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ヤンデレ姉さんに○されたら考えるべき10のこと  作者: くらげマシンガン
▼第三章 俺が知らない越後谷司の真実について。
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つ『いつかの未来に戻れるか』 後編

 すぐに準備をして姉さんの車に乗ると、俺は行き先を指定した。姉さんは俺がどうしてそんな場所に行きたいのか、という事についても理解はしていないだろうが、何も聞かずに俺の要求を呑んでくれた。

 一刻を争う状況だということが、すぐに伝わったらしい。

 越後谷が俺との待ち合わせ時刻に指定したのは、十五時。待ち合わせ場所に到着してから青木さんより連絡が入った事を考えると、越後谷と青木さんは限界まで話し込んでいた事が推測できる。


「純くん、ちょっと揺れるよ?」

「大丈夫。最速で向かいたい」


 越後谷はあの時、俺との待ち合わせ場所に向かうため、駅へと歩いている途中で車と衝突事故を起こした。正確にはぶつかりそうになっていたのは青木さんだったようだが、その点については今は考えないものとする。

 十五時から逆算して、俺との待ち合わせに間に合う時間。

 おそらく、十四時十五分だとか、そのくらいのものだろうか。


「お姉ちゃんに、まっかせなさい!!」


 青木さんは十四時頃と言っていたが、当然時計を見ながら事故に遭う訳がないし、時間は前後するだろう。

 だが、少なくとも十四時より前ということは無いはずだ。

 これは予想でしかないが、俺との待ち合わせ前に青木さんと打ち合わせていた所から見ても、越後谷は時間を無駄に使うタイプには見えない。待ち合わせ場所で数十分も待つような事は、避けたい筈だ。

 どうせ、十四時よりも前なら間に合わない。

 俺はそう仮定し、覚悟を決めた。


「……ごめん、姉さん。ちょっと、急いで欲しい」

「ん、任せて」


 車が走り出す頃には、時刻は十三時半を回った所だった。現地までの道のりは、家から一時間程度。姉さんの車なら、三十分ちょっとで着くはずだ。正確な事故の時間は調べられなかった。なるべくなら、早く着いておきたかった。

 しかしながら七月七日は俺にとって、午後から少し越後谷と用事があるだけの何でもない一日だったので、遅く起きてしまった事については悔やんでも仕方がない。

 十四時。ならば、ギリギリだ。


「……あれ? あそこに居るの、杏月?」


 姉さんが赤信号で止まると、杏月を発見した。青信号の横断歩道をのろのろと歩きながら携帯電話を弄って――危ねえな。……あ、こちらに気が付いたようだ。むっと、杏月の表情が不機嫌なそれになった。

 杏月はすぐに信号待ちの車に駆け寄ってくる。しかし、危ねえな……後部座席の扉を開くと、強引に乗り込んだ。

 杏月の唐突な登場に、姉さんの機嫌が少しだけ悪くなった。


「何してんの? 二人で出掛けるなら私も行く」

「悪いけど、デートじゃないわよ。緊急事態」

「え? 何々? 何があったの?」


 杏月は姉さんの言葉に、身を乗り出して助手席の俺と運転席の姉さんを交互に見詰めた。

 ……それにしても、数ある車の中からよく見付けたものだ。姉さんと杏月、実は結構仲が良いのかもしれない、なんて。

 しかし、杏月がこの場に登場したのは、俺にとっては少しだけラッキーだ。


「杏月、携帯電話持ってるか?」

「……え? そりゃ、持ってるけど……どうかしたの?」


 杏月が居れば携帯電話で写真を撮って、犯人の顔をインターネットにばらまくことも、警察に届け出ることも可能だろう。急いでいたから俺にはそんな余裕は無かったけれど。

 俺、姉さん、杏月と揃って、撃退のためのメンバーは完全に揃った、という所だろうか。

 青木さん、越後谷。待ってろ。

 ――今、助ける。



 ◆



 某、犯行のあった駅まで到着すると、すぐに車をコインパーキングに駐車させた。とにかく、横断歩道に人を侵入させなければ、無理矢理に突っ込んでくる事は不可能なはずだ。

 横断歩道を除いては一応柵もあるし、無理に突っ込んで車が壊れれば犯人の逃走は難しくなる。

 俺は駐車場を出て、時計を確認した。

 ――十四時、三分。

 流石の姉さんといった所だが、既に事故発生時刻圏内に入っている。

 俺は喉を鳴らした。


「……純くん、大丈夫?」

「大丈夫。……急ごう」


 姉さんが車の鍵を掛けながら、心配そうに俺を見ている。後部座席から降りて伸びをした杏月が、腕を組んで俺に詰め寄った。


「ねえ、どうしたの? そろそろ教えてよ、何があったのか」


 俺は二人に合図し、走り出す準備をした。


「何があったのか、じゃない。これから起こるんだよ」


 姉さんと杏月は、珍しく顔を見合わせて、怪訝な様子だった。

 俺は構わず、走る。二人は俺に付いて来た。土曜日という事もあって、杏月と二人で現場の状況を確認した時と同じくらいには、人は多い。

 最短時間で来ても、この時刻だった。もう少し、家を出る時間を早める事が出来れば――……いや、最短だ。寝間着のままで全力疾走は難しいし、どうしても移動するのに時間は掛かる。

 人混みを掻き分け、俺は駅を目指した。そんなに大した距離はないのに、とても時間が掛かっている気がして、少し嫌になった。

 もっと、もっと速く――……

 そうか、車道に出れば良いんだ。

 俺は柵を飛び越える。

 そのまま、車道の脇を走り出した。


「えっ!? 純、危ないよ!!」

「私がサポートする!! 杏月は出ないで!!」


 姉さんがすかさず、大の大人を二・三人は軽く飛び越えるような跳躍で、俺の後ろに出る。

 ぎょっとして、通行していた数名のカップルやファミリーが姉さんを見ていた。……化け物か。

 でも、これはありがたい。


「……間に合うんでしょうか」


 ケーキが走る俺にしがみついて、額に汗を浮かべながら言った。……分かってるさ。間に合わなきゃ、俺のこれまでの苦労も水の泡だ。

 片側二車線の大通りから九十度の角度を付けて曲がり、俺は車道の脇から駅の向こう側までを見渡した。

 事故現場があったのは、百メートル程先の横断歩道。目を凝らして、俺は真っ直ぐに走り出す。車はまだ――

 ――いた。

 俺の十メートル程先で停車し、右ウインカーを出して直進していく車。黒の中型ワゴン。既に速度を付け始めていて、俺から離れていく。


「純くん」


 姉さんが俺に追い付き、そして――

 嘘だろ? ……まさか、こんなタイミングで?

 ――後十秒待ってくれれば、間に合ったのに!!


「くっそ!!」


 俺は車を追い掛けるように、真っ直ぐに走り出した。

 まだ、周囲はあのワゴンに危険など感じていない。……当たり前だ、ここまでは何らおかしな挙動をしていないのだから。

 あのワゴンが、全く事故とは関係のない車だったら。なんて、少しだけ期待をした。

 中型で、黒くて、ナンバープレートを隠している――……


「――純さん!! 青木さんが!!」


 ――――はっ。

 何を馬鹿なことを考えているんだ。

 ナンバープレートを隠しているんだぞ? 現場の証言と完全に一致する。……関係無いなんて、そんな訳、無いじゃないか。

 俺の視界にはゆっくりと、中型のワゴンは離れて行った。

 前方に、青木さんが横断歩道に向かっているのが見える。

 その後ろに、越後谷の姿も確認する事ができた。

 青木さんは後ろの越後谷に向かって、笑いながら話し掛けている。

 まだ二人とも、こちらには気付いていない。


「分かってる!!」


 全身の筋肉が悲鳴を上げているのが分かる。全力疾走を続けた身体は軋み、それでも前を走るワゴンに追い付く事はない。

 もはや、俺の目には青木さんと、越後谷と、ワゴンと、俺の姿しか見えていない。

 それ以外は、ただ黒い場所を走っているようにさえ感じられた。

 ――間に合わない。

 声を掛けるか?

 この人混みの中で?

 気付いて貰えるのか?

 ちくしょう。

 俺はワゴンに、青木さんに向かって、真っ直ぐに手を伸ばした。

 ――――ちくしょう。


「純くん!!」


 後ろから姉さんが、俺の意志に気付いて声を出した。――おそらく、追い掛けてきているのだろう。

 だが、姉さんと言えども、既に青木さんを助ける事は――……

 越後谷が中型のワゴンに気付いて、目を見開いた。

 こんなところで、

 終わる、訳には。


「諦めないで!!」


 瞬間。


 ――俺の中で、何かが音を立てて切れた。



「下がれ――――!! 越後谷ァ――――!!」



 がくん、と身体の力が一瞬だけ抜けて、俺は右脚を踏ん張った。

 前に居る青木さんとワゴンの距離を、今一度確認する。その距離、およそ三十メートル。激突まではもう、間もない。横断歩道を渡る通行人の先頭を歩いていた青木さんは、俺の声に気が付いて身を竦めた。

 ――そうか。青木さんが通行人の中で、一番前に居た。だから、越後谷も走らざるを得なかったんだ。

 他の通行人は俺の声に気付き、車の存在にも気付いて慌てて逃げていく。


「――――ひっ」


 ワゴンを見た青木さんの呟きが、はっきりと耳に届いた。

 ――この距離で?

 何だ。俺は、一体どうしてしまったんだ。

 越後谷が俺を見て、何か得体の知れない怪物を見たかのような顔をしていた。


 全身に、力がみなぎる。


 逃げていく通行人。胸の前で両手を握り、青ざめた顔をしている青木さん。横断歩道の赤信号。途切れない雑踏。何も見ていない、駅前の宝くじ売り。ティッシュ配り。

 ――――そして、中型のワゴン。

 全て、スローモーションだ。


 車道を走る、俺を除いては。


「ぉぉぉぉぉおおおおお!!」


 ただ、叫ぶ。

 それが何者に対しての言葉かも分からず。

 何段階か肉体のギアを上げた。つんざくような金切り音が、どこからか聞こえてくるような。

 ――あるいはそれは、スローモーションになった人々の叫び声だったのかもしれない。

 俺は目の前に居る、黒いワゴンを一瞥する。

 ワゴンに並ぶ。

 ワゴンより、一歩前に出る。

 運転席の男が見えた。覆面をしていて顔までは分からなかったが、前を向いていて、俺には気付いていないようだった。


「おおお――――」


 構わず、そのワゴンを追い抜いて前に出た。

 ワゴンの前に唐突に現れた俺に、運転席の男が驚愕の表情を浮かべる。

 俺はそれを一瞬見てから、目線を前に戻した。

 ――青木さん。

 まだ、気付いていない。

 俺を確認した青木さんが、ようやくワゴンから走る俺へと目線を移動する。

 通行人はついに、青木さんを除いて歩道へと逃げ切った。

 それでも、ワゴンは真っ直ぐに速度を上げていく。

 もう、止まることなど出来ないのだろう。


 ――――俺の方が速い。


 俺は両手を伸ばし、青木さんを抱きかかえると、


「――――おあああああ!!」


 横っ飛びに、空いている歩道へとジャンプした。


「――――純くん!!」


 おいおい。冗談だろ。

 何だ、これ。

 俺、軽く二メートル以上は跳んでるんじゃないか。

 姉さんが後ろから俺を追い掛け、ついにワゴンに並ぶ。

 俺は後を姉さんに任せる事にして、そのまま歩道へ――――

 青木さんの頭を抱えたまま、突っ込んだ。

 全身の力が抜けていく。

 スローモーションだった世界が、


「よくがんばりました!!」


 ――元に、戻った。


 着地の勢いを両足を使ってどうにか殺し、俺は青木さんを抱えてゴロゴロと地面を転がった。

 姉さんが運転席側の窓に回り込み、横断歩道を越えて、ワゴンに立ち向かう。


「――――とうっ!!」


 ――窓を、蹴破った。

 まさか、マジでやるとは。

 窓を貫通させた蹴りを、運転席の男に喰らわせたのだろう。俺の位置からは見えなかったが、間違いなく窓へと突っ込むあの右脚の深さは、運転席にめり込んでいる。

 ワゴンは急ブレーキ。急速に右へと曲がり、バランスを崩して横転した。

 姉さんは窓から右脚を引き抜き、背後に向かって高く飛び上がった。

 姉さんとワゴンに、杏月が駆け寄る。

 俺は――……


「……はっ、……はっ」


 ただ、上がった呼吸を整えながら、胸に抱いている青木さんを見た。

 まだ何が起こったのか分かっていないようで、青木さんは視点をふらふらと揺らしていた。

 俺は青木さんを抱き起こした。

 まだ、目を回している。


「……大丈夫、青木さん?」


 青木さんは横転したワゴンを見て、姉さんを見た。犯人はワゴンから引き摺り出され、杏月が覆面を外して写真を撮っていた。

 遠くから、パトカーの音が聞こえてくる。

 青木さんの目が、俺を見た。呆然と俺の顔を眺め、そして――……


「――ふえっ」


 大きな瞳から、涙がこぼれた。


「青木さん? ……だ、大丈夫?」

「――うああああっ!! ――あ―ー!!」


 まだ、気が動転しているのだろう。

 俺はようやく現状を把握し、ふう、と溜め息をついた。



 ◆



 結局その後、俺達は全員、警察の取り調べを受ける事になった。

 どうやって助けたのかは既に多数の人物に目撃されてしまっているので、俺と姉さんはもうとんでもない事になった。ワゴンを追い抜くスピードで走った二人の人間として、それは大騒ぎだった。

 それでも後から遅れて駆け付けた親父の登場で、特に俺と姉さんはマスコミに捕まる事もなく、事情を聞いただけで終わった。

 相変わらず、恭一郎には謎が多過ぎる。

 杏月はどうやら犯人の顔だけではなく、俺と姉さんの写真も撮っていたようで、現場の実際の状況を見ると、警察は驚いていた。

 ……俺にもどうしてあんなスピードが出せたのか、よく分かっていない。

 青木さんは道中ずっと俺にしがみついていた。訳も分かっていないようで、警察から怪我をしていないかと聞かれ、大慌てで「服を汚しました」と答えた青木さんは、顔を真っ赤にして俯いていた。


「……ここで大丈夫です。すいませんお姉さん、降ろしてください」

「はいはーい」


 犯人は無事捕まり、本当に無差別な、悪質な犯行であることが分かった。

 よくよく調べれば、犯人は知人友人にメールを使って、今日の犯行を予告していたのだという。人生に絶望し、どうせ死ぬなら後に人を巻き込んでやろうという迷惑極まりない考えだったらしい。

 越後谷が事故に遭った未来では、黒いワゴンは路地で発見された。もしかしたらその後、男は行方不明になっていたのかもしれない。

 家の近くまで送る事にした俺は、青木さん、越後谷と人通りの少ない住宅街を歩いていた。姉さんと杏月は車で待っていた。二人の間に会話は無かったが、特に居心地の悪い空気でもなさそうだ。


「……それじゃ、穂苅くん。越後谷。ここで」

「あ、うん」


 青木さんは俺の腕を離してから、ずっと胸の前で握り拳を作っていた。拳が震えていたのを見ると、まだ恐怖を感じているのだろう。

 大丈夫だろうか、なんて思ったが、事件は解決している。誰にも被害は出なかったのだから、じき元に戻るだろう。

 青木さんは俺に背を向け、歩いて行く。

 ――ふと振り返り、俺を見た。


「――穂苅、純君」


 夕日のせいか、どうなのか。

 青木さんは顔を真っ赤にして、潤んだ瞳で俺を見ていた。

 なんだろう。ふと夕暮れに隠れる表情の向こう側に、姉さんと同じ雰囲気を感じた。


「あ、ありがとうっ!!」


 ぺこりとお辞儀をして、真っ直ぐに駆けて行く。

 越後谷がそれを見て、相変わらずクールな表情で、


「……惚れたな」


 と、呟いた。

 何を言っているんだ。さっきまで怖がっていたのに、俺を好きになる理由が分からない。


「いや、それは無いだろ」

「はあ? お前、意外と……」

「なんだよ」

「……いや、何でもない」


 越後谷は溜め息を付いていた。なんだよ、もう。

 さて。青木さんも送った事だし、越後谷は家も近いみたいだし、大丈夫だろう。


「んじゃ、俺も帰るわ」

「おう。……今日は本当、ありがとな」


 越後谷は何かを言いたいような目で、俺を見ていた。

 悟られないように、俺は越後谷に背を向ける。


「――穂苅」


 ……という訳にも、行かないか。

 越後谷はどうやら、かなり頭の切れる男だ。今回の件を通して、俺の異常さに確信を持っただろう。

 さて、まいったな。ループのこと、話す訳にも行かないんだけど。

 俺は、振り返った。


「そういえば今日の夕方から、なんか話したい事があるって言ってたよな。今、聞くよ」


 俺はそう、切り出す事にした。

 越後谷は俺の切り返しを予測していなかったようで、曖昧な表情で眉根を寄せて――直後、溜め息を付いた。


「……今度でいい」


 ――あれ?

 見逃してくれるのだろうか。越後谷が何かを疑問に思っているのは、火を見るよりも明らかだったが。……まあ、越後谷にも色々と考える所があるのだろう。

 考えている事が顔に出ない男だからな。


「穂苅」

「ん?」


 越後谷は珍しく、意地の悪そうな笑みではない、いつになく朗らかな笑顔で、


「――ホント、ありがとな」


 そう、言った。

 それだけが、俺が今まで知ることのなかった越後谷司の真実の顔なのではないかと。

 俺は少しだけ、そう思っていた。




ここまでのご読了ありがとうございます。第三章はこれで終了です。

折り返し地点まではまだ少しだけ遠いですが、この物語のテンポはある程度見えて来たのかな、と思っています。

何かと気苦労の多い物語ですが、これからもお付き合い頂ければ幸甚です。


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