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進軍⑥

お待たせしました。 m(__)m


第129話 「進軍⑥」始まります  m(__)m

 藤治郎と同室になったのは、妻の由紀と姉である弥生と娘の

千伽である。四人は座敷机に対面して座っている。

 藤治郎は窓から外を見て呟いた。


「再現してんじゃね。さてさてあの豪華な城どうやってものにするかね」

「確かにCGと同じだわ」

「えっ、しーじーって何々」


 藤治郎の呟きに答えたのは弥生である。弥生は前世においても藤治郎の姉であり共に、母である和美の時代の生活者である。

 で、質問しているのはこの世界で生まれた由紀であった。


「CGって言うのはねぇ、ここには再現できないけど良く似た物はあるかな。絵の事だよ」

「絵?」

「そう絵、絵は奥行を消して、あるように見せかけた物で、高度な機械を使用して絵を描く事を指す。其れで描かれた絵はより精密に描かれたり、現実に近い絵描くことができ、奥行も描くことができる」


 由紀の質問に噛み砕いて説明しているのは藤治郎が生活した時代のさらに数十年たった後を生活していた千伽であった。


「ホント良い城だよな」

「何言ってんのよ」


 うっとり見つめる藤治郎に弥生の突込みが入る。

 繖城より広大な敷地を持ち、繖城より高い石垣に階層の或る本丸を持つ城主が何言っていることやら、呆れた六つの目が藤治郎を見ていた。


 翌日、藤治郎は七人を引き連れ街探索をしていた。

 何故か人通りが少なく店も閉まっている店が多く昨日の賑わいが嘘のようであった。

 藤治郎は一軒の茶屋を見つけ入っていった。


「団子八皿と茶を頼む」

「しばしお待ちください」


 奥から声がしたので待っていたら、小柄な男が出て来た。どうやら店の亭主なのだろう。団子を乗せた皿を三つ盆にのせてやってきた。後ろには八杯の茶を運んでいる娘が付いて来ていた。亭主達は持って来たのを机に並べると再び奥に行き残りの皿を持ってきて並べた。並べ終えると一枚の紙切れを置いて行った。


「ありがたいかな」


 紙には三桁目より下が、△印の横に書かれていた。


「治っちゃん、これ美味しいよほれほれ、治っちゃんはよ食べな食っちゃうよ」


 弥生は口に団子を含みながら、紙を見ている藤治郎に促す。


「弥生、話すか食べるかどっちかにはっきりさせなさい」


 ミツエは茶を啜ると弥生に注意する。


 食べ終えて、店を出て、


「次何処見るの」


 藤治郎の横でくっ付いている由紀は、少し顔を下げて尋ねてみた。


「うみでも見るか」


 藤治郎は少し見上げて言った。


 そして、浜辺まで来た藤治郎達は浜辺で遊んでいた。一見近くの少年少女たちが水遊びを楽しんでいるように見えた。

 間違いはないのだろうけど、他国の国主や貴族と商家の少年少女である。攫われる恐れは無いのだろうか、本人たちは気軽に楽しんでいた。



 たっぷり楽しんで遊んでると、当然時間もあっという間に、

過ぎていく。日も傾き帰り支度をしようと御座から立ち上がると、海の方から大きな波飛沫が聞こえた。藤治郎達は音に釣られ眺めていれば、小舟に乗った漁師が、必死になって漕いでいる。

 その後方で白い何かが追いかけていた。白く長い数本の髭を靡かせて追いかけている。このうみに住む巨大生物白髭蛇である。

 舟事食べるつもりであろうか、大きな口を開けては閉じを繰り返していた。


 「急げ、右動け」


 藤治郎は彼に叫び、魔力で火球を造ると射撃した。遣れはしなかったが、蛇を左側にいる藤治郎に標的を変えることに成功した。

次回 「進軍⑦」お楽しみに m(__)m

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