表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

そこらへんに落ちている子供の恋

作者: 飛鳥

中学2年になった、浮かれた空気の中で、あたしに大きな雷が落ちてきちゃった。

初めて同じクラスになったひとりの男。

肩書きはテニス部の新星、そんなのどうでもいい。

声をかけたいが、一人じゃできずに、友達というコネを使って話しかけてみました。

すると彼は、下を向きながら無愛想に答えた。

あまりよく見えなかった、けれど頬がピンク色。

「ますます惚れちゃった。かわいくない?」

「え~ありえない。」

みんなそう言うけど、そんなのお構いなしよ。

ジャージを着たまま、田舎道でパリ・コレごっこしながら家へ帰る。


「告白されちゃった」

みんなに報告。きぶんは婚約発表した芸能人。周りの女子はパパラッチ。

その頃はまだ、幸せ全開だった。


ふたを開けてみると、やつは羊の皮被った、野獣だった。

「たまにゃ、友達としゃべりたい。」

そんなこと言ったらすぐに睨みつけられる。

sosも発射できない、降りていくスパイラル・・・・

やっと逃げ出したと思えば、今度は後ろ指さされて、

「あたしが手にしたものって、雲みたいだなぁ。」

そんなこと言ってみて、自分を慰める。もうどうだっていいや。なんてほざきながら・・・・



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ