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5*台湾の朝ごはん:その➀「豆漿(ドウジャン)」

※台湾の朝ごはんシリーズ、本日より4日連続投稿します♪



 実は親族が台湾に住んでまして、コロナ前は年に何度も通ってました。また、短い間ですがミズカミ自身もあっちで暮らしていたことがあります。そんなわけで、台湾の食については喋りはじめるとめっちゃ長くなるんですよ(笑)


 今回は朝ごはんがテーマなのですが、4回に分けました。そんなに喋るんかい、とツッコミが入りそうですが、何しろ台湾は外食文化の国。バラエティが豊か過ぎて1回では紹介しきれません。


 というわけで、初回は「ザ・台湾の朝ごはん」とも言える「豆漿(ドウジャン)」。日本で言うところの豆乳について語ります。コンビニとかでもボトル入りが買えますが、せっかく台湾に行くならぜひ専門店の出来たてを召し上がってください!



 じゃあ、早速豆漿のお店へ行きましょう。わかりやすく「〇〇豆漿」と書いてある店もあれば、書いていない店もあります。まあ、朝から開いている店ならたいてい豆漿はありますね。おすすめは間口がオープンになっていて、人が群がっている店です。


「えー、並ぶの嫌だな」と思うかもしれませんが、多くは外帯(持ち帰り/ワイダイ)なので、店内で食べる(内用/ネイヨン)なら待ち時間なしの場合が多いです。中には列が別々になっている店もあります。



 台湾の食堂では通常、メニューが印刷された伝票に自分でチェックを入れて、お店の人に渡す方式が多いです。しかし朝ごはん屋さんは口頭で注文する店もあるので、豆漿の種類だけでも覚えておくといいでしょう。基本はこの三つ。


■熱豆漿/ルウドウジャン

 できたて、熱々の豆漿。多くの店は甘みがついてます。「甜(ティエン)豆漿」と書いてある場合は間違いなく甘いです。甘くないのがいい時は「無糖(ウータン)」、あまり熱くないのが欲しい時は「温(オン)」と注文してください。


■冰豆漿/ピンドウジャン

 こちらは冷たい豆漿。屋台とかパン屋さんでも売ってます。甘いです。カップにシールで蓋をしてあって、ストローをぶっ刺して飲むのが台湾スタイル。近ごろは抹茶とかコーヒーとか、フレーバーがついてるのも増えて来て楽しいです。


■鹹豆漿/シェンドウジャン

 ミズカミの一押しがこちら。熱々の豆漿に酢を入れて、おぼろ豆腐のようにしたスープです。ザーサイやねぎなども入っており、そこへ油條(ヤウティオウ)という揚げパンを入れて食べるとボリューム満点の朝ごはんになります。


 この他に、最近は「米漿(ミージャン)」というライスミルクもよく見かけます。豆漿よりもさっぱりして美味しいですが、ピーナッツが入っているのでアレルギーの人は気を付けてください。紅茶(ホンチャー)や奶茶(ナイチャー/ミルクティー)がある店も多く、「豆乳はちょっと苦手」という人と一緒の時も大丈夫です。



 なお、日本人にはなじみの薄い飲み方に「加蛋(ジャーダン)」というのがあります。卵入りという意味で、熱々の豆乳に生卵を入れてわーっと混ぜて飲むのですが、かきたま汁っぽい不思議な感じになります(語彙力)



 豆漿屋さんに行くと、カウンターの壁の上の方にずらりと中国語のメニューが並んでいて、慣れないうちは「やべぇ読めねぇ」と焦ります。でも、上記3種の豆漿とアレンジで、取りあえず何とかなるんじゃないでしょうか。カウンターに調理済みのパン類が並んでいる店なら、もうそれだけで朝ごはんは勝ったも同然です(笑)





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