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内戦?から戦争へ⑨

 あけましておめでとう御座います。今年も宜しゅう頼んます。

第111話 「内戦?から戦争へ⑨」始まります。

「義父上、御見事です。弥生もよくやった。これで二勝になった訳だが気を引き締めろ明日も勝ってこその勝利だ。

 明日の敵は今日よりも強敵となる。ミノー五十、ビックコング五十、スケルトン百、数は兎も角強敵だ。今日同様ナイトやロードが居るだろう。斥侯からの情報でジェネラルも目撃さけている。

 ここからは推測だが、キングさらに上位種のエンペラーもいると思われる。気を引き締めていけばいい。明日はカサエル隊を休養として、ここで観戦するように。陣容は明日発表する。では冷めぬうちに頂くとしよう」


 皆が食事する中、藤治郎は城から外を眺めていた。


「どうしましたか?気になる事でも」

「これを読んでどう思う」


 藤治郎はカールに一枚の手紙を見せた。

 読んでいる内に青くなっていくカール。


「これがホントなら何人残れるやら不安ですな」


 藤治郎に手紙を返し外の景色を見ながら感想を述べた。


 翌日


「では、陣立てを発表する。右翼ヘンリー隊、左翼スティーブ隊そして中央に本陣で余と余の近衛達及びスペンサー隊とし、陣形は鋒矢とする」


 藤治郎の独裁に、不満を表す者、心配する者、困惑する者も居たが、マイティ・カサエル大公爵が一喝する。


「控えよ、見ての通り我らが主君は、年端もいかぬ何処にもいる若造ではあるが、皆の者よよく聞けぃ。

 我らが仕えし主君はその辺の若造とは違う。もっとも頼りになるお方じゃ。誰よりも強く逞しい。皆の者よ安心して従い存分に各々方の力を発揮なされよ。儂は此処で皆の帰りを待って居るでな」


 藤治郎は少し照れながらも皆の顔を見渡した。


「よし、出立だー」


 藤治郎の掛け声に勇気を貰った。将兵達は一気盛んに城を出て行った。


次回「内戦?から戦争へ⑩」お楽しみに m(_ _)m

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