一斉に歓喜が上がる。


 「「カサエル様万歳、万歳、万歳」」


 氏豊は静かになるのを待った。

次回「凱旋④」 お楽しみに m(__)m 

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