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進軍
今回は極端に文字数少ないです。m(_ _)m
第124話 「進軍」始まります m(_ _)m
マイティ・カサエル大公爵の言葉が周囲に拡散され、注目される中、一人の少年が前に出て来た。
「皆の者御苦労であった。皆の協力もあって敵を壊滅出来た。これより反撃に出る。我らは二手に別れて進軍する目指すは古津である。先陣大将マイティ・カサエル」
マイティは立ち上がると一礼をし、
「必ずや期待に応えます」
力強く答えると、
「鬼族の針田権六家勝、虎人族の大井五郎信直に道案内させよ」
家勝と信直も直立しマイティ・カサエルを真似ると、藤治郎は頷き、
「パールとジョセフは室都へ戻り、氏豊殿に戦果を報告し、助力頼もしい限りであった。と伝えよ」
パールとジョセフも立ち上がり一礼する。
「残りの者は余に続け、殿軍はウォールだ一刻後出立致す。其れまで自由だ。村に迷惑だけ掛けるな。解ったか」
大きな歓声に包まれた事で藤治郎は納得すると六人を引き連れ壇を降りた。
次回 「進軍②」お楽しみに