3/10
待っている
こじんまりとした部屋の中では
兄妹の会話・・
部屋の時計を見る 愛らしい感じの者
「もうすぐ、来られるはずだけど」そう呟く。
「ねえ、おやつ食べていい?」「んっ、ちょっと待ってね お客様が来るはずだから」
「準備は無事に済んだけど‥何の要件かな?」ため息が一つ
「逢った事がないお爺様」 「そのお友達の子で あ、僕より年上で」
「暮らしは何とかなってるけど 大きな会社を持ってる人だから
バイトをお願いしてもいいかな」ちょっとそんな事を考える。
「でも、どうして どうゆう事情で来るのだろうか?」