表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
暗闇と光  作者: 上鍵心之輔
9/44

9

「どうする?このままほっとく?それとも…」

僕がお父さんに聞こうとすると、お父さんはとっさに答えた。「その答えはそれともだ。」

僕の言いたかったことは、「どうする?このままほっとく?それとも町に着く前に対峙する?」だ。

まあ行くか。 僕たちは荷物をブラックホールの中に置き、飛び出した。

一つパンチを頭く食らわせると、意外と弱そうだった。

ヂェザンダは後ろにザザッとずれた。

すると、急にヂェザンダが叫んだ。耳が痛くなるような鳴き声だ。

ヂェザンダが地面をたたいた。地響きが起きたかと思うと、その足から地面にひびが割れ始めた。

そのひび割れはガーネさんの方に向かって動いていた。

「危ない!」しかし、もう彼女の足の下にひびはあった。

もうだめだ! ドカッ 彼女は空高く飛んだ。

「風よ葉よ、フカフカなベッドを作りたまえ!」どこからか声が聞こえてきた。

え? 僕はその声のほうを見た。誰もいない。

どこだ?? 僕はそこら中を見たが、だれもいなかった。

ガサガサ

風? すると、竜巻が起き始めた。

「な、なんだ!?」驚き僕はそこらじゅうを見た。

風が一つの場所に集まり始めた。

風につられて、大量の葉っぱが集まりだした。

ドサ 彼女が地面にぶつかると、そこにはフカフカな葉でできたベッドがあった。

よかった。 すると、お父さんの声が聞こえてきた。

「まだ戦いは終わっていないぞ!」僕がお父さんの見ている方を見ると、ヂェザンダがいた。

ヂェザンダがこっちをぎろりとみてきた。

ゾク僕の体が勝手に動き始めた。

向かている方向は…僕たちの村?ヂェザンダの言いたいことはどうやら帰れということらしい。

帰ると、僕はフリーになった。言い方を変えると、体を自分で動かせるようになったということだ。

僕はみんなが帰ってくるのを待っていた。それから5分ほどで帰ってきた。しかし、ガーネさんは少し焦っていた。

「どうした?」僕は彼らに聞くと、お父さんが落ち着いた顔でこっちを見てきた。

「彼女が逃げるように仕向けてきたから、こっちに来ただけだ。」

僕が「彼女って?」と質問しようとすると、「私のことよ。」一人の少女がこっちを見てきた。

「え?」どこかで見たことがあった。確か…そうだ!あのドラゴンの時に…

僕がいろいろ考えていると、彼女がそれを止めた。「それよりも向こうを見てみたら?」彼女が指さした方を見たが、何も見えなかった。

「何も見えないよ。」と僕が彼女のほうを見ると、彼女がとても不気味なことを言った。「ブラックアイを使えば?」と。

「え?」僕は驚いたが、一応でブラックアイを使い、見てみた。「こ、これは…」僕はあるものを見た。

血の戦争にこれからなることだろう。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ