表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/10

いきなりな結論

そこはお城のように煌びやかな場所だった。


「ふぉふぉおお これは愛らしい姫じゃな」老人は本当に嬉しそうだった。


「二人とも愛らしい 是非とも二人を花嫁に ふおふおおおお」


「お・・お爺様」私は泣きそうな気持をこらえて話を始めた


「あの・・実は・・」


「な、なんと上は男性か びっくりじゃな」


「あの・・・・」


「此処は他国と違う」一番エラィお爺様の一言


「はい?」


「独特なマイナー宗派で・・寛容じゃ」うんうんと頷くお爺様


「そうなんですか?」彼女でなく彼が聞いてきた


「・・・近隣の国々の影響でね」私は肩の力が抜けてゆくのを感じながら答えた


「国の指導者・・総理とかがいい加減・・じゃなく廻りに合わせているのもある」

ついでながら私は答える


「一時的な契約結婚

最近、問題になっている他国の場合と違い、ワシたちの国は

弱い立場の戦争未亡人などの弱者を助けるのは

大事な事じゃ」爺さま


「お試しでも良い・・お互いの気持ちを確かめるのに時間がいるじゃろう」


「・・その手・・大変、苦労をしているの」爺様「あ・・あの」彼が赤くなる



「だから、二人とも花嫁にしなさい なんなら、しばらくは一時結婚じゃ」

いきなりな結論を言う お爺様であった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ