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初めて見たよ

一週遅れました事お詫び申し上げます(*・ω・)*_ _)ペコリ

第17話 「初めて見たよ」 始まります。


 三人を引き連れ、階層を次々攻略今三十階。見渡す限りの草原区域三十から四十が草原なんだろうか。

 兎が前から来る。でも大きい。徒党を組んでいるみたいだ。九匹?九人?どっち、二足歩行で四・一・四で山の絵を書くの如く進んでくる。


「まるで鶴翼だな」

「あんなの居なかったよ。初めて見たよ」


 弥生は呟いた。其れを聴いた由紀が呟く。


「調査」


 えっ何で此奴らが居るの?


 由紀が見たものはレベル五十のラビットマン四匹とレベル八十五のラビットクィーン。

 レベルが違いすぎる。


「藤ちゃん、駄目だよ。弥生、マートン、帰ろうよ」


 涙目になる由紀に、吉政は由紀を抱き寄せ、


「余に任せよ。弥生、由紀と吉彦の事頼んだよ」

「私もやろっか?」

「駄目だ。守れ」


 吉政は仲間の方を見ずラビットクィーンの方を睨み続けてる。

 ラビットマンが相手では弥生でも今は苦戦だろう。三本の矢の如く、チーム戦では一匹ずつなら勝てる。しかしクィーンは余がやらねば、


「解った。クィーンは頼んだよ。さすがに私でも勝てないよ」


 次っちゃん守りは任せて、倒してお願い、


 私も由紀の言った理由は解る。それは言ってないが私が人物調査が出来る事、しかし由紀の持っているスキルとは別物だ。なぜなら目に映ってる物、人に対して二度押だけ、ダブルクイックと呼ばれていた。とっ言っても前世での話だ。私は転生者の分類に値する。


「マートン、由紀、私達は4匹のラビットマンが来たら倒してその褒美を貰うよ」

「ちょっと待ってよ。みんなで闘えば」

「由紀の彼は規格外よ」

「な・なんで解るのよ彼が来てからまだ三日よ」

「私は彼の実の姉でもある。それは母も知らない事、彼をそして彼の父を天下人にしたのは前世の母達と私だから、彼を呼んだこの世界に、だからクイーンは任せられる」

「弥生、一体何者なの?」

「弥生その話はあ・と・で」


 兎に角、私達はこれらを倒して、レベルを上げる。今のままでは、弟の足を引っ張る事になる。それだけは避けたい。姉として、


「1羽来ます、由紀防壁マートン構えて」


 此方に突っ込んでくるラビットマンこのままでは由紀が遣られる。


「遣らせないよ」


 うちはラビットマンに弓矢を飛ばす。それに追跡魔法を掛けて、

 弓矢は避けたラビットマンを後ろから命中させる。

 砕け散るラビットマン。


「よし」


 拳を作りガッツポーズをし、其れを見た由紀達は呆れていたが、吉政は二十間先にいるクイーンのさらに向こう側にいた。

 クイーンはそのまま立っていたが、その瞬間身体が上下に離れるとガラスのように砕け散った。

 突破されたのに気付いた残りのラビットマンが、吉政に駆け寄ろうとするがクイーンのいた場所を越えることなく縦に切られ砕け散った。


「ふぅー、手強いな」


 呟きながら戻ってきた吉政に、弥生が突っ込む。


「腕落ちちゃったんじゃない」

「んーー体力落ち?」

「何言ってんのよ。巫山戯ないでよ。何がどうなっているのよ」

「取り敢えず帰るか」


 錯乱する由紀ほっておく事出来ず帰宅する事を選択した吉政達であった。


今年も皆様にとって良い年でありますように。.+:。(ノ^∇^)ノ゜.+:


次回「なっ考えすぎだろ」お楽しみに。

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