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【250000PV感謝!】真祖竜に転生したけど、怠け者の世界最強種とか性に合わないんで、人間のふりして旅に出ます  作者: 難波一
第五章 魔導帝国ベルゼリア編

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第191話 リヴィスとマイネ② ──太陽の街と魔導帝の裁き──

乾いた風が吹いていた。


荒野のど真ん中に立つ集落。その中心で、無骨な銀色の機械が低く唸りを上げている。


リヴィス・ハルトマンは膝をつき、指先でパネルの角度を微調整した。


太陽光発電パネル。


その光沢は、赤茶けた地面の上でひときわ異質な輝きを放っていた。




「出力効率、八十六パーセント……誤差許容範囲内。」




彼は腕のデバイスに視線を落とし、淡々と数値を確認する。

白銀の強化スーツの袖が光を反射し、装甲の継ぎ目から青白いエネルギーの脈動が覗いた。


周囲では、村人たちが息を呑んで見守っていた。

ボロ布のような服に身を包んだ彼らの瞳は、まるで神の御業でも見るように輝いていた。


やがてリヴィスがツールのボタンを押すと、パネル全体が微かに震え、光を吸い上げ始める。


次の瞬間、集落の灯籠の中で光がともった。

暖かな橙色が、長い闇に包まれていた村をやさしく照らす。




「おお……!」


「灯りだ……! 本当に、灯りがついたぞ!」


「“聖者”様の……奇跡の御業じゃ……!」




歓声が上がる。

年老いた女性が両手を合わせ、涙をこぼしながら空を仰いだ。

子どもたちは駆け出し、村の隅々まで灯がともるのを確かめては笑い合う。


だが、当のリヴィスは表情ひとつ変えなかった。

彼はスーツの関節部から漏れる熱を冷ますため、工具を握ったまま立ち上がる。




「……何度も言っているだろう。」




その声は冷たく、機械の作動音よりも静かだった。




「俺は聖者などでは無い。」



「ですが……!」




一人の若者が、恐る恐る口を開く。




「王家に見捨てられた我らを……疫病の時も、飢えの時も救ってくださったのは、貴方様だけです!」


「そうじゃ、聖者様!」




老婆が震える声で続ける。




「貴方様がどれほど否定なさろうとも……この地の者にとって、貴方様は光そのものなのです……!」


 


リヴィスはその言葉に、わずかに眉を寄せた。

そして、無言で腰のマルチツールを取り出し、次の作業に取り掛かる。




「この場所を拠点とし、住みやすくしているのは──」




金属を削る音の合間に、静かな声が混じる。




「俺自身の"欲"のためだ。お前たちを救ったのも、副次的な結果にすぎない。」




その冷徹な言葉に、村人たちは一瞬だけ言葉を失った。

だが次の瞬間には、誰もが膝をつき、頭を垂れていた。




「……それでも、我らにとって貴方様は“聖者”です。」


「この光、この水、この命。すべて、貴方様の御力によるものです……!」


 


リヴィスは顔をしかめ、ため息をひとつついた。




「……そうか。」


 


その声音には、どこか呆れと疲労の入り混じった響きがあった。




「ならば、勝手にするといい。」


「俺も──勝手にさせてもらう。」




それだけ言い残し、再び手元の端末を操作する。

パネルの角度が自動で切り替わり、風を受けて微かに回転した。


沈みかけた太陽の光が、リヴィスの背を金色に染める。


村人たちは彼の姿を見つめ、誰もが息を呑んだ。


そこに立っていたのは、確かに人間の男──

しかし彼らの目には、神話に描かれる“機械の聖者”そのもののように映っていた。


風が鳴る。

遠く、砂の向こうに広がる赤い地平。

その中心で、一人の異邦人が無数の鉄と光を操りながら、黙々と未来を築いていた。




 ◇◆◇




リヴィスが組み上げた配電盤の上を、静かな風が通り抜けた。

乾いた大地を照らす太陽の光が、銀のパネルの列を眩しく反射する。

その光景は、まるで荒野に咲いた機械の花園のようだった。



だが、次の瞬間——。



太陽の輝きが、不意に陰った。


リヴィスは手を止め、ゆっくりと顔を上げる。


真昼の空を、巨大な影が横切っていた。

白い、滑らかな巨体。翼もなく、浮遊するその姿は——まるで空を泳ぐ“鯨”だった。




「……また派手に現れたな。」




白鯨の背から、朗々とした声が響き渡る。




「おうおう! あいも変わらず、寂れた街並みじゃのお! ベルよ!」




その声に、リヴィスは眉をひそめた。

作業台に肘をつきながら、深くため息を吐く。





「……また来たのか。“お嬢様”。」


「その呼び方はやめい! 妾はれっきとした“強欲の魔王”マイネ・アグリッパであるぞ!」




空の上、黒いローブを翻しながら、彼女はまるで舞台女優のように宣言した。


そして次の瞬間、彼女の隣で控えていた鳩顔の魔人ピッジョーネが「ホロッホー!」と奇声を上げ、マイネをお姫様抱っこしたまま飛び降りる。


風が巻き、砂が舞い上がる。


マイネのドレスの裾がふわりと揺れ、着地の瞬間にピッジョーネが優雅に膝をついた。


その直後——。


上空の白鯨が柔らかく光を放ち、巨体をシュルルと縮めていく。


鱗のような光が剥がれ落ち、人の姿を形づくる。

変化が収まると、そこにはタキシード姿の人型の魔人が立っていた。

ただし、その首から上は——無表情なシロナガスクジラの顔。


リヴィスは工具を持つ手を止め、わずかに目を細めた。




「……お前の造る魔人は、毎回ながらビジュアルのクセが凄すぎる。」




「ホロッホッホッ!」とピッジョーネが笑い、鯨顔の魔人ヴァルフィスが「お初にお目にかかります、ええ……」と低く呟く。


その様子に、マイネは得意げに胸を張る。




「どうじゃ? 妾の最新作、ヴァルフィスじゃ! 美しく、パンチの効いたフォルムじゃろう!」



「“美しい”かどうかはともかく、見る者に恐怖を与える点では完璧だな。」




リヴィスは端末を操作しながら、素っ気なく答えた。


マイネは唇を尖らせ、「ちっとも褒めておらんではないか」と頬を膨らませる。


その横で、ヴァルフィスが静かに一礼した。

首を傾けるたびに、巨大な鯨の口がパカッと開くのがなんとも間抜けだった。




「そんな事より、ベルよ。」




マイネが腕を組み、周囲をぐるりと見渡す。




「こんな周囲に何も無い村に拠点を構えるより、もっと良い場所があったのではないか? 海沿いとか、王都の近くとか……もう少し賑やかな所に。」




リヴィスは無言のまま、太陽パネルの端末を再起動させる。

青い光がチラチラと彼の顔を照らし、淡い影を刻む。




「……魔力波長から見て、他の世界へのアクセスポイントとなり得る座標がこの付近だと、データが示している。」


「この近辺で拠点にするなら、ここ一択だ。前にも説明したはずだが?」



「ふん、そうであったかのう……」




マイネはわざとらしく頬を指でつつきながら、とぼけた笑みを浮かべる。




「まったく、辛気臭いのお……妾の新都、名付けて“スレヴェルド”は、日々発展しておるというのに!」




リヴィスは手を止め、淡く笑った。

その目は皮肉とわずかな誇りを含んでいる。




「俺の知識を元にした建築技術、"魔導工学"のおかげだろうが。」



「はて? そんなこともあったかのう?」




マイネはすっと視線を逸らし、ローブの裾をいじる。


ピッジョーネが「ホロッホ……」とため息をつき、ヴァルフィスが無表情のまま首を振った。


リヴィスは呆れたように肩をすくめ、工具を再び動かす。




「……相変わらず、口だけは達者だな。“お嬢様”。」


「だからその呼び方をやめろと言っておるのじゃーっ!」




リヴィスはそれでも表情を変えず、黙々と作業を続けた。

彼の背後で、夕日が赤く燃え始めている。


マイネはその横顔を見つめ、ふと小さく笑った。

彼女の瞳には、いつもと違う色が宿っていた。


それは──“強欲”とは似て非なる、別の感情。


だが、その微かな揺らぎをリヴィスが気づくことはなかった。

風が吹き抜け、荒野に並ぶパネルの列が、遠くから見るとまるで鏡の街のように光を返していた。




 ◇◆◇




午後の陽射しが傾きはじめ、荒野の風がわずかに冷たさを帯びていた。


村の外れでは、金属と土の匂いが混じり合う中で、リヴィスが手元の装置を調整していた。

太陽光パネルの列の向こうでは、村人たちが水汲み場に行列を作り、管の中を走る水の音に歓声を上げている。


その背後から、いつもののんきな声が響いた。




「ホロッホー……また、この地の民の為に何かを作っていらっしゃるのですね、師匠。」




工具を握ったまま、リヴィスは振り返らない。

端末のディスプレイに目を走らせ、一定のリズムで指を動かす。




「別に、ここの連中の為という訳ではない。」




声の調子は平坦だった。




「俺がこの地でスムーズに研究を進める為に必要と判断したからやった事だ。」


「……あと、俺を“師匠”と呼ぶなと言ったはずだ。ピッジョーネ。」




ピッジョーネは首をすくめ、羽根のような腕で頭を掻いた。




「ホロロ……申し訳ありません。つい、口が勝手に……」




その仕草に、リヴィスはわずかに苦笑を浮かべる。




「直す気はないな。まあ、いい。」




そこへ、黒いドレスを風にはためかせながらマイネが現れた。

ドレスの裾を持ち上げ、砂を踏まぬように歩きながら、じろりとリヴィスを見下ろす。




「お主の力なら、力ずくでこの地を支配下に置く事も容易いじゃろう。」




マイネはため息まじりに言った。




「相変わらずまどろっこしいことをしとるのお。」




リヴィスは小さく息を吐き、作業の手を止める。

太陽に照らされた白銀の髪が風に揺れ、冷たい光を放った。




「……邪道で手に入れたものは、すぐに失われる。」




彼は静かに言った。




「人を踏みつけて得た支配は、いずれ人の怨念に食われて崩れるだけだ。」




マイネは片眉を上げる。




「ふん、また小難しいことを言うておるの。欲しいのなら、無理矢理にでも手に入れればいいじゃろ? それが力のある者の生き方じゃ。」




リヴィスは工具を置き、立ち上がった。

陽の光が二人の影を長く伸ばす。

風の中で、彼の声だけがはっきりと響いた。




「本当の意味で何かを手に入れたいなら──王道をいけ。」


「“強欲”を名乗るなら、覚えておけ。」




その言葉に、マイネは一瞬、口を開きかけて止まった。

風に紫の瞳が揺らめく。

彼女はほんのわずかに頬を染め、しかしすぐに顔を背けた。




「……いつもながら、お主の話は小難しいのう。」


「王道だの邪道だの、そんなものに興味はないわ。妾は欲しいものを手に入れる、それだけじゃ。」




リヴィスはわずかに笑う。




「だからお前は“お嬢様”だと言うんだ。」


「なっ、なんじゃと!? 妾のどこが“お嬢様”じゃ!」




マイネは顔を真っ赤にし、杖で地面を突いた。

その音がカンッと乾いた音を立てる。




「偉そうなことを言っておいて、いまだにこの集落に名付けもしておらぬではないか!」




マイネは勢いのまま、リヴィスの肩越しに村を見回す。




「看板くらい立てよと何度も言っとるじゃろ!」




リヴィスは「そんなものは必要ない」と言うが、マイネは既に魔力を練っていた。


彼女の腰の魔神器──“我欲制縄(マイン・デマンド)”が金色に輝く。




「妾がやる。見ておれ!」




魔力の奔流が財布のような魔神器の口から吸い込まれ、次の瞬間、光が溢れ出す。


ぼんっ、と音を立てて、一本の木製の看板が地面に突き刺さった。

その上には、優雅な筆記体でこう刻まれている。




『Bel’s area(ベルの領地)』




リヴィスは無言で看板を見つめた。

マイネは胸を張ってふふんと鼻を鳴らす。




「とりあえず、こんなもんでいいじゃろ。」


「まったく……ベルのやつ、相変わらず妾がついていないとダメなヤツじゃな。」




ピッジョーネが「ホロッホー……」と苦笑いを漏らし、ヴァルフィスが低く鳴いた。


マイネはそんな彼らを従え、風の中をスタスタと歩き出す。

黒いドレスがひらりと翻り、砂埃の向こうに消えていった。


残されたリヴィスは、しばらく看板を見つめた後、小さく息を吐いた。




「……勝手なやつだ。」




だが、その口元には、ごくわずかな笑みが浮かんでいた。


風が再び吹き抜け、看板の上の文字を撫でる。

陽光の下で、白い木の板が柔らかく光を反射した。


——それが、後に「ベルゼリア」と呼ばれる地の最初の印だった。




 ◇◆◇




あの日から十余年。


かつて砂と風しかなかった荒野は、今や光と鉄の都となっていた。


蒸気のような魔力霧が夜明けの街を包み、空には金属の鳥──無人飛翔機が静かに巡回している。

地上では、人と魔人が肩を並べ、巨大な魔導工場群の中で働いていた。


その中心──かつて「ベルの領地」と呼ばれた場所は、今や人々の口からこう呼ばれている。




『魔導都市ベルゼリア』




その名を冠する高層塔の最上階、領主室。

天井一面を覆う透明な強化ガラスから、黄金の朝日が差し込んでいた。


リヴィス・ハルトマンは背筋を伸ばして立ち、眼下の都市を見下ろしていた。


その姿はかつての放浪科学者ではない。

黒の軍装を身にまとい、肩章に刻まれた紋章は“君主”の証を示していた。


だが、その瞳の奥に宿る光だけは──十年前と変わらぬ、冷ややかで理知的な輝きのままだった。




「我が"ベルゼリア"は──」




彼は独り言のように呟く。




「──"マハドニア王国"からの独立を宣言してあるはずだ。庇護下に無い代わりに、干渉も受けぬ契約だったはずだが。」




その声に応えるように、部屋の隅から軽やかな笑い声が響いた。




「ふふん、ベルの言う通りじゃ。じゃが、あのマハドニアの連中は、根っからの“魔法至上主義”じゃからのう。」




黒いソファに優雅に腰かけたマイネ・アグリッパが、金のカップを持ち上げる。




「ベルの技術によって隆盛を極めるこの地が、どうにも気に入らんのじゃろ。嫉妬と怨嗟で腹を膨らませる亡者どもめ。」




リヴィスは答えず、卓上のホログラムを操作した。

空中に浮かぶ映像には、焼け落ちた村の映像。

瓦礫と化した家々、泣き叫ぶ子ども、崩れ落ちた給水塔。




「……やつらは、魔法の力でベルゼリア郊外の集落を焼いた。」




その声は、刃のように鋭かった。




「その救助と復興のために、俺の“帰還計画”は約一年分の遅れが生じた。」




マイネがカップを置き、真剣な表情でリヴィスを見上げた。

リヴィスの拳は静かに握られている。




「俺の帰還計画の邪魔をするというのなら──こちらも抗戦の意思を示さざるを得んな。」




その言葉の奥にあるものを、マイネはすぐに理解した。


彼の瞳には怒りではなく、執念が燃えている。

どんな手段を使ってでも、“元の世界”へ帰る──その純粋で、危ういまでの渇望。


マイネは胸の奥がじわりと熱くなるのを感じた。




(……これじゃ。この”元の世界への帰還”という大いなる欲。それを糧にして進む、この激情……!)


(これがあるから、妾は……この男に……)




気づかぬうちに、マイネの頬は紅潮していた。

リヴィスが振り返り、彼女と目が合う。

マイネは慌てて視線をそらし、咳払いした。




「ごほん。……で、どうするのじゃ? 手伝うか? 妾の軍勢を動かせば、一晩でマハドニアの王都など更地にできるぞ?」




リヴィスは静かに首を振った。




「いや、スレヴェルドを巻き込む訳にはいかん。」


「ましてや、“大罪魔王”であるお前の手を借りたとなれば、世界の矛先はすべてお前達に向く。」




その表情は、冷徹な科学者のものに戻っていた。




「……必要なのは力ではなく、示威だ。暴力ではなく、精密な“証明”だ。」




そう言うと、彼は手元の端末を操作した。

ホログラムの空間に、一つの巨大な円が浮かび上がる。

地球儀にも似た球体。軌道上を周回する人工構造物の映像。


マイネは目を細め、唇を歪めた。




「……まさか、あれを動かす気か。あの"軌道魔導砲・オルビタル・カノン"を……?」




リヴィスは頷いた。




「これは戦争ではない。公式な“通告”だ。」




彼の声は、冷ややかで美しかった。




「破壊の意味は一つで十分だ。──上にいる者を撃ち抜く。それだけで、この地は静まる。」




マイネは沈黙した。

だが、心の奥底で――知らぬ間に息を呑んでいた。

 



(……やはり、恐ろしい男じゃ。)


(だが同時に……何と、美しい理想の形か。)






その日、天は裂けた。


青空のただ中、白く収束した光柱がひとすじ、雲を貫いた。


距離にして数百キロ先──"マハドニア王国"の王城。


その王座の間で、玉座に座る王と、その隣に立つ対ベルゼリア作戦司令官。


二人が何かを言葉にするより早く、天井が輝いた。

直後、純白の光が二人を貫き──

世界は、わずか一秒間だけ昼を取り戻した。


王城の天井には、円形の焦げ跡。

だが、崩壊も、瓦礫も、焼け野原もなかった。


死者は、二人だけ。


そして──その瞬間に、戦争は終わった。






数日後。


ベルゼリア議事堂の前にて。

マハドニア王国の旗は降ろされ、代わりに黒と金の紋章旗が掲げられた。


その場に立つリヴィスは、民衆の歓声を静かに見つめていた。

彼の背後でマイネが囁く。




「ふふ……ベル。やはり、お主は恐ろしいのう。“魔導帝”よ。」




リヴィスは答えなかった。

ただ、遠い空の向こう――軌道上に浮かぶ衛星を見つめながら、低く呟いた。




「……俺は、必ず帰る。あの世界に。」


「その為ならば……必要なら救い、必要なら抗う。それだけだ。」




風が吹く。

人々の歓声の中、リヴィスの瞳だけが、どこまでも静かだった。

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