表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

7/16

7*台湾の朝ごはん:その③「蛋餅と三明治(サンドイッチ)」



 台湾の朝ごはんについて吠えまくる、第三弾。今回は、ミズカミが愛してやまない台湾クレープ「蛋餅(ダンピン)」と、バラエティ豊かなサンドイッチについてお話したいと思います。



 最初に「蛋餅(ダンピン)」とは何ぞや、というところから。これはクレープのような生地に、薄焼きの卵を重ね焼きした食べ物で、台湾朝ごはんのド定番と言ってもいいでしょう。焼きたてを頬張れば、モチモチの幸せを感じます♪


 蛋餅は、前回お話した豆漿(豆乳)屋や早餐(ザオツァン/朝食)屋であれば、ほぼ置いてあると思って間違いないです。既に出来上がったものが並べてあったり、口頭で注文したり、店によって販売方法が異なります。



 最初に食べていただきたいのが、シンプルな生地と卵だけの蛋餅。味付けされていないので、醤油、黒酢、唐辛子ソースなどをお好みでつけていただきます。店オリジナルの蛋餅タレが用意されている場合もあります。


 慣れてきたら、ぜひハムやチーズ入りの蛋餅にもトライしてください。ミズカミはいつも起司蛋餅(チースーダンピン/チーズ入り)です。若者が多いエリアでは、ピザ味やカレー味といった進化系蛋餅を出す店もあるようです。



 ちなみに蛋餅は家でも手軽に作れます。ミズカミは、小さなフライパンでクレープ生地を片面焼いて、上から溶き卵を流し込み、固まったら裏返しています。あとは、それをくるくると棒状に巻いたら、蛋餅の出来上がり。適当な大きさにカットして、熱々の内に召し上がれ。冷めると独特のモチモチした食感がなくなってしまいます。




 そしていつも蛋餅と「今日はどっちにしようか」と悩むのが、三明治(サンミンジー/サンドイッチ)です。三文治と表記してある場合もありますが、同じ意味なので無問題。豆漿屋さんでも見かけますが、屋台や洋風の朝食スタンドなどの方が種類が多いように感じました。



 台湾ならではの特徴としては、パンの焼き方。炭火でトーストしているサンドイッチが非常に多いんです。最近のブームと言っていいでしょう。「炭烤(タンガオ)」という文字が看板にあったら、それは炭火焼きを意味します。ザクザク香ばしいトーストで作ったサンドイッチは、それはそれは絶品(力を込めて)ですので、ぜひ食べてみてください。


 また、フレンチトーストのようなサンドイッチも、台湾でよく見かけます。普通のフレンチトーストのようにジューシーではないので、牛乳を入れずに溶き卵だけで焼いてあるのだと思います。パンが黄色いのが特徴です。


 ちょっとだけ注意が必要なのは、たまにバターやマヨネーズのかわりに、ピーナツバターが使われていることです。アレルギーをお持ちの方は、確認してからの方がいいでしょう。


 また、台湾のマヨネーズはかなり甘いです。熱炒(ルーチャオ/居酒屋)で出てくるタケノコサラダなんて、デザートじゃないかと思うほどマヨが甘い! ほとんどのサンドイッチには日本と同じようなマヨネーズが使われていますが、1回だけ甘いマヨネーズに当たってびっくりしたことがあります。まあ、それも旅の楽しみのひとつではありますが(笑)




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ