駆けて一番乗り
本作品では登場人物やエクステリアなどのイメージ画像が挿絵として後書きの前に入る場合があります。
文字で浮かんだイメージを損ないたくない場合は、画像が見えてきたらストップしてページ上部の「次へ」で進むなどの自衛策をお願いします。
なお、生成AIと遊び半分で作っているのであくまで雰囲気です。ロボと建物を書かせるとかなりの率でだまし絵のような謎描写が入るので、その辺のテイストまで含めて肩の力を抜いてお楽しみいただけますと幸いです。
真昼の光を弾く白い影が、視界を一撃で白く染めた。
その奥で、校門を越えて“巨大な人型”が立ち上がっていく。
胸の奥が熱く跳ね、世界が急に加速した。
「ミンちゃん、見て!」
里奈が半ば叫ぶように窓を押し開ける。
白い装甲が陽光を跳ね返しながら、校門の方へゆっくりと進んでいく。
それなのに、音はほとんどない。ただ重い影だけが地面を滑ってくるようだった。
気づけば、里奈が僕の手をつかんでいた。
「行くよ!」
反論も考えも追いつかず、腕を引かれるまま廊下へ飛び出す。
渡り廊下に出ると、白い機体が校舎のすぐ脇を並走していた。
大型バイクよりも大きい脚が地面を押すたび、微かな“空気の歪み”が僕の肌に触れる。
静かだ。でも確かに巨大な質量が動いている。
「こっち見た!?」
里奈が息を弾ませて叫ぶ。
本当に、見たような気がした。巨大な頭部の黒いセンサーが、
一瞬だけ僕らの方へ向いた気配がした。
階段を駆け下りる。
足が勝手に動く。胸の奥はまだ“加速した世界”のままだ。
靴箱の前まで出たところで、機体がぐっと片膝を落とした。
関節が空気を吸い込むような、短い“シュッ”という音。
そして、外部スピーカー越しの柔らかい声が響く。
「一番乗り、おめでと」
人型が、ゆっくりと地面へと腰を落とす。
背部のハッチが開き、陽光を受けた影が上ってきた。
最初に見えたのは、ヘッドギアから飛び出したポニーテール。
次に肩。
軽い音とともに腕、脚が順に見えたと思ったら、飛び出して機体の肩、膝を飛んでグラウンドへと降り立った。
土を踏んだ瞬間、シューズの底が砂利を押しつぶす微かな音がした。
近づいてきたその人物は、驚くほど軽やかな動きだった。
パイロットスーツの上から短いポンチョを羽織り、日差しを反射する目元には
少しだけ悪戯を思わせる光があった。
「三崎 凜玖っていいます。
オホーツク共和国陸軍・第二教導隊所属。今日は、君たちに会いに来たよ」
笑い声が夏の空気に溶ける。
でも、その眼差しはどこか鋭く、こちらの反応を正確に測っているようにも見えた。
「ビラ配りと生徒さんの誘導、手伝ってくれる?
うちの子──」
コン、と指先で機体の脚部を叩く。
「細かい仕事はちょっと苦手でさ」
白い機体が光を返す。
さっきまで遠かった“あちら側の世界”が、息づかいまで届く距離にいる。
胸の奥の加速感は、まだ止まらなかった。
仲良く右足前でシュタッ!のポーズ。
人型汎用プラットフォーム「エクステリア」ちゃん。かわいくないですか?
なお、雰囲気で生成しているので縮尺がめちゃくちゃになっています。
本文の通りエクステリアの全長は4.5m。
作品内で意味があってこのサイズですが、明らかに画像はもっとデカイですね。
20mくらいあるんじゃないでしょうか。雰囲気でテキトー描きやがって☆
そして見学の生徒たちが背中を向けてるのも意味不明です。
だまし絵ポイントを探すの楽しみの一つということで、なにとぞ寛大な心でお願いします。




