表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
140/143

東国遠征?

遅くなりました。 m(__)m

第140話 「東国遠征?」始まります。  m(__)m

 しかし頭を抱えてばかりはいられない。藤治郎は諸侯を見渡しいと行き着くと、


「我らの新しい仲間を紹介しょう。まずは前へ来てくれ」


 手招きして五人を呼び前に並ばせた。


「小里田信政と毘天寅美と森妙と天野経政とイース・セキショウだ」


 名前を呼ばれるとそれぞれ御辞儀していく。

 紹介が終わると元に戻らせた。


「さて急遽呼びだしたのは、ここに居る我が家臣となった小里田信政の家臣達が、川尻城に居り囲まれている。

 余の陪臣になったことを伝えたがブリット領は兵を引こうとせず攻撃を今だ加えておる。これすなわち余に喧嘩を仕掛けて来た事になる。

 再び秋津大帝国の見せつけなければならん。皆の奮闘を願わん。

救助隊はマイティ・カサエルと信政と藤浦に佐々木は、順次増やし壊滅せよ。沖からの援護森妙。霞とウォール・ヘンリーと天野とボースキーは、中央道を進行せよ。エミリーと毘天と針田並びに大井は北から南下せよ

 他の者は余と共に元親マーソンの船に乗り込む本庄を叩く。


 皆の者出立じゃ」





「エミリーと毘天と針田並びに大井は北から南下せよ」


 藤治郎の指令により、エミリーは寅美を引き連れて鉢ヶ峰城に立ち寄った。城内に入ると甲冑を着た者達が整列していた。


「今より南進し、逆臣世良田二郎三郎元信を討つ。まずは水上から落としていく。皆の者出立じゃ」


 全回の遠征と違い総勢守備兵二万を領内残し、二十八万の毘天軍と、黄色に赤字で秋と書かれた旗にS字旗を掲げる。十万の総勢三十八万による大移動となった。

 総大将エミリー・スペンサー大公爵、副将毘天寅美

先行するのは毘天軍の先駆け真室鮭乃介が務めた。毘の旗と共に赤い鮭の字が周辺では毘天の赤鮭と知られ恐れられていた。

 その毘の旗を掲げてゆっくり南下していく。


 エミリーは学校の教師ではあるが藤治郎の養父となったカルロス・カサエルの姉である。

 しかし、彼女自身軍将に着いたことがないが元冒険者でしかなく、此処の力はあるが率いるとなれば別物である。それを纏め上げて居る双璧の一人が毘天寅美であり、前世では国内一の武人として、越後の領主であり関東管領を務めた上杉謙信である。もう一人が現今川家家老の佐々木四郎である。

 それらの軍勢はゆっくり隊律よく進む為、見かけ以上に強く見えた。


 なんで地位だけの私が率いる事になるのよ。


 エミリーはそんな事思いながら峠から毛野平野に入ろうとしていた。


「お嬢・・・大公様、これよりビーズリスティン城を囲みたく思いますが宜しいでしょうか」


 四郎が声を掛けた。


「その辺の事は四郎に任せるわ」

「はっ、ではまず取り囲みましょう毘天殿には某から言っておきます」


 一礼すると踵を返し去って行った。


次回 「東国遠征?②」お楽しみに m(__)m

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ