表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
30/143

面接

第30話 「面接」始まります

 翌日、吉政は由紀とティラー兄妹、そして清六の五人で職業紹介店に訪れた。


「こんにちは、ビートンさん、良い方居られましたか」


「何人かリストアップしておきましたが」


 と言いながら紙を渡す。


「一度持ち帰って検討したいと思います。ありがとう御座います」

「面接はいかがなさいますか」

「後日ここで良いですか?」

「はい。いいですよ」

「お手数お掛け致します。では後日連絡致します」


 吉政は紙を受け取ると清六の元店へと向かい応接間に入ると、机に先程頂いた紙をテーブルに載せ、テーブルを囲んで座る。


「なかなか難しいもんですねぇ」


 清六は呟いた。


「大工の補佐ぐらいしかいませんね」


 ヘレーネが同意する。


「いっその事、この二十人と面談しますか」


 カールが紙を見ながら聴いてくる。


「新たに広報でもして集めますか」


 由紀が腕を絡めながら聞いてくる。


「其れもいいけど時期早々かな」


 確かに広報は手っ取り早い方法だろう。


「ここはカールとヘレーネの策で行く」

「もしかして、気になる人がいましたか」


 由紀が聞いてくるのは良いが、頭まで肩に乗せ来る。


「ちょっと真っ直ぐ座ろうな」


 由紀の傾いていた身体を正すと、彼女は少し剥れていた。


 一週間後、職業紹介店の会議室で二十人と面接をしていた。


次回 「面接 ②」お楽しみに

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ